原子炉とみられるシリアの施設に対し、イスラエル軍が2007年に実施した空爆の様子を捉えた写真(2018年3月20日作成)。(c)AFP PHOTO / Israeli Army 【3月21日 AFP】2007年に原子炉とみられるシリアの施設に対して行われた攻撃について、イスラエルは21日、軍が空爆したと初めて認めた。国連機関は原子炉が北朝鮮の支援を受けて建設されていたと示唆していた。 空爆について、これまでもイスラエルが行ったとみられていた。一方、シリア側は原子炉建設を一貫して否定している。 イスラエルは声明で「2007年9月5~6日の夜間、イスラエル空軍の戦闘機が建設中のシリアの原子炉を空爆し、破壊することに成功した」と明らかにし、「原子炉は完成間近だった。空爆作戦によりイスラエルと地域全体に対する新たな脅威の除去に成功した」と強調した。 イスラエルは隣のシリアで対立するイランの存在感が
北朝鮮のもう一つの脅威 ―― 日韓の原発施設に対する攻撃に備えよ ベネット・ランバーグ 元国務省分析官 North Korea’s Other Nuclear Threat: Why We Have More to Fear than Just Bombs Benett Ramberg ジョージ・H・W・ブッシュ政権期の国務省政治・軍事局で政策アナリストを務めた。著書にNuclear Power Plants as Weapon for the Enemyがある。 北朝鮮が日韓の原子力施設を攻撃すれば、何が起きるか。両国の政府はそれに備え、態勢を整えておかなければならない。これは想定外のシナリオではない。中東では建設中の原子炉をターゲットとする攻撃が起きているし、ボスニア紛争でも、インド・パキスタンの対立状況のなかでも、原子炉攻撃のリスクは意識されていた。原子力施設に対する北朝鮮のミサイル
8月25日、国際原子力機関(IAEA)は年次報告書で、北朝鮮は建設中の原子炉向けに部品の製造を加速させており、既存の実験用原子炉の稼動も続けていると指摘した。写真はIAEA本部。ウィーンで6月撮影(2017年 ロイター/Heinz-Peter Bader) [ウィーン 25日 ロイター] - 国際原子力機関(IAEA)は25日公表の年次報告書で、北朝鮮は建設中の原子炉向けに部品の製造を加速させており、既存の実験用原子炉の稼動も続けていると指摘した。 北朝鮮は昨年以来、2回の核実験と多数のミサイル実験を行っており、朝鮮半島を巡る緊張が高まっている。 IAEAは年次総会向けの報告書で、北朝鮮は核兵器の原料を生産する取り組みを続けているとの見解を表明。IAEAは北朝鮮の核施設に立ち入りできないが、衛星写真などを通じて活動を監視している。 「軽水炉建設用の敷地内で特定の原子炉部品製造に関する活動が
関西電力高浜原発が立地する福井県高浜町を訪れた原子力規制委員会の田中俊一委員長が6日、地元住民との意見交換会で、原発を狙った北朝鮮によるミサイル攻撃について問われた際に「東京のど真ん中に落とした方がよっぽど良い」などと述べた。 田中委員長は高浜原発3、4号機の再稼働を受け、地元との意見交換や原発視察のため…
核実験や弾道ミサイル発射を繰り返す北朝鮮への独自制裁として、日本政府が在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)幹部や、傘下の在日本朝鮮人科学技術協会(科協)構成員を対象に実施している北朝鮮渡航後の再入国禁止措置の対象に、京都大学・原子炉実験所の男性准教授が含まれていることが1日、複数の関係者の話で分かった。准教授は過去、北朝鮮の科学技術開発に貢献するための日本国内の団体から研究奨励金を受けていた。北朝鮮が日本の国立大の核技術に触手を伸ばしている実態が浮き彫りになった。 准教授は原子力学が専門で、京大で博士号を取得し日米韓の関係学会に所属。国際原子力機関(IAEA)の共同研究にも参加、論文引用回数が最多だったとして受賞するなど中核的な研究者として知られている。一方、北朝鮮や朝鮮総連との密接な関連がある「金万有科学振興会」から、かつて核技術に関する研究で奨励金を得ていた。
19:20 Putin says troops build-up near Ukraine borders was part of "exercises" 19:00 Volodymyr Zelensky tells Boris Johnson Nord Stream 2 commissioning by Russia "unacceptable" 18:20 Zelensky asks U.S. for clarity on NATO MAP – media 16:20 U.S. financial institutions prohibited to buy Russian bonds 15:40 Education minister: Best lecturers at President's University in Ukraine to be paid at least US$
大惨事には至らずにすみましたが……。 このほど韓国の産業通商資源部が明らかにしたという情報によれば、韓国で原子力発電所の管理に当たっている韓国水力原子力発電(韓水原)のシステム内部にマルウェアの混入が認められました。何者かが原子力発電所のネットワークの脆弱性を警告するメッセージをTwitterに投稿し、その直後に原子力発電所内のシステムからコンピュータウイルスの存在が確認されたとのことですよ! なお、具体的な混入経路やワームの実態などの詳細は一切公表されていないものの、北朝鮮からの攻撃の可能性も否定されてはいないんだとか。また、マルウェアが仕掛けられたのはインターネット経由ではなく、不正にUSBデヴァイスから原子力発電所内へと持ち込まれた可能性が高いとされています。 今回の事態を受けて、韓水原は直ちにセキュリティ向上に努めて人員増強を図ったということですけど、インフラを狙うサイバー戦争の危
7月半ばに日本の原子力規制委員会は、鹿児島県にある原子炉2基の再稼働に向けた審査書案を承認した。2011年に福島原発事故が起きた後に全国で原子炉が稼働停止して以来、初めて再稼働を認められる原子炉だ。福井県内の原子炉数基も、恐らく年内に再稼働を承認される見通しだ。日本各地では、原発再稼働に対する反対機運が高まる一方だ。 国家安全保障と原子力発電に関する安倍氏の政策は、特に女性の反感を買っている。それが世論調査で支持率が低下した大きな原因だ、と安倍氏のアドバイサーの1人は言う。東京都議会の女性嫌いの自民党議員が最近、別の都議に早く結婚しろとヤジを飛ばしたことも、プラスに作用したはずがない。 安倍首相は輝きを取り戻せるか 安倍氏は輝きを取り戻せるのだろうか? 同氏はまだ、過去の大半の首相に比べれば健闘している(図参照)。 今秋には、津波の被害を受けた原子力発電所を抱える福島県と、創価学会の砦で米
(英エコノミスト誌 2014年7月19日号) 安倍晋三氏の輝きがいくらか褪せてきた。 記憶にある中で最も長く続いている日本の内閣では、これまで自信がどんどん膨らむような雰囲気が漂っていた。何しろ、ほぼすべてのことが安倍晋三首相の思う通りになってきた。首相本人の健康が回復したし、安倍内閣の閣僚は、日本の政治家が習慣のように繰り返す失言やスキャンダルを避けてきた。 だが、7月13日に行われた滋賀県知事選挙での与党の敗北は、政府を慌てさせた。一方、安倍氏の顧問らは、かつては揺らぐことのなかった首相の支持率が全国世論調査で低下し、初めて50%を割り込んだ理由を説明するのに苦労している。 憲法解釈変更と原発再稼働 2つの敗北には関連性があり、恐らくは安倍氏が、大半の国民の意思に反して日本の安全保障政策の歴史的改革を断行したと見られているやり方と関係している。政府は7月、限定的な「集団的自衛権」を行使
朴槿恵(パク・クネ)大統領が24日(現地時間)、自国の成果を出せないまま、世界指導者の前で「核兵器がない世界」を演説した。国会が原子力防護防災法案(核防護法)を処理しなかったからだ。 24日にオランダ・ハーグで開かれた第3回核安全保障サミットの開幕式の演説で、朴大統領は「核兵器がない世界を実現するためには、核安保を核非拡散・核軍縮、そして核安全とともに強化していく知恵が必要だ」とし「私は北核問題の解決が核兵器がない世界を作るうえで不可欠であり、そのため核兵器がない世界のビジョンは韓半島(朝鮮半島)で始まるべきだという信念を持っている」と述べた。 また「いま北は核拡散防止条約(NPT)や国連安保理の決議を破って核開発を推進し、核能力を高度化している」とし「もし北の核物質がテロ集団に渡れば、世界の平和に大きな問題となるだろう」と懸念を表した。 続いて「北核施設の安全性の問題も大きな懸念をもたら
北朝鮮・寧辺(Yongbyon)の核関連施設の衛星写真(2012年8月6日撮影、同22日提供、資料写真)。(c)AFP/GeoEye Satellite Image 【4月8日 AFP】米ジョンズ・ホプキンス大学(Johns Hopkins University)のシンクタンク、米韓研究所(US-Korea Institute)は7日、北朝鮮の主要核関連施設に、事故が起きた場合に放射能漏れにつながる恐れのある水供給システムの問題があるようだと発表した。 最近の衛星写真を分析した結果、寧辺(Yongbyon)にある核施設が、昨年夏の豪雨と洪水の影響で安定した水供給が困難になっているとみられることが分かったという。この問題は特に、同施設の近くに建設され、完成が近いとされている北朝鮮初の軽水炉を危険にさらすものだとされる。 アナリストのニック・ハンセン(Nick Hansen)氏は同研究所のブロ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く