小学生の娘の“いたずら”から夫婦殺傷、被告が初めて自ら…「いきなり大声で『おまえか!どこに傷があるんだ、この野郎』と恫喝続き、とにかく離れて欲しかった」検察側の質問には全て黙秘 そして判決は「被告人の証言は…」
千葉市中央区の路上で乾燥大麻を所持したとして、大麻取締法違反(所持)の罪に問われたジャズバンド「ソイル・アンド・ピンプ・セッションズ」の元ドラマー、緑川直人被告(45)=同区=の初公判が30日、千葉地裁(土倉健太裁判官)であり、被告は起訴内容を認めた。検察側は懲役8月を求刑し、弁護側は執行猶予付きの判決を求めて即日結審した。判決は9月6日。 検察側の冒頭陳述によると、被告は少なくとも2013年ごろから大麻を使用。同区内の路上で職務質問された際に所持していた大麻は、今年4月上旬に東京都渋谷区内で密売人から購入したものだった。 弁護側の被告人質問で被告は、バンドメンバーから暴力を振るわれることがあり「心の不安を取り除くために使用した」と述べ、ファンに対し「裏切ってしまい非常に申し訳ない」と謝罪した。 検察側は「常習性が認められ、動機が身勝手で再犯の可能性も高い」と指摘。弁護側は「一貫して罪を認
JR宇都宮線内で喫煙を注意した高校生を暴行し、傷害、強要などの罪に問われた元ホストクラブ従業員宮本一馬被告(28)の判決公判が19日、宇都宮地裁栃木支部で開かれ、片山憲一裁判長は懲役2年(求刑懲役3年)の実刑判決を言い渡した。 宮本被告は今年1月23日、電車の優先席で寝転んで喫煙。男子高校生が注意すると、「くそがき、おまえ、俺にしゃべりかけられる分際とちゃうんや」「ぶっ殺すぞ、こら。けんか売ってるんじゃねえぞ」と因縁をつけ、土下座させた。高校生の頭を踏み付けた上、蹴る殴るの暴行を加え、頬骨(きょうこつ)骨折など全治6カ月の重傷を負わせた。 また、送検後、検察官の取り調べに対して「あんまり人をばかにしたしゃべり方すんなよ」「カメラ関係あるか。俺、暴れるときまじで暴れるぞ」「女には手上げへんけど、男には手上げるからな」と脅迫し、公務執行妨害でも起訴された。 弁護側は「大々的に報道され、社会罰も
格安航空会社(LCC)のピーチ・アビエーション機内でマスク着用を拒否した上、客室乗務員を負傷させて運航を妨害したなどとして、威力業務妨害などの罪に問われた元大学職員、奥野淳也被告(36)の判決公判が14日、大阪地裁で開かれた。大寄(おおより)淳裁判長は懲役2年、執行猶予4年(求刑懲役4年)を言い渡した。閉廷後、奥野被告は法廷内で「中世の魔女狩り裁判のような判決だ」と叫び、不満をあらわにした。 弁護側は無罪を主張。奥野被告は最終意見陳述で「ルビンの壺」の絵を掲げ、「マスク不着用は非常識という偏見のまなざしで見て、軋轢(あつれき)を生んできたのではないか」などと持論を展開していた。 検察側は論告で、被告が降機を求められたのはマスク不着用が理由ではなく、客室乗務員の指示に従わず大声を出し続けるなど「機内の秩序を乱したため」と指摘。「マスク不着用の名を借りて我欲を押し通そうと日本各地で乱暴狼藉(ろ
2020年7月、京都市左京区に住む無職の女性(54)が、重い障害がある長男=当時(17)=をマンションの自宅で絞殺する事件が起きた。女性はうつ病を抱え、殺害後に自殺を図っていた。「何かもう疲れてしまいました」。11月に京都地裁で始まった公判や関係者への取材からは、ワンオペで育児を続けた女性が息子の進路に悩む中、精神的に疲弊していき、SOSもうまく出せないまま絶望感を深めていった様子が浮かび上がった。(共同通信=武田惇志、木村遼太郎) ▽誤診した脳炎の後遺症 裁判資料などによると、女性は03年6月、長男を出産した。夫婦関係や生活不安から精神的に落ち込み、強迫性障害とうつ病を発症する。05年には夫と離婚し、生活保護を受給するようになった。 長男が2歳半のころ、けいれん発作が続くようになり、自発的に呼吸ができない危篤状態に陥った。入院先の医師の誤診で、ウイルス性脳炎の治療が5日ほど遅れたため、脳
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昨日(9月5日)、たまたま予定が空いたので朝、ふらっと裁判傍聴に行ってきた。 傍聴券が当たったのはほんと奇跡。 まあ大抵のことは、産経新聞の目黒女児虐待死、母親被告人質問詳報を読んでくれ(https://www.sankei.com/affairs/news/190905/afr1909050041-n1.html) 今日の審理もぜひどこか詳報を出してくれ。期待してます。 なのでここには記事には記載されていない事や記載されてても私の印象に残ったことを書いていこうと思う。 あくまでも私の記憶を元に私の主観も入ったものなので記憶違いや私の解釈による違いなどあると思うのでそのことを前提に読んでください。 午前中は香川で結愛ちゃんを診察していた小児科の先生の証人尋問結愛ちゃんだけを診ていたのかと思ったら、子育て支援ということで母親とも1時間2時間話すこともあったよう。 ・自己肯定感が低く、私はバカ
勾留されていた唐津署留置室のトイレのドアを壊したとして、器物損壊の罪に問われた国籍、氏名、年齢などいずれも不詳の男の初公判が30日、佐賀地裁で開かれた。男は冒頭の人定質問に応じず、素性が分からないまま異例の展開を見せた。 男は手錠と腰縄をし、7人の刑務官と共に出廷。暴れたり逃げたりするのを防ぐためか、通常の2~3倍近い動員となった。 法廷にトルコ語の通訳人がいる中、男は英語で「トルコ人ではないのでトルコ語は少ししか知らない。アラビア語で話す」と発言。杉原崇夫裁判官が氏名を尋ねると、「ノー」とだけ答え、生年月日や国籍、日本の住所、職業に関する質問に応じず、罪状認否についても明確に答えなかった。 検察側は冒頭陳述で、男が「トルコ共和国発行のパスポートで入国している」と指摘した。弁護人は男と意思疎通できておらず証拠の採用、不採用の意見を保留、公判手続きは進まなかった。杉原裁判官は被告に「弁護人と
27日午前9時10分ごろ、ソウル市瑞草(ソチョ)区の韓国大法院(最高裁)正門近くで、出勤してきた金命洙(キムミョンス)大法院長(最高裁長官)の車両に火炎瓶が投げつけられたと、瑞草警察署に通報があった。火炎瓶は車両にあたったが燃え上がらず、金院長にもけがはなかった。火炎瓶を投げつけた70代の男性1人を警備担当者らが取り押さえた。同署が動機などを調べている。 韓国の文在寅(ムンジェイン)政権は、元徴用工の損害賠償訴訟を巡る大法院判決を遅延させたとして朴槿恵(パククネ)前政権時代の司法を追及。大法院関係者らに対する捜査が進んでいる。韓国与党も事件に関与した判事らの弾劾(だんがい)を検討している。今月19日に開かれた全国の裁判官代表会議でも関係判事の弾劾を求める声が上がるなど、司法界の混乱が続いていた。 金院長は文政権下で大法院長に就任した。10月30日、新日鉄住金に元徴用工への損害賠償を命じた判
姫野カオルコ著『彼女は頭が悪いから』(文藝春秋)は、2016年に発生した東大生集団強制わいせつ事件に着想を得て書き下ろされた長編小説である。平凡な女子大生である美咲と、東大生であるつばさが出会った夜、ふたりのあいだには恋のようなものが芽生えていた。が、そこから1年経たずしてして彼らは性犯罪の加害者と被害者になる。なぜそうなってしまったのか。 現実の事件を取材し、著者の姫野氏とともに裁判を傍聴したライターの高橋ユキさん、恋バナ収集ユニット「桃山商事」の清田代表、「男が痴漢になる理由」(イースト・プレス)の編集を手がけた三浦ゆえさんによる『彼女は頭が悪いから』読書会、後篇は加害者である5人の男子東大生が体現しているホモソーシャルについての話からはじまった。 <前編:集団強制わいせつ事件の加害者と同じ価値観が、私たちのなかにもある> * * * 三浦:桃山商事は“二軍男子”を自称
昭和41年に起きたいわゆる「袴田事件」で、東京高等裁判所は、死刑が確定し、その後、釈放された袴田巌さんが求めていた再審・裁判のやり直しを認めない決定を出しました。4年前、静岡地方裁判所は、再審を認める決定を出しましたが、高裁で判断が覆りました。 静岡地方裁判所は、4年前、犯人のものとされる衣類の血痕のDNA型が袴田さんと一致しなかったという弁護側の鑑定結果などをもとに、再審とともに釈放も認める異例の決定を出しました。 決定を不服として検察が抗告したため、東京高等裁判所でDNA鑑定が信用できるかどうかなどが改めて審理されました。 東京高等裁判所は、静岡地裁の決定を取り消し、再審を認めない決定を出しました。
2年前、東京の女子高校生が殺害された事件をめぐり、東京高等裁判所の裁判官が、自身のツイッターに「男に無残にも殺されてしまった17歳の女性」などと書き込み、遺族が「被害者の尊厳への配慮が全くない」として抗議する文書を裁判所に提出したことがわかりました。 岡口裁判官は、2年前、東京・江戸川区で、高校3年生の女子高校生が殺害された事件で、今月1日に東京高裁の別の裁判官が被告の男に無期懲役を言い渡したあと、自身のツイッターに判決文が掲載されているホームページのアドレスを載せ、コメントを書き込みました。 コメントは、「首を絞められて苦しむ女性の姿に性的興奮を覚える性癖を持った男 そんな男に、無残にも殺されてしまった17歳の女性」という内容でした。 亡くなった岩瀬加奈さんの両親の正史さんと、裕見子さんがツイッターを通じて抗議し、書き込みは削除されたということですが、両親は、「被害者の尊厳への配慮が全く
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