キーボードショートカット一覧 j次のブックマーク k前のブックマーク lあとで読む eコメント一覧を開く oページを開く ✕
朝中間の国境は、鴨緑江と豆満江の二本の河川を国境としている。その長さは合わせて約1400キロに及ぶ。12月末から3月中旬までの厳寒期、両河川はほぼ完全に凍結する。ダンプカーが通っても氷は割れないほどだ。国際社会による強力な経済制裁が続く中、国境地帯で密輸が大規模化していることが分かった。 中国吉林省に住む取材協力者は、昨年12月に鴨緑江の密輸状況について現地に赴いて調べ、次のように伝えてきた。 「中国から自動車をはじめとする密輸が続いている。米国が衛星で監視しているため当局の取り締まりが厳しくなり、(下流の)丹東、(豆満江沿いの)琿春付近で北朝鮮に密輸されていた物資が鴨緑江上流の長白県に集められている。中国人の貿易商たちも大勢集まってきている」 関連記事 <北朝鮮内部>困窮軍人が国家機関の密輸現場を襲う 下士官死亡の事故も 長白県の対岸は北朝鮮の両江道恵山(ヘサン)市だ。この付近は川幅が狭
中国がことし4月に北朝鮮から輸入した鉄鉱石の額は、去年の同じ月の4倍余りに上ったことがわかりました。北朝鮮は外貨稼ぎの柱である石炭による外貨収入が国連安全保障理事会の制裁決議で減少する中、中国との間で鉄鉱石の取り引きを増やしていると見られます。 一方で、去年3月の制裁決議で北朝鮮からの輸入が原則禁止されている鉄鉱石は、「民生目的」であれば例外として輸入が認められることから、中国はこれを根拠に取り引きを続けていて、ことし4月の輸入額は、去年の同じ月の4.4倍、2026万ドルに上ったことが中国の税関当局が公表した統計からわかりました。 ことし1月から4月までの輸入額の合計でみると去年の同じ時期の4.3倍に急増し、合わせて6104万ドルに上っています。去年1年間に中国が北朝鮮から輸入した鉄鉱石の額は、石炭の1割にも達しませんが、北朝鮮としては石炭による外貨収入が減少する中、減少分を少しでも補おう
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く