タリバンが犯行声明 【ニューデリー金子淳】アフガニスタン北部バルフ州の州都マザリシャリフ郊外で21日、武装集団がアフガン軍の基地を襲撃し、軍関係者によると、少なくとも兵士50人が死亡、73人が負傷した。旧支配勢力タリバンが犯行声明を出した。軍の拠点内部に侵入されたうえ多数の犠牲者を出したことで、アフガン軍の治安維持能力に改めて疑問符が突きつけられた格好だ。 アフガン国防省などによると、襲撃があったのは北部を管轄する部隊の本部がある基地で、独軍などの外国軍も駐留している。外国兵が巻き込まれたかは不明だ。