政治と経済 『SBU chief: Russia infiltrates agents into Ukrainian patriotic organizations』へのコメント
「イスラムが欧州をレイプ」と題した写真を掲載したポーランドの右派系雑誌「w Sieci」最新号の表紙(2016年2月18日撮影)。(c)AFP/JANEK SKARZYNSKI 【2月19日 AFP】ポーランドの右派系雑誌が、最新号の表紙で「イスラムが欧州をレイプ」と題した写真を掲載し、第2次世界大戦(World War II)中のファシストのプロパガンダをほうふつとさせるなどとの批判がソーシャルメディア上で殺到している。 写真を載せたのはニュース週刊誌「w Sieci」。写真では、欧州連合(EU)の旗を身にまとった金髪の女性が、浅黒く毛深い腕をした男性たちにつかまれ、恐怖におののいた表情を見せている。 この表紙について同誌は、ドイツ西部ケルン(Cologne)で昨年の大みそかの年越し行事中に、大勢の女性が北アフリカや中東出身とされる男らから性的暴行を受けた事件を象徴したものだと説明してい
ドイツと中国の蜜月関係 ドイツにおける中国報道が、ここのところ面白いほど変化してきた。 去年の半ばぐらいまで、ドイツメディアはとにかく中国贔屓で、聞こえてくるのは中国経済が力強く伸びていく話ばかりだった。「中国はあれも買ってくれる、これも買ってくれる」、「それも千個ではなく十万個」といった竜宮城のような話だ。 日本で報道される中国の姿とのあまりの差に、私はしばしばビックリし、どちらが本当だろうかと考え込むことさえあった。 中国詣でを熱心にやり始めたのはシュレーダー前首相で、十年以上も前のことだが、その後を継いだメルケル首相は、最初の2年ほどはダライ・ラマに会うなどして中国側の機嫌を損ねたものの、それ以後はシュレーダー首相を超えるほどの蜜月外交に徹し始めた。 毎年、大勢の財界のボス達を伴って北京を訪問しては、自動車を売り、エアバスを売り、ヨーロッパでは放棄した超高速鉄道も売って、「中国はドイ
2010年代の後半に入った今、欧州連合(EU)が3本の断層線に沿って分裂しつつある。1本目は、裕福な北と債務を抱えた南を分けている。2本目は欧州統合に懐疑的な周縁国と欧州統合を支持する中心国を隔てている。3本目の断層線は社会的にリベラルな西と独裁色を強める東の間に走っている。これは分裂と崩壊の現場だ。 2016年について具体的な予想をするのは難しい。もちろん、既知のリスクはたくさんある。 EU加盟に関する英国の国民投票。着実に流れ込む難民。拡大する経済的不均衡。ギリシャのメルトダウン。ほぼ支払い不能状態のイタリアの銀行システムと、財政政策を巡り、ドイツとユーロ圏周縁諸国の間で生じようとしている緊張。 ジハード(聖戦)主義者のテロ。スペインとポルトガルの政治的不確実性。解決とはほど遠いウクライナ危機。人々の意識からは薄れたが、欧州大陸にまだ残っている産業力の支柱の1つを損なう恐れのあるフォル
旧陸軍知覧飛行場跡のある鹿児島県南九州市が、アウシュビッツ強制収容所跡のあるポーランド南部のオシフィエンチム市と9月に予定していた友好交流協定の締結を中止した。特攻隊員の遺族らから反対意見が相次いで寄せられたため、混乱を避けるため断念したという。 特攻隊関連資料の収集や公開を進める南九州市は、連携して戦争の悲惨さや平和の尊さを伝えていこうと、オシフィエンチム市と協定を結ぶ方針を決定。9月21日に同市のアルベルト・バルトッシュ市長を南九州市に招き、締結式を行う予定だった。 ところが、協定締結の方針が報じられた今月中旬から、市に対し「ナチス・ドイツによるユダヤ人大量虐殺の象徴であるアウシュビッツと特攻が同質のものとして受け止められかねない」といった反対意見が、電話やメールなどで、遺族からも含め計百数十件寄せられた。 このため市は27日、「このま… この記事は有料会員記事です。有料会員になると続
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