イランの首都テヘランにある故ルホラ・ホメイニ師の墓廟付近を飛行する警察当局のヘリコプター(2017年6月7日撮影)。(c)AFP/MIZA NEWS/Hasan SHIRVANI 【6月8日 AFP】イランの首都テヘラン(Tehran)で起きた同時攻撃事件で同国情報省は8日、実行犯であるイラン人の男5人が、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」にイラクとシリアで合流した後、昨年夏に帰国していたことを明らかにした。 情報省は声明で、「テロリストの5人はイランを出国後、ダーイシュ(Daesh、ISのアラビア語名の略称)が(イラクの)モスル(Mosul)と(シリアの)ラッカ(Raqa)で実行した犯罪に加わっていた」と明らかにした。 この声明は、テヘラン中心部の国会議事堂と郊外のルホラ・ホメイニ(Ruhollah Khomeini)廟(びょう)で行われた攻撃の実行犯について、これまで報道されてい
モースル奪還作戦 2017年01月15日 10:35 イラクIS モースル奪還作戦では、昨日イラク軍、特に対テロ部隊、がモースル大学の一部を占拠したとお伝えしましたが、対テロ部隊現地司令官等は、14日イラク軍がモースル大学を完全に制圧したと発表しました。 またこの大学の制圧で、モースル東部の奪還作戦は非常に有利となり、その完全制圧も時間も問題で、10日程度で完了する妥当とのことです。 また、モースル大学構内では、爆薬等製造のための化学薬品の容器9個を発見したが、ISに属する旧イラク軍要員等がこれで爆発物、自爆車等を作っていたと思われるとしています。 また、イラク軍はこれまでユーフラティス河にかかる橋(全部で4つだったか?)のうち、2を制圧した(まだ川を渡河してはいない模様)が、同じく14日第3番目の橋を制圧した由。 また、イラク軍機甲部隊は、モースルの南のこれまでISが支配していた村を占拠
西欧からのIS参戦者(EUの報告書) 2016年12月08日 11:20 ISテロ al arabiya net は、EUのテロ対策調整官が、EUの内務大臣会合へ、西欧からのシリア、イラクへの参戦者についての報告書が9日提出されると報じています。 それによると、現在シリア及びイラクで戦っている、西欧からの過激派の数は2000〜2500名で、これは一時の数字の約半数である由。 残りのうち15〜20%が死亡し、30〜35%が既に帰国している由。 また報告書は、リビアのISにも多数の西欧出身過激派が参加していたが、彼らはその国籍や出身国との関係を使って欧州に帰国する可能性が強いとしている由。 報告書は、欧州に帰国した過激派は、その後もイラクやシリア等の地域と社会ネットを使って、連絡を取る可能性が強いとして、ネットの管理者の協力とる詰めることが重要としている由。 報告書は、それら帰国者に対する監視
モースルの戦い(バグダーディの呼びかけ等) 2016年11月04日 17:18 ISイラク ・ISの指導者のバグダーディがどこにいるかは不明ですが(先に彼はシリアとイラクの間の砂漠地帯に潜んでるとの報道もあったかと思う)、ペッシュメルガの司令官は、彼らの情報によれば、バグダーディはモースル市内にいると語ったよし。 ・そのバグダーディは3日、ネットを通じて、ISのメンバーに対して、逃げることなく、モースルを守るためにイラク軍等と戦うことを呼びかけたが、その中で、同時にスンニ派のイスラム教徒に対して、ISは彼らの最後の砦であるとして、イラクの周辺国、特にトルコとサウディを攻撃することを呼びかけた由 (既にトルコではISによると思われるテロが多数発生しており、またサウディでもつい最近当局がテロを計画していたISの細胞を逮捕したことは報告済み) ・上記ペッシュメルガの司令官は、これまでのところ、モ
イラク・モスル南方の町ケイヤラ近くの油井から立ち上る黒煙(2016年10月18日撮影)。(c)AFP/BULENT KILIC 【10月19日 AFP】イラク軍が開始したイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」からのモスル(Mosul)奪還作戦をめぐり、欧州の当局者や専門家は18日までに、奪還に成功すればIS戦闘員が新たに欧州に流入してくる恐れがあると相次いで警鐘を鳴らした。既にイスラム過激派による襲撃が続発している域内で治安をめぐる懸念に拍車が掛かっている。 欧州では過去2年間、ジハード(聖戦)に参加するため数千人がイラクやシリアへ向かった。しかし、今年に入ってから両国でのISの支配領域が縮小しているため、一部は欧州に戻り始めている。 欧州連合(EU)欧州委員会のジュリアン・キング(Julian King)委員(安全保障同盟担当)はドイツ日刊紙ウェルト(Die Welt)に対し、モスル奪
モースル解放作戦等 2016年10月16日 11:51 イラクIS モースル解放作戦の開始は正しく間近に迫っているようです 関連情報とりまとめ、次の通り ・ペッシュメルガの幹部の一人は、トルコ軍の居るbaashiqa基地の近くに最近展開した米砲兵部隊が、15日夕初めてモースル郊外のIS拠点を砲撃したと語った。 彼は米軍は今後とも砲撃 を続けるようで、また砲撃と同時に有志連合空軍が空爆を行った由。 これに対して、ISはその塹壕で石油やプラスチックを燃やして、煙を出して有志連合空軍の活動を阻害しようとしているよし。 これまで米国は、米軍は訓練等のためだけにイラクにいるとしてきたが、上記の情報に関してイラク政府及び米軍からはコメントを得られていない http://www.alquds.co.uk/?p=614086 ・イバーディ首相は、15日シーア派民兵とモースル等の奪還作戦について協議した ・
ISの少年爆弾 2016年08月22日 17:14 ISテロ トルコのgaziantepでの結婚式での自爆犯が12〜14歳の少年であったとのニュースが、衝撃を与えていますが、今度はイラクのキルクークです。 尤も、こちらの方は(犯人にとっても周囲の人にとっても)幸いなことに、自爆前に取り押さえられ、死傷者等は出ませんでした。 al arabiya net は21日夜、キルクーク市の中心で、12〜14歳の男の子が自爆ベルトを着けていたのを、クルドの治安部隊が発見し、取り押さえ、爆発を防いだと報じています。 なお、こちらの方の自爆犯が少年か否かは不明ですが、同じく21日夜キルクークのシーア派のトルコマンのフセイニヤ・モスクの方では、中に入ろうとして失敗した自爆犯が自爆し、3名が負傷したとのことです。 https://www.alarabiya.net/ar/arab-and-world/iraq
今回の事件をきっかけに、日本人が今後さらにテロリストにとって利用価値の高い格好の標的になる可能性が高くなったといっても過言ではない。 遠い中近東でなく、日本の近隣諸国で活動してきた東南アジアのイスラム過激派組織のJIは、バジル師ら中核メンバーが逮捕され弱体化しつつも、インドネシア、マレーシア、タイ南部、シンガポール、フィリピン南部、ブルネイにおけるイスラム国家樹立を目指している。 そして依然としてタイ南部のイスラム過激派によるテロやフィリピンの「アブサヤフ」による身代金目当ての誘拐事件に加え、インドネシアでは「東インドネシア聖戦士機構」(MIT)や「ジェマー・アンシャルット・タウヒッド」(JAT)によるテロ事件などが頻繁に発生している。 JIの残存勢力を含む同一派が復活を狙っているとも指摘され、日本にとっても対岸の火事ではない。シリアやイラクで勢力拡大するISによるプロパガンダが、こうした
インドネシアの反テロ対策を指揮する政府高官は「昨年下半期でインドネシアのISIL戦闘員は3倍以上に膨れ上がった」と指摘した上、「これまで514人がインドネシアからシリアやイラクに戦闘員として渡った。その多くは学生や労働者と偽って渡航しているケースで、マレーシアなど近隣諸国にすでに滞在しているインドネシア人だ」と明かす。 さらに、日本企業の現地法人や工場があるマレーシアのセランゴール州で、ISILへの資金調達容疑でマレーシア人3人が逮捕された。3人は役所職員やイベント会社のマネージャーで、ISIL支援の目的でフェイスブックを通じ資金調達活動を実施。また、シリアなどでのISILのジハード参加を希望するマレーシア人テロ義勇兵派遣目的の募金活動も行っていた。 また別件では、同州でISILの新規メンバーのリクルート活動を展開していたマレーシア人14人も逮捕。 うち1人は、シリアでISILのテロ活動に
19:20 Putin says troops build-up near Ukraine borders was part of "exercises" 19:00 Volodymyr Zelensky tells Boris Johnson Nord Stream 2 commissioning by Russia "unacceptable" 18:20 Zelensky asks U.S. for clarity on NATO MAP – media 16:20 U.S. financial institutions prohibited to buy Russian bonds 15:40 Education minister: Best lecturers at President's University in Ukraine to be paid at least US$
本稿では、わずか12年弱ほどのイラク戦争後の戦後史を明らかにしつつ、ダーイシュの真の姿=その組織、戦略、そして戦術を皆さんと共有したい。そうすることによって、彼らが一体いかなる組織なのか、彼らの行き着く先がどこなのか、白日の下にさらされるだろう。 これはダーイシュという幻の脱構築であり、その誤った認識論的な存在に終止符を打つことである。 イラク元政権関係者が築きあげた「ダーイシュ」 ダーイシュは実にイラク的なのだ。この認識を持つことが始まりとなる。彼らは、イラクという大地から生まれた過激派組織なのだ。その秘密結社的な紐帯、そして、極度の残虐性。いずれもイラクという土壌を抜きにしては語れない。 そして、ダーイシュを成立させしめたのは、イラク南部にあった米軍キャンプ「キャンプ・ブッカ」の拘置所であったことを決して忘れてはならない。拘置所において、旧バアス党や旧イラク軍の関係者がイスラム主義の過
私たちの同胞が殺された今、我々はもはや塹壕に篭もっていてはならない。彼らの脅威から目を背けることは、次の犠牲を生むことになるからだ。目を見開いて、敵を見据えること。 彼らのことを「イスラム国」ともはや呼ぶ必要はないだろう。「イラクとシャームのイスラム国」のアラビア語の略称である「ダーイシュ」(al-Dawla al-Islamiya fi al-Iraq wa al-Sham)と呼び捨てにすることだ。この2月4日早朝に、ムアズ・カサスベ空軍パイロットの残虐な殺戮に怒りを押し殺したアブドゥッラー国王が、ヨルダン国民を前にしてテレビでそう呼び捨てたように。 なぜなら、そうした共通の認識をとることこそが、「ダーイシュ」が確信的に築き上げ、不要に膨張した彼らの共同幻想を打ち砕くことになるからだ。こうして、不幸な事件が連続する中で、ヨルダン国民と私たちは1つになる。 筆者は、すでにイスラム主義との戦
(CNN) イラク北部モスルを制圧しているイスラム教スンニ派武装組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」が、キリスト教やイスラム教の聖地とされる預言者ヨナの墓を破壊した。治安関係者がCNNに明らかにした。 動画共有サイトのユーチューブには、寺院の建物が爆発し、炎と煙を噴き上げる映像が投稿された。 ヨナはイスラム教とユダヤ教、キリスト教に登場する預言者で、魚に飲み込まれた話で知られる。破壊されたのは、この預言者の埋葬地と伝えられる場所で、墓はイスラム教スンニ派のモスク内にあった。 治安関係者によると、ISISは墓の周りに爆弾を仕掛け、遠隔操作で爆発させたという。 ISISはイラク国内の複数の都市を制圧し、イラクとシリアにまたがるイスラム国家の建設を目指している。反イスラム的とみなした寺院などは破壊すると警告し、この数週間でモスルにある複数のスンニ派の聖地を破壊していた。 キリスト教系の
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