シンガポール米朝首脳会談の後、関係改善のために2018年10月に北朝鮮を訪問して金正恩国務委員長に会った当時のポンペオ米国務長官(右) [ポンペオ氏 ツイッター キャプチャー] 北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が2018年3月、平壌(ピョンヤン)を極秘訪問した当時のマイク・ポンペオ米中央情報局(CIA)長官に対し、中国共産党の脅威から朝鮮半島を守るために在韓米軍が必要だという趣旨の発言をしたという。ポンペオ元米国務長官は24日(現地時間)、米国で出版された回顧録でこのように明らかにした。 回顧録によると、ポンペオ氏は2018年、CIA局長の資格で平壌(ピョンヤン)を訪問し、金委員長に会った。この席でポンペオ氏が「中国共産党は以前から『在韓米軍が韓国を離れれば金委員長は喜ぶはず』と主張している」と話すと、金委員長は「中国人は嘘つきだ。中国共産党から自分たちを守るために韓国内の米国
盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権当時に戦時作戦統制権(戦作権)転換を支持したバーウェル・ベル元韓米連合司令官が11日、「今まで知らされてきた概念の『戦作権転換』は、朝鮮半島での戦闘の観点で見ると、もはや実現の可能性がないというのがこの時点で下した私の判断」と述べた。北朝鮮が事実上の核保有国になった状況で、従来の戦闘に基づいた戦作権転換議論は無意味になったということだ。 ベル氏はこの日、米国駐在特派員の韓米クラブが発行する外交安保専門季刊誌『韓米ジャーナル』の書面インタビューで、「北朝鮮が域内核兵器を動員する力量を備えただけに、これに対応できる米軍だけが朝鮮半島の戦時作戦統制権(戦作権)を行使することができる」とし、このように主張した。また「2013年に北朝鮮の核兵器と運搬体系プログラム開発の過程を検討した結果、従来の抑止モデルの価値が落ちたという結論が出た」と話した。核保有国の北朝鮮を相手に核を
19日には韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が平壌(ピョンヤン)で共同宣言文を発表してからちょうど1年となる。夢は大きかったが、南北首脳が話した戦争危険の除去、敵対関係の解消などはどれ一つ実現していない。金正恩委員長が年末と言った対話期間も残り3カ月となった。今はもう北朝鮮の非核化失敗に対応する「プランB」を議論する時だ。 ちょうど米国では重大な話が出ている。「韓国と日本の核武装」の話だ。ビーガン北朝鮮政策特別代表は6日、「非核化に失敗すれば韓国や日本で核能力向上の声が出てくるだろう」と述べた。約束でもしたかのようにこの日発表された米議会調査局の報告書も「米国の核の信頼性に確信を持てなければ同盟国も核兵器を保有するしかないと感じるだろう」と明らかにした。このままだと韓国や日本が核武装をしてもおかしくないというニュアンスだ。 その間、我々は米国
【ワシントン聯合ニュース】ポンペオ米国務長官は10日(現地時間)、「米政府と国民に代わり、南北の住民と世界中の韓国人にとって喜ばしい秋夕(中秋節、今年は13日)になることを祈る」とするメッセージを発表した。 ポンペオ氏は、しばし立ち止まり人生の祝福に対する感謝の気持ちを呼び起こす時間だとしながら、「われわれもまたこの思索の時間を、平和と繁栄の共通利益、民主主義と自由・人権の共通価値にしっかりと基礎を置いている韓米同盟の力を認識するためのものと受け止める」と述べた。 米国務長官の昨年と一昨年の秋夕メッセージは「韓国人」とだけ呼びかけており、今回のように「北朝鮮住民」に言及するのはトランプ政権下で初めて。近く再開が予想される、非核化を巡る米朝実務交渉を意識したのではないかとの見方もある。 mgk1202@yna.co.kr
Posted July. 26, 2019 10:20, Updated July. 26, 2019 10:20 韓米情報当局が事前に北朝鮮のミサイル発射の兆候を捉えて監視していたことが、25日分かった。偵察衛星や在日米軍のRC-135系偵察機、高高度無人偵察機(UAV)などが北朝鮮の主要ミサイル基地と発射地域を厳重に監視していたのだ。 政府筋は、「北朝鮮が25日に短距離ミサイルを発射した咸南道(ハムナムド)の虎島(ホド)半島も『主要ターゲット』だった」と明らかにした。5月9日に発射したKN-23新型短距離弾道ミサイル(SRBM)をはじめ何度もミサイル挑発を強行した地域なので、「要注意」だったという。 実際に先週から「異常兆候」が捉えられた。韓半島上空の米偵察衛星に短距離ミサイルと見える発射体を積んだ軍用トラックやレーダー装備、兵士が虎島半島付近に配備されているのが捉えられた。地対空ミサ
ドナルド・トランプ米大統領が30日午後、板門店で金正恩委員長に会って挨拶した後、軍事境界線を越えて北朝鮮側に向かっている。(写真=青瓦台写真記者団) 先月29日午後8時ごろ。青瓦台(チョンワデ、大統領府)で文在寅(ムン・ジェイン)大統領とドナルド・トランプ米大統領の晩餐が行われた。 そのごろ青瓦台国政状況室で「米朝会談が実現した」という便りが伝えられたという。その日午前7時51分、トランプ大統領がツイッターに「金正恩(キム・ジョンウン)委員長に会う」と綴ってからわずか12時間過ぎた時点だった。 国政状況室が忙しくなった。尹建永(ユン・ゴンヨン)室長は夜を明かして状況を見て30日午前8時板門店(パンムンジョム)に走って行った。すでに米朝実務交渉が行われていた。青瓦台高官は1日「尹室長は最終的に(会談形式などが)確定しなかった状態で米朝側と意見を交換するなど水面下で重要な役割を果たした」と伝え
【ソウル聯合ニュース】韓国を公式訪問しているトランプ米大統領は29日、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)に南北軍事境界線上にある非武装地帯(DMZ)での対面を提案したことに関連し、北朝鮮側から米側に連絡があったことを明らかにした。 トランプ氏は文在寅(ムン・ジェイン)大統領との夕食会前、記者団に北朝鮮側から連絡があったかどうかを問われ、「そうだ。連絡があった」と答えた。金委員長との会談を準備しているのかとの質問には「実に興味深いことだ」と述べた。さらに、あす南北と米国の3カ国による首脳会談が見られるのかと問われると「今われわれが仕事をしているので、見守ろう」と答えた。 トランプ氏は大阪での主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)を終え、この日夜に韓国入りした。あす30日は文大統領との首脳会談後、DMZを訪問する予定。DMZ訪問には文大統領も同行するとの見方
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