インタビューに応じるタリバンのシェール・モハンマド・アッバス・スタネクザイ氏=ドーハで2019年7月8日、毎日新聞助手撮影 アフガニスタンの旧支配勢力タリバン幹部で、米軍撤収に向けた米国との交渉団を率いるシェール・モハンマド・アッバス・スタネクザイ氏が8日、カタールの首都ドーハで毎日新聞のインタビューに応じた。スタネクザイ氏は米国と合意する際、日本などアジアや欧州の複数の国が「保証人」として合意の履行を担保する形が望ましいとの意向を明らかにした。スタネクザイ氏が日本メディアと会見するのは異例で、タリバンが今回の交渉に関連して日本の関与の可能性に言及したのは初めてだ。 スタネクザイ氏は米軍の撤収時期と、アフガン国内でテロ組織の活動を許さないことについて協議中だと説明。「草案の合意後に本合意が署名され、保証人がいる前で合意が発表されるだろう。保証人となる国はまだ決まっていないし、関係国の同意が
【ワシントン時事】北大西洋条約機構(NATO)軍事委員会のパベル議長は25日、ロシアがアフガニスタンの反政府勢力タリバンに燃料を提供していると明らかにした。 ワシントン市内で時事通信など一部メディアの取材に応じた。 トランプ政権はタリバンの勢力拡大を阻止するため、アフガンに米軍部隊を増派したばかりだ。ロシアによるタリバン支援が活発化すれば、アフガンで米ロの対立が先鋭化する恐れもある。 パベル議長は「ロシアがいくつかの企業を通じてタリバンに燃料を提供しているという報告が情報機関からある」と語った。一方で、タリバンへの武器の提供については「証拠は握っていない」と述べた。 NATOは26日、ブリュッセルでロシア代表団との定期会合を開催する。その中で、ウクライナ問題とともに、アフガン問題についても協議する予定だ。 米国は2001年の米同時テロを受けて、アフガンに侵攻。米国が後ろ盾となっている民主政
カブール(CNN) アフガニスタンの反政府勢力タリバーンに対し、ロシア政府から武器が供給されている可能性があることが25日までに分かった。CNNがこのほど独占入手した2本の映像では、2つのタリバーン組織がそれぞれロシアからの武器を手に入れたと主張している。一方、ロシア側は、こうした指摘を否定している。 米軍司令官らは今年4月以降、ロシアからタリバーンへの武器の流れに懸念を示してきたが、裏付けとなるような現地の画像などは得られていなかった。 CNNが入手した一方の映像に登場するのは西部ヘラート近郊の分派組織。最近、敵対するタリバーン主流派組織に攻撃を仕掛け、メンバー18人を殺害、6人を拘束したという。 幹部はこの時に奪ったという銃などを掲げてみせ、主流派組織がロシアからイラン経由で与えられた武器だと説明。過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」と戦うために供給される武器が、「我々
アフガニスタン・カブール(CNN) アフガニスタンの首都カブールで24日早朝、爆弾を仕掛けた車が爆発し、少なくとも31人が死亡した。反政府勢力タリバーンが犯行声明を出した。 アフガン内務省の報道官がCNNに語ったところによると、爆発は午前6時40分ごろ、市西部の一角で起きた。 タリバーンは犯行声明で、アフガン情報当局者が乗ったバスを狙ったと発表した。しかし同報道官によると、犠牲者は鉱物・石油当局の職員など全員が民間人。負傷者の中には女性や子どもも含まれていた。 カブールの病院当局責任者は死者29人、負傷者少なくとも40人と発表した。 アフガンのアブドラ行政長官(首相に相当)は声明で「公務員に対するテロ攻撃」を強く非難した。 ガニ大統領は「敵は戦場で我が軍に対応できず、罪のない民間人を標的にしている」と述べた。 国連のグテーレス事務総長も非難声明を発表。民間人を故意に狙った攻撃は「重大な人権
U.S. Army General John Nicholson (L), commander of U.S. Forces Afghanistan, and U.S. Defense Secretary James Mattis (R) hold a news conference at Resolute Support headquarters in Kabul, Afghanistan April 24, 2017. REUTERS/Jonathan Ernst Acquire Licensing Rights KABUL (Reuters) - The head of U.S. and international forces in Afghanistan said on Monday he was "not refuting" reports that Russia was pr
タリバンが犯行声明 【ニューデリー金子淳】アフガニスタン北部バルフ州の州都マザリシャリフ郊外で21日、武装集団がアフガン軍の基地を襲撃し、軍関係者によると、少なくとも兵士50人が死亡、73人が負傷した。旧支配勢力タリバンが犯行声明を出した。軍の拠点内部に侵入されたうえ多数の犠牲者を出したことで、アフガン軍の治安維持能力に改めて疑問符が突きつけられた格好だ。 アフガン国防省などによると、襲撃があったのは北部を管轄する部隊の本部がある基地で、独軍などの外国軍も駐留している。外国兵が巻き込まれたかは不明だ。
アフガニスタンに駐留するアメリカ軍の司令官は、反政府武装勢力タリバンの支配地域がこの1年で拡大していると強い懸念を示したうえで、アフガニスタン軍の育成などのため、国際社会にさらに数千人の兵力の増強を求める必要があるという認識を示しました。 この中でニコルソン司令官は、反政府武装勢力タリバンの支配地域がこの1年で拡大し、アフガニスタン政府は統制下に置いていた地域のおよそ15%を失ったという見方を示しました。 そのうえで、現地に駐留するアメリカ軍などの国際部隊およそ1万3000人余りについて、「アフガニスタン軍を育成し支援する任務に数千人が足りない」と述べ、国際社会にさらに数千人の兵力の増強を求める必要があるという認識を示しました。 また、ニコルソン司令官はロシアがタリバンに急接近し関係を強めていると指摘し、「ロシアの関与が現地の情勢を複雑にしている」と述べて、ロシアとタリバンの関係に強い警戒
中東各地におけるテロ 2017年01月22日 09:49 テロ中東関連 トランプは、過激イスラムテロを地球上からeradicateすると宣言しましたが、本日のアラビア語メディアを見ると、少なくとも中東では各地でテロまたはその危険性が増しているようです。 ・まずトルコですが、イスタンブールで20日の夜、何者かが警察署と与党AKP事務所に砲弾を放ったが、21日には警察車両が銃撃された。 どの事件でも人的被害はなく、また犯行声明も出ていない模様 ・レバノンでは21日夕、市の中心地のハムラ通りの、レストランで自爆しようとした18歳の青年を警察が取り押さえ、彼は負傷した(爆発ではなさそう)が、人的被害はなかった模様。 背景等は不明 ・サウディでは、イスラムの聖地メッカに近いジェッダで警察が21日2名のテロリストを拘束しようとして、銃撃戦となり、2名は自爆した。 そのほかの詳細は不明 ・21日朝パキス
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