(CNN) イラク北部モスルを制圧しているイスラム教スンニ派武装組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」が、キリスト教やイスラム教の聖地とされる預言者ヨナの墓を破壊した。治安関係者がCNNに明らかにした。 動画共有サイトのユーチューブには、寺院の建物が爆発し、炎と煙を噴き上げる映像が投稿された。 ヨナはイスラム教とユダヤ教、キリスト教に登場する預言者で、魚に飲み込まれた話で知られる。破壊されたのは、この預言者の埋葬地と伝えられる場所で、墓はイスラム教スンニ派のモスク内にあった。 治安関係者によると、ISISは墓の周りに爆弾を仕掛け、遠隔操作で爆発させたという。 ISISはイラク国内の複数の都市を制圧し、イラクとシリアにまたがるイスラム国家の建設を目指している。反イスラム的とみなした寺院などは破壊すると警告し、この数週間でモスルにある複数のスンニ派の聖地を破壊していた。 キリスト教系の
【ロンドン=内藤泰朗】国際テロ組織アルカーイダ系組織が人体に埋め込み、空港の探知機に発見されにくくした「ステルス爆弾」を開発した可能性があると英紙タイムズが4日、報じた。爆弾は英国など欧州の過激派の手に渡ったとの情報もある。英保安当局は米国への航空機テロを防ぐため、空港での検査を強化。欧米諸国は新たなテロ発生への警戒を高めている。 同紙によると、爆弾はプラスチックなどでできており、外科的な手術で体内に埋め込まれる。このため、金属探知機でも化学物質探知機でも発見しにくい。起爆は携帯電話で行うという。イエメンを拠点とする国際テロ組織「アラビア半島のアルカーイダ」(AQAP)幹部で、爆弾製造を指揮するイブラヒム・アシリ容疑者(32)が開発したとみられている。 サウジアラビア出身で、化学を専攻する学生だった同容疑者は、2009年に欧州から米国行き航空機の乗客が着用した「下着爆弾」や、同年のサウジア
11月の米大統領選の共和党候補指名が確実なトランプ前大統領は、民主党の現職バイデン氏と現時点で支持率が拮抗し、幾つかの激戦州ではやや優位に立っているとの世論調査もある。それでもトランプ氏や同氏の側近らは、本選で敗北した場合に備えて結果に異議を申し立てるための下準備を進め、選挙の正当性に疑念を持たせるような取り組みも行っている。 マーケットcategoryアングル:中国の住宅買い換えキャンペーン、中古物件売れず苦戦中国当局は低迷する不動産市場のてこ入れ策として、市民に新しい住宅への買い換えを促すキャンペーンに乗り出し、関心も集まっている。しかし中古住宅の売れ行きが悪く、政策推進の大きな壁になっている。 午前 12:41 UTC
5月21日、クロアチア人の知り合いが訪ねてきた。ドイツには、ユーゴ紛争のときに難民として入ってきた人たちが、そのままたくさん住み着いている。クロアチア人だけで24万人以上。私の住むバーデン・ヴュルテンベルク州はとりわけ多く、そのうちの3分の1がいる。 ついでに言えば、ドイツに住む旧ユーゴの住人で、クロアチアの次に数が多いのがセルビアの20万人、ボスニア・ヘルツェゴビナが15万7000人、コソボから逃げてきた人はなんと17万人もいる。 クロアチア人の知り合いは開口一番、「国が洪水で大変なことになっています」と悲壮な面持ち。ボスニアとセルビアの悲惨な状況は、毎日ニュースになっていたので知っていたが、クロアチアのそれは初耳だった。 「えっ、クロアチアも?」 「ええ、ボスニアとセルビアほどはひどくないけど、かなりやられています」とのこと。 「あなたの家は?」と訊くと、「私の家は大丈夫なのだけど・・
ケニアの観光産業が新たな危機に見舞われている。ここへ来て再び、イスラム過激派アルシャバーブによる同国沿岸部への攻撃が相次ぎ、業界をさらに震撼させているからだ。 アルカイダと関係のあるソマリアのジハード(聖戦)集団アルシャバーブは16日夜、人気の高いラム島から30キロほど離れた村落を襲撃し、少なくとも15人を殺害した。その前日には近くの町ムペケトニで大虐殺があり、49人が死亡している。 アルシャバーブが外国人観光客に警告 目撃者によると、ムペケトニの襲撃はソマリ語を話せない男性やコーランの祈りの言葉を暗唱できない男性を標的にしており、襲撃後には、アルシャバーブから外国人訪問客に対する背筋の凍るような警告が出された。「ケニアは今、正式に交戦地帯となった。国内にとどまる訪問客の身の安全は保証しない」というものだ。 新たな暴力とケニア国内でのアルシャバーブの存在感の高まりは、ケニア政府にさらなる圧
MPEKETONI Kenya (Reuters) - Somali-linked Islamists have killed at least 50 people in a Kenyan coastal town, executing men in front of their families and killing others who had gathered to watch World Cup soccer on television. The al Shabaab group said on Monday that its commandos launched Sunday night’s strike on Mpeketoni because Kenya had sent its forces to Somalia and accused Nairobi of assass
ケニア南東部の観光地ラム島近郊のムペケトニで15日夜、イスラム過激派とみられる集団が観光施設や警察施設などを襲撃し、少なくとも48人が死亡した。AFP通信によると、犠牲者の中にはホテルやバーでサッカー・ワールドカップ(W杯)を観戦していた人々も含まれる。 武装集団は50人ほどで3台の車に分乗し、ソマリアのイスラム武装勢力「シャバブ」の旗を掲げていたという。自動小銃などを使い、15日午後9時ごろから数時間にわたって襲撃した。また、ホテルや民家が焼き打ちされたという。 イスラム過激派は、スポーツ観戦を「西洋的だ」として禁止している。ケニアの各国大使館は、W杯開催中に観戦者を狙ったテロの危険が高まっていると警告している。 一方、ボコ・ハラムによって女子生徒200人以上が誘拐されたままになっているナイジェリアでは、人々が集まるパブリックビューイング(PV)がテロの標的になるおそれがあるとして、一部
11月の米大統領選の共和党候補指名が確実なトランプ前大統領は、民主党の現職バイデン氏と現時点で支持率が拮抗し、幾つかの激戦州ではやや優位に立っているとの世論調査もある。それでもトランプ氏や同氏の側近らは、本選で敗北した場合に備えて結果に異議を申し立てるための下準備を進め、選挙の正当性に疑念を持たせるような取り組みも行っている。 マーケットcategoryアングル:中国の住宅買い換えキャンペーン、中古物件売れず苦戦中国当局は低迷する不動産市場のてこ入れ策として、市民に新しい住宅への買い換えを促すキャンペーンに乗り出し、関心も集まっている。しかし中古住宅の売れ行きが悪く、政策推進の大きな壁になっている。 午前 12:41 UTC
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