政治と経済 Serbia Rules Out Recognizing Russian Referendum in Occupied Ukraine
2010年8月、核燃料が搬入されたイランのブシェール原発。国連の制裁を受けても、なかなか核開発をやめようとはしなかった (C)EPA=時事 古川勝久さん著『北朝鮮 核の資金源:「国連捜査」秘録』(新潮社、以下「本書」)に何度も出てくるのは、中国の官僚主義的な対応よりもたちが悪いロシアの対応である。本書でもロシアは「あまりしつこく聞いてくると、専門家パネルから追い出すぞ」(p.229)といった脅しのニュアンスを含んだ対応をすることが問題とされている。 中国よりもたちの悪いロシア ロシアのたちの悪さは、単に情報を出さないというだけではない。専門家パネルのロシア人メンバーは多かれ少なかれロシア政府からの影響を受けており(専門家パネルメンバーはいかなる国からの指示や命令を受けてはならない)、しかも、本書でしばしば触れられている「仕事をしない人」を送り込む傾向がある。イラン制裁専門家パネルにも、外務
イランのミサイル打ち上げと米政権の対応 2017年02月02日 16:46 イランアメリカの外交政策 イランは弾道ミサイルを29日発射したと1日発表しました(これはイラン北部のsamnan(あrビア文字からの訳)から、革命防衛隊の発射したkhoramshaharと命名された中距離ミサイルで、イスラエルが射程圏に入り核弾頭も搭載可能の由) これに対して、米国連大使は「イランのミサイル実験は国連決議違反で、受け入れることはできない」と声明し、安保理で非公式協議に入った模様です。 さらに、米国の安全保障補佐官フリンは、同日短い記者会見で、イランのミサイル打ち上げを非難するとともに、「今日以降、イランに対して公式の警告をする」と強い警告を発したよし。 彼はさらに、イランはミサイル以外でも、中東通期やそれ以外の地域で、安全と安定と繁栄を脅かし、米国民の生命を危険にさらしていると非難したよし。 他方、
シリア情勢 2017年01月22日 11:02 シリアロシア シリア情勢につき、アラビア語メディアから、取りまとめたところ、断片的ながら次の通り 昨日だったか、ロシアのシリアにおける海、空軍基地に関する合意について報告しておきましたが、どうやらロシアは軍事的にも、政治的にもシリアにますます深くコミットしつつあるようです。 ・ロシアは、21日ロシア本土からシリアのデリゾルに長距離爆撃機6機を派遣してISの拠点を空爆し、全機無事ロシアに帰還した由。 爆撃に参加したのはTu22M3で、空爆の対象はISの宿舎、武器弾薬庫、車両等であるが、これらについてはシリアのhmimim 基地からのロシア戦闘機が、戦果を確認した由 (米国はISに対する空爆でB52とB2という長距離戦略爆撃機を使用したが、ロシアもTu22の使用です。 なお、al qods al arabi net は、記事の題はロシアが長距離爆
アスタナ(カザフスタン)会議について 2017年01月14日 10:39 シリアトルコ ロシアとトルコの共同議長による、アスタナでのシリア和平会議については、未だまだ不透明なところが多く、どこで何がどう動いているのか良くわかりませんが、トルコ大統領府の報道官は13日、会議の日時はこの23日であることが確定したと発表しました。 それはともかくアラビア語メディアは、裏情報も含めて、いずれもこの問題を大きく取り上げているので、断片的ながら、取りあえず次の通り。中には時期尚早の情報や怪しげな情報もあるかもしれませんが、報道のまま・・・ ・現在の最大の問題は参加者の問題で、その問題は反政府側の参加問題の他、米国と国連の参加問題がある(その他若干前にサウディの参加にイランが反対しているという報道もあったように思う)が、米国の参加問題については、13日トルコ外相がロシアも米国の参加に同意したと語った由。
シリア情勢(バラダ、外国勢力等) 2017年01月06日 11:00 シリアイラン シリアに関しては、いろいろの動きがあって、目まぐるしく、必然的に断片的になりますが、アラビア語メディア等から取りまとめたところ次の通り。 ・シリア暫定政府(久しぶりに聞く名前だが、昔あった組織が未だ存在していたのか?どうも反政府勢力の間の動きは、あまりに小グループが乱立し、内部抗争に明け暮れている印象もあり、最近では、報道もされないので、その実態は不明)は、政府軍がバルダ渓谷(ロシア停戦監視団の入域が阻止されたとか、違うとかいう、不思議なニュースについては昨日報告した)を攻撃しており、ナパーム爆弾や塩素(毒ガスのことか?)を使用していると非難した。 また地上戦も続いており、反政府軍は政府軍戦車を破壊したと発表した。 これに対して、反政府軍は、政府軍とヒズボッラーの攻撃を撃退し、ダマス周辺の2の空港を砲撃した
シリア情勢(ロシア・トルコの監視体制等) 2016年12月31日 21:32 シリアトルコ シリア情勢については朝方お伝えしましたが、hurryiet net は、トルコ政府高官の話として、ロシアとトルコが、ロシアはシリアのHmeimim空軍基地に、トルコはEskişehir空軍基地に、合同停戦監視本部を設置し、共同して停戦尾監視にあたることになったと語ったと報じています。 更に双方の地上部隊も停戦監視にあたり、情報を密に交換する由 更に両国のイニシアティブの第2段階の和平交渉については、カザフスタンのアスタナで、両国及びイランにシリア政府と反政府派を含めた協議を行うことで合意しているが、現在のところその日時としては来年1月23日を予定し、その前に1月8〜9日頃に、双方の関係者が集まって、状況分析を行うことになった由。 また協議は当初は首脳レベルではなく、場合によっては余りハイレベルでない
シリア情勢(アレッポ等) 2016年12月23日 11:29 シリアトルコ アレッポ等のシリア情勢につき、断片的ながら次の通り ・シリア政府軍は22日夜、、政府軍がアレッポを完全に掌握したと語った アラビア語メディアの現地特派員も、反政府軍の最後のグループが、個人用武器(要するに銃のことか)をもって、東アレッポを立ち去ったと確認した由。 ・東アレッポからの反政府軍と住民お引き上げについては、国連が100名程度の要因で、その監視にあたることになっていると報じられていたが、これらの要因の大部分は人道支援要員で、いわゆる監視員ではない由。 監視員については当初20名であったのが、その後増員され31名となった由 (国連要員の数については、若干混乱していたが、最終的には30数名程度の少人数の監視員で、大きな混乱もなく…当初は銃撃等かなりの混乱もあった模様・・・引き上げを完了したのは、基本的に現地に大
イラクのシーア派民兵組織「カタエ・ヒズボラ」の志願兵ら(2014年7月9日撮影、資料写真)。(c)AFP/AHMAD AL-RUBAYE 【7月6日 AFP】イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」が支配していたイラク中部の都市ファルージャ(Fallujah)の奪還作戦をめぐり、国連(UN)は5日、イラク軍と共に戦ったシーア派民兵組織が民間人900人を拉致し、少なくとも50人を斬首や拷問によって殺害した恐れがあると明らかにした。 先月前に完全奪還にこぎ着けたこの作戦は当初、複数のシーア派民兵組織の支援を受けており、スンニ派のISに対する報復として、ファルージャに住むスンニ派イスラム教徒への暴力行為が懸念されていた。 ゼイド・ラアド・アル・フセイン(Zeid Ra'ad Al Hussein)国連人権高等弁務官は声明で、民兵組織「カタエ・ヒズボラ(Ketaeb Hezbollah)」が民間人
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