著:スタイン・ミッツアー と ヨースト・オリーマンズ(編訳:Tarao Goo) 戦争で荒廃した国:シリアへのAK-104カービンの引渡しは全く報告されていないままであり、戦場への影響はこれまで取るに足らないものでした。それにもかかわらず、これらは定期的にシリアに到着し続けるロシア製兵器の流れの増加を表しています。 シリアは、90年代から限定的に生産されているこのカービンを受け取った最初の輸出先と考えられています。シリア内戦が結果としてAK-104の実戦デビューと言えます。 ほとんどがシリア陸軍(SyAA)とそれより少量が共和国防衛隊へ支給された評判が良いAK-74Mとは逆に、少数のAK-104はその殆どが以前のシリアの機動隊に相当するいわゆる治安維持軍に支給されました。 もともとこの部隊の大半は警防・盾や催涙ガスで装備されたスンニ派の部隊でスタジアムやデモの間に展開していましたが、革命の
カブール(CNN) アフガニスタンの反政府勢力タリバーンに対し、ロシア政府から武器が供給されている可能性があることが25日までに分かった。CNNがこのほど独占入手した2本の映像では、2つのタリバーン組織がそれぞれロシアからの武器を手に入れたと主張している。一方、ロシア側は、こうした指摘を否定している。 米軍司令官らは今年4月以降、ロシアからタリバーンへの武器の流れに懸念を示してきたが、裏付けとなるような現地の画像などは得られていなかった。 CNNが入手した一方の映像に登場するのは西部ヘラート近郊の分派組織。最近、敵対するタリバーン主流派組織に攻撃を仕掛け、メンバー18人を殺害、6人を拘束したという。 幹部はこの時に奪ったという銃などを掲げてみせ、主流派組織がロシアからイラン経由で与えられた武器だと説明。過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」と戦うために供給される武器が、「我々
著:シュタイン・ミッツアーとヨースト・オリーマンズ(編訳:Tarao Goo) シリア軍への新しいAFVの供与に関する多くの噂に続いて、シリアから流出したいくらかの画像はそのような引渡しが実際に行われたことを明らかにしました。これらの新しく引き渡されたAFVは、 現在、T4空軍基地~タドムル(パルミラ)間でIS(イスラミック・ステート)との厳しい戦闘に従事しているシリア陸軍第5軍団へ配備されることになっています。 事実、現在ここで行われている戦闘を報じる画像やビデオで、既にこれらの車輌がISへの反撃の役割を果たしている状況が確認されているのです。 多くの人々は2015年後半にシリア軍部隊にこれらの車輌の小数の引き渡しに続いて、より多くのT-72やT-90でさえ供与されることを期待していましたが、現時点における第5軍団の中核はT-62MやBMP-1(P)といった戦闘で実績のあるAFVで占めら
著:シュタイン・ミッツアーとヨースト・オリーマンズ(編訳:Tarao Goo) 今年初めにT-62MとBMP-1をシリア軍に初めて引き渡した後にシリアから出てきた新たな画像は、より多くの種類のAFVが最近になってロシアの「シリア急行」に積載されてシリアへ送られたことを明らかにしました。今ではこれらの新たな供与は、ホムス東部でシリア軍のイスラミック・ステート(IS)に対する大躍進をもたらしています。新たに引き渡されたAFVはISへの反撃のために最終的に同地に配備される可能性が高いでしょう。 大量の武器や車両の引渡しは、現在シリア各地で活動している多くの民兵組織のいくつかを編入した統一軍を創設する計画を含むシリア軍(SAA:Syrian Arab Army)の事実上の再建の一環です。このプロセスを背後で支える原動力は新たに設立された第5軍団であり、同軍団は過去6年の間にSAAの役割を奪ってきた
ロシア軍事使節団のトブルク到着 2017年01月11日 21:22 リビアロシア al arabiya net は消息筋によれば、ロシアの軍事使節団が11日リビアのトブルクに到着し、トブルク政府軍の最高司令官haftar将軍及びトブルク議会議長等と会談する予定と報じています。 記事は、haftar将軍は昨年11月にモスクワを訪問し、ロシア外相や国防相と会談したが、haftarはロシア国防相に対して武器供与を要請したと語ったコメントしています。 これに対して、ラブロフ外相はリビア軍のテロリストとの戦い、およびリビアの安定のための努力を称賛しつつも、ロシアとしては安保理の対リビア武器禁輸決議に縛られていると答えた由。 外交筋によると、haftarはロシアに対して、安保理決議を撤廃するか、第3者を通じて武器と弾薬類を供与してほしいと要請したが、ロシアはその立場を堅持した由。 https://ww
リビア情勢 2017年01月06日 17:48 リビアロシア リビアではいまだ3の政府が鼎立して、統一政府の成立には程遠い状況が続いているようですが、若干断片的ながら、リビアに関する本日の報道次の通り。 なお、シリアに対するロシアの影響力の伸長が注目されているところ、どうやらロシアはリビアにも目を向けている模様です(ここでも手段は軍事的というか、武器供与のようです) ・国連のリビア特別代表は5日、チュニスでトブルク議会議長と会談を始めた。 トブルク議会議長は、チュニジアがリビア問題解決の仲介をしたいとの意向表明を受け、チュニスに来たもので、チュニジア大統領の他チュニジ政府要人、更にアラブ連盟のリビア特別代表とも会談を予定している。 (セラージュの統一新政府がリビアで権威を確立できない背後に、このトブルク議会議長がこれまで、頑として統一政府の承認のための議会を開こうとしなかったことがあるので
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