北朝鮮は、韓国のムン・ジェイン(文在寅)大統領が15日行った演説で、南北の経済協力を呼びかけたのに対し「再び対話に向き合う考えはない」とする談話を発表しました。 この中で、ムン大統領が、米朝の非核化協議の再開と南北の経済協力を呼びかけたことについて、現在、米韓合同軍事演習が行われていることを理由に「反撃訓練を行いながら堂々と『対話』を持ち出す人物の思考が果たして健全なのか疑わしい。まれに見るずうずうしい人物だ」と批判しました。 そのうえで「何の計算もなく、季節が変わるように、おのずと対話の局面が訪れると妄想している。今後、分かることだが、これ以上言うこともないし、再び対話に向き合う考えもない」として呼びかけに応じない姿勢を示しました。 北朝鮮は、経済協力の前提となる制裁の解除が見通せない中、今月20日まで行われる米韓合同軍事演習を繰り返し批判するとともに、韓国への反発を強めています。 北朝
8月5日から20日までの予定で行われている韓米合同軍事演習に合わせて、北朝鮮は連日のように短距離弾道ミサイル発射訓練を続け、米国ではなく韓国を批判している。 【写真特集】 韓国情報恐れる北朝鮮 韓国デモをモザイクかけ放送 高層ビルなど消す(5枚) 朝鮮中央通信は、8月11日に外務省のクォン・ジョングン米国担当局長の談話を配信したが、その中で文在寅(ムン・ジェイン)政権と青瓦台(大統領府)を悪罵を並べて非難した。 トランプ米大統領との直接協議の実現に労を惜しまなかった、いわば「お世話になった」文政権に対して、ここまで言うかというほどの激しい罵倒ぶりである。 談話は、冒頭から韓国政府当局者「大アホ」呼ばわりし、韓国が米国との合同軍事演習の名称から「同盟」の文字を外して「連合指揮所訓練」と変えたことを、「糞をひっても花の風呂敷で包めば悪臭が出ないとでもいうのか」と表現した。 朝鮮中央通信の朝鮮語
ベトナム・ハノイでの米朝首脳会談が決裂したというニュースが日本に大きく伝えられると、それを静かに祝う音が首相官邸や外務省に響いた。その夜、目に見えて緊張がほぐれた様子のある外務省高官は簡潔だが含みのある意見を繰り返した。もうすでに広く波及した、「間違った合意をするのであれば何も合意しないほうがましだ」という意見だ。 米朝首脳による交渉決裂によって、日本は最悪の悪夢を回避することができた。その悪夢とは、アメリカが北朝鮮の非核化についてはほとんど進展しないような合意、そしてさらに最悪なこととして、長距離ミサイル計画に終止符を打たせる代わりに日本襲撃が可能な短距離弾道ミサイルは手付かずで残す、といった合意を北朝鮮と交わすことだ。 トランプ大統領が交渉の中で拉致問題を提起したという、まだ確証のない主張をコメントに付け加えた安倍晋三首相は、歓喜を抑えきれないようだった。 日本にとってはマイナス面も
【ソウル聯合ニュース】韓国軍合同参謀本部と韓米連合司令部は3日、中止を決めた大規模合同指揮所演習「キー・リゾルブ」に代わる演習「同盟」を4日から開始すると発表した。 危機管理演習などの準備を終えた「同盟」は12日まで、週末を除く7日間実施される。合同参謀本部は同演習について、「韓米両国が長い月日をかけて維持してきたパートナーシップ、韓国および地域の安定を守るための意志を強調する合同指揮所演習」と説明。その上で「毎年春に実施してきたキー・リゾルブと韓米合同野外機動訓練『フォールイーグル』を整え、朝鮮半島における全般的な軍事作戦訓練を戦略、作戦、戦術それぞれの分野に重点を置きながら実施する」とした。 長く続いてきたキー・リゾルブの中止は、韓米が北朝鮮の非核化への取り組みを後押しするために決定した。北朝鮮は、大規模な演習だけでなく、あらゆる戦争を勝利に導く「主要な決意」を意味するキー・リゾルブと
【ワシントン時事】ロイター通信によると、米政府高官は19日、トランプ大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長による2回目の首脳会談について、一部記者団に「年明け以降のいずれかの時期に開催されそうだ」と述べ、年内実施の可能性は低いとの見方を示した。 トランプ氏は先に、次の米朝首脳会談が11月6日の中間選挙後になると話していた。 これに関連してポンペオ国務長官は19日、米政府系放送局ボイス・オブ・アメリカ(VOA)に対し、米朝の高官級協議が早ければ来週にも開かれる見通しで、長官自身が参加すると語った。 一方、米国防総省は19日、シンガポール訪問中のマティス国防長官と韓国の鄭景斗国防相が、12月に予定されていた定例の米韓合同軍事演習「ビジラント・エース」の中止を決めたことを明らかにした。北朝鮮との非核化交渉を進展させるため、配慮を示した形だ。 同省報道官は、合同演習中止について「(米朝)外交プロセ
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