ドイツの首都ベルリンにある国防省で行われた退任式典で、手を振って別れを告げるアンゲラ・メルケル首相(2021年12月2日撮影)。(c)Odd ANDERSEN / POOL / AFP 【12月3日 AFP】ドイツの首都ベルリンの国防省で2日、アンゲラ・メルケル(Angela Merkel)首相(67)の退任式が行われた。メルケル氏は送別の曲として、共産主義政権時代に「パンクのゴッドマザー」と呼ばれた歌手ニナ・ハーゲン(Nina Hagen)のヒット曲を選び、周囲を驚かせた。 ドイツでは今月8日、議会が社会民主党(SPD)のオラフ・ショルツ(Olaf Scholz)現財務相をメルケル首相の後任として正式に選出し、16年間続いた保守政権から中道左派政権へと移行する。 2日夜の式典では、正装した兵士たちが火のついたたいまつを持ち参加し、鼓笛隊が演奏する伝統的な軍楽に加え、首相自身が選んだ曲目が
ドイツのメルケル首相(64)の健康状態について説明を求める声が高まっている。3度の震えの発作の後、11日にはベルリンでの式典で座って国歌を聞く異例のスタイルが取られ、健康不安説に拍車がかかっている。 首相府で11日開かれたデンマークのフレデリクセン首相の歓迎式典では椅子が用意され、両首相が着席。起立して聞く国歌演奏の最中も着席していた。3度の発作は長時間立ち続けた際に発生しており、発作を抑えるためとみられる。この日は震えは出なかった。 最初の発作は6月18日、ウクライナ大統領の歓迎式典。その後、同27日と今月10日に発作が起きた。政府は最初の発作を「炎天下での脱水症状」と強調。だが2度目以降は屋内や涼しい気候時に起きており、メルケル氏は「(2、3度目は)最初の発作に対処する(心理的な)段階で起きたもの」と述べた。同様の発作を避けたいという思いが再び発作を誘発したという趣旨で、深刻ではないと
Ereni Looking beyond the era of Angela Merkel/ Gideon Rachman/ But Ms Merkel’s retreat is likely to make Germany more introverted and unstable and therefore less able to lead in Europe or internationally./It is also probable that any successor to Ms Merkel as leader of the CDU will seek to move the( メルケル ドイツ FT politics
ドイツ政治の保守の牙城(がじょう)、南部バイエルン州で異変が起きている。14日にある州議会選挙で、これまで単独過半数を占めてきたメルケル政権の与党が大幅に議席を減らし、緑の党などとの連立協議を余儀なくされる見通しだ。難民政策や連立与党内の迷走が影響した格好で、批判の矛先がメルケル首相に向かう可能性もある。 「長く、険しい選挙運動だった」。バイエルン州議会で現在、単独過半数を占めるキリスト教社会同盟(CSU)のゼーダー州首相は12日の記者会見で苦渋の表情を浮かべた。 CSUは戦後の50年以上にわたって同州議会で単独過半数を占めてきた。保守的な農村やカトリック社会と密接なつながりを持ち、王国が長く続いたバイエルンの独自政党として存在感を示してきた。州内では、メルケル首相が党首の姉妹政党キリスト教民主同盟(CDU)は活動せず、事実上、CDUの「州支部」のような役割も担う。 今回の選挙でCSUは歴
ドイツのメルケル首相は29日、ギリシャとスペインからドイツに入国した難民や移民を送り返すことで両国と合意したことを明らかにしました。ドイツでは、難民の受け入れをめぐって連立政権の中で対立が激化し、政権が崩壊するおそれも指摘されていましたが、EU=ヨーロッパ連合の首脳会議を含めた一連の合意によって、危機はひとまず回避されるという見方が強まっています。 ドイツでは、連立与党の1つで難民の受け入れに厳しい「キリスト教社会同盟」の党首を務めるゼーホーファー内相とメルケル首相が対立し、会議の結果次第では、連立政権が崩壊するおそれも指摘されていました。 しかし、「キリスト教社会同盟」の幹部からは、EUの首脳会議で難民か移民かを審査する施設の設置を検討することなどで合意したことと、今回、両国と合意したことを評価する声が出ていて、危機はひとまず回避されるという見方が強まっています。
学び 『『『『How Recep Tayyip Erdogan seduces Turkish migrants in Europe』へのコメント』へのコメント』へのコメント』へのコメント
(CNN) ドイツの与党・キリスト教民主同盟(CDU)を率いるメルケル首相は9日、記者会見で、難民受け入れ数の上限を年間20万人とすることを目指す方針で姉妹政党のキリスト教社会同盟(CSU)と合意したと発表した。メルケル首相はこれまで、受け入れ数に上限を設けることを拒んでいたが、大きく路線転換した形だ。 CSUのゼーホーファー党首との共同記者会見で明らかにした。メルケル氏とゼーホーファー氏はこの会見に先立つ協議で、2週間前の総選挙の結果が思わしくなかったことを受け、一連の問題をめぐる両党の妥協点を探っていた。 両党は協議の中で、ドイツに到着する難民の数を年間20万人に制限することを目指す方針で合意した。 ゼーホーファー氏はこうした政策を再三にわたり要求していたものの、メルケル氏は一貫して拒否。7月には、「上限設定の問題に関する私の立場は明快だ」「これを受け入れるつもりはない」と述べていた。
伊シチリア島で開かれた先進7か国(G7)首脳会議(サミット)に出席するドナルド・トランプ米大統領(右)とアンゲラ・メルケル独首相(2017年5月26日撮影)。(c)AFP/PHILIPPE WOJAZER 【5月31日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は30日、アンゲラ・メルケル(Angela Merkel)独首相が米国を批判したことを受け、ドイツの貿易戦略や防衛費について新たな批判を展開した。欧米間の外交上の溝を深める動きだ。 先週、初の公式外遊に臨んだトランプ大統領は、ベルギー・ブリュッセル(Brussels)と伊シチリア(Sicily)島でそれぞれ開催された北大西洋条約機構(NATO)と先進7か国(G7)の首脳会議で、各国に苦い経験をさせ欧州を去っていた。 欧州各国首脳は、トランプ大統領が2015年に締結された温暖化対策の国際枠組み「パリ協定(Paris
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