江川 未解決に終わった國松孝次警察庁長官狙撃事件について、私たちの知りたかったことが、この本には全部書いてあります。犯行を自供している中村泰(ひろし)という老人が真犯人だという報道は以前から一部でありましたが、直に中村の取り調べを担当した原さんの記録ですから、実に具体的で決定的です。裏付けもほぼ取れたのに、なぜ立件できなかったのか。なぜ公安部がオウム真理教犯行説にこだわり続けたのか。その経緯がよくわかりました。 原 私は警察官人生36年半のうち多くの年月においてオウム事件と警察庁長官狙撃事件に携わりました。平成7年の地下鉄サリン事件と麻原彰晃逮捕から、平成24年に最後の特別手配犯を逮捕するまでかかわった。そんな捜査員は、たぶん私しかいないと思います。 江川 オウム裁判はこの1月にすべて終わって、3月には死刑囚13人のうち7人が、東京拘置所から地方の拘置所へ移送されましたね。 原 執行が現実
ロシアの海域で操業していた北朝鮮の漁船に対して、ロシア国境軍(国境警備隊)が発砲し、北朝鮮の乗組員1人が死亡する事件が起きたとAP通信が報じている。 ロシア当局によると、14日夜に北朝鮮の漁船「テヤン10号」がロシアの排他的経済水域で違法操業を行っていた。これを発見した国境警備隊は同船に停船を命じた。 リンチで殺害警備隊員が同船に乗り込み臨検しようとしたが、乗務員は暴力的に抵抗した上、警備隊員の武器を奪い、そのまま逃走しようとした。 ロシアの警備艇はテヤン10号に対して数回警告射撃を行った。それにもかかわらず、漁船の乗組員は警備隊員に暴力を振るい、頭部を負傷させたため、自衛のためやむを得ず銃撃したという。その結果、北朝鮮の乗組員1人が死亡、8人が負傷した。 北朝鮮の金正恩党委員長は近年、精力的に水産部門の視察を続けている。つまり、漁業関係者には国家から漁獲拡大の号令が下っている状況であり、
中朝国境沿いの中国吉林省長白朝鮮族自治県で28日朝、中国側に侵入して略奪行為を行った北朝鮮人5人が中国の治安当局との間で銃撃戦となったと、韓国の聯合ニュースが報じた。5人は北朝鮮兵士とみられ、うち2人は拘束されたが残る3人は逃走。中国側に負傷者が出ているという。 同ニュースによると、5人は23日夜に図們江(北朝鮮名・豆満江)の対岸にある北朝鮮両江道恵山から銃を持って中国側に侵入し、農村で略奪行為を行っていた。当局は現在も、地元住民に夜間の外出を控えるよう求めているという。 同自治県から対岸の恵山までの川幅は狭いところでは10メートル程度で、過去にも北朝鮮兵士の越境事件が発生している。地元関係筋によると、脱北や密輸が多いため、近年は警備が強化されているという。(瀋陽=平賀拓哉)
デイリーNKジャパンの北朝鮮内部情報筋によれば、その事件は、4月上旬に起きたという。北朝鮮北部・咸鏡北道のとある国境都市に住む現職の保安署(警察)幹部である朴氏(50代前半)は、この夜もいつもの様に2年来の不倫相手の女性の家に上がり込み、逢瀬を楽しんでいた。ところがそこに女性の夫(金氏)が帰宅。「現場」で鉢合わせになった朴氏は慌てて外に逃げ出したものの、金氏は台所にあった包丁片手に追いかけ、朴氏を5回以上もメッタ刺しにした。朴氏は現場で死亡が確認された。 権力者たちの「乱れた性」金氏はその足ですぐに立ち去り、行方をくらませた。朴氏の立場が立場だっただけに、治安当局もメンツにかけて総動員体制をとっており、中国への逃走を防ごうと、軍である国境警備隊までもが動員されているという。 と、ここまではどこの国にもありそうな話だが、特筆すべきは、情報筋が伝えてきた現地住民の反応である。「権力があるからと
核実験に功績のあった科学者の表彰式典で式辞を述べる金正恩第1書記。平壌で撮影。朝鮮中央通信配信(2016年1月13日配信、資料写真)。(c)AFP/KCNA via KNS〔AFPBB News〕 新年早々、北朝鮮の医師2人がカンボジアの首都プノンペンで死んだ。新しい年を祝うパーティーで酒を飲み過ぎて、心臓麻痺を起こしたという診断だった。 だが、この出来事には不可解な点も残る。経済苦境にあえぐ北朝鮮は、医師などの専門家を強制的に特定の国に送り出し、外貨を獲得させていた。2人の医師の死は、そういう特殊な出稼ぎの実態を明示していた。北朝鮮の核武装への動きの背後に存在する暗部の実情が垣間見えるといってもよい。 妻たちが緊急処置を施したが・・・ カンボジアの新聞「プノンペン・ポスト」の報道によると、1月2日、プノンペン市の北朝鮮大使館から地元警察に「北朝鮮国籍の医師2人が死亡した」という通報があっ
今月17日に国連総会が採択した、北朝鮮の人権侵害の追及を促す決議は、そのための取り組みが「速やかに」行われることを求めている。その背景には、ひとつの重大な懸念があると思われる。 急がなければ、文字通り人格を全否定されている政治犯収容所の収容者たちが「証拠隠滅」のために抹殺されてしまうのではないか、という懸念だ。 収容所で看守として働いていた脱北者、アン・ミョンチョル氏は、「北朝鮮における人権に関する国連調査委員会(COI)」の最終報告書(以下、国連報告書)の中で次のように証言している。 「管理所では、収容者は戸籍のある国民ではなく、処刑に法律は不要だった。国家安全保衛部の担当官が生死を決定していた。担当官の決定がすべてだった」 調査委員会は、収容所内の収容者の大半が釈放される見込みがないことを把握している。完全管理区域に死ぬまで収監される。比較的罪が軽微で第15政治犯収容所の改造区域の収容
【ソウル澤田克己】リッパート駐韓米大使がソウルで襲われて重症を負った事件が、韓国で政治理念の対立に発展する様相を見せ始めた。政府・与党などの保守派は「親北朝鮮勢力の起こした事件だ」との批判を強め、南北交流に前向きな進歩派の野党に攻勢をかけようとしている。 【写真】男にナイフで襲われたリッパート大使 李完九(イ・ワング)首相と与党セヌリ党の金武星(キム・ムソン)代表らは6日、首相官邸で今後の対応を協議。大使襲撃は北朝鮮に追従する「従北勢力」が引き起こした事件だと断定し、徹底した捜査が必要という認識で一致した。 捜査当局は、キム・ギジョン容疑者(54)が北朝鮮を7回訪問したうえ、北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記が2011年に死去した際に焼香所をソウルで設置しようとしたことに着目し、国家保安法違反でも立件することを念頭に置いている。 キム容疑者が訪朝したのは、南北交流が活発だった金
米大使を襲撃した韓国人テロリスト「この前(日本大使襲撃)はテロじゃない。今回はテロだ」 1 名前: チキンウィングフェースロック(大阪府)@\(^o^)/:2015/03/05(木) 14:18:00.64 ID:531+iMqy0.net 【ソウル時事】5日午前7時40分ごろ、突然悲鳴、怒声が響いた。リッパート駐韓米大使は、刃物で切り付けられ、鮮血が流れる顔を押さえ、病院に。警察が駆け付けるまでの数分、犯人の男(54)はうつぶせに取り押さえられたまま、「独島(竹島)は韓国領土」「米軍のやつらはなぜこの地で戦争訓練をするのか」などと叫んだ。 男は2010年7月に当時の重家俊範駐韓大使に投石し、懲役2年、執行猶予3年の有罪判決を受けた。今回の事件では現場で「あのときはテロではなかった。今回はテロだ」と大声で訴えた。 午前7時半から朝食会を兼ねた講演会が始まる予定だったが、大使は5分ほど遅れて
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