「中国よりうちの飯の方がうまいぞ」 こうした見方に合わせてか、筆者がいつもウォッチしている微信では「トランプ・金会談の内容」という次のようなまことしやかなジョークが流れた。
北朝鮮は結局、米国に付くのか このように米朝会談が中国にどのような影響を与えたのか、意見が分かれる中で、筆者が客観的だと感じたのが、香港のネットメディア「端伝媒」の論評だ。 「止むことがない米中勝ち負け論」というタイトルで、今回、中国と米国のどちらが勝ったのか、それぞれが全体像を見ずに勝手な議論をしているという指摘で、かなりの長文だが、主な部分を紹介したい。 論評はまず、「北朝鮮の核問題を解決するという角度からは、トランプは金正恩のテンポに引きずり込まれ、相当な失敗だった。だが、核問題から抜け出して、東アジア情勢という(大きな)視点に立てば、米国にとってそれほどひどい結果ではなかった」とする。 そして、「金正恩が最大の勝ち組だったというのは世論が一致する見方だが、米国が勝ったのか負けたのかについては、何を勝ち負けの基準とするかによって意見が分かれる。中国にとっても同様だ」。 「簡単に言えば
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