国連安全保障理事会の専門家パネルは、北朝鮮が洋上で船から船に積み荷を移す「瀬取り」をおよそ150回にわたって行うなど、制裁決議に違反する行為を繰り返しているとする報告書をまとめました。 ことしの報告書は、北朝鮮が去年1月から8月までに少なくとも148回の瀬取りを行って、決議が定める上限の年間50万バレルを超える石油製品を輸入したとしています。 また、北朝鮮は、制裁決議によって、石炭や銑鉄の輸出を全面的に禁止されているにもかかわらず、ロシアの極東の港を経由して、ロシア産と偽って合わせて558万ドル分を輸出したとしています。 さらに、報告書は、北朝鮮が少なくとも15隻の中国漁船に対して、北朝鮮近海での漁業権を販売して外貨を獲得するなど、制裁決議に違反する行為を繰り返していると指摘しています。 一方、報告書は、北朝鮮の北西部ニョンビョン(寧辺)の核施設が去年1月から11月まで稼働していたことを示
北朝鮮が1月から5月末に、海上で船を横付けして石油精製品を積み替えて密輸する「瀬取り」を少なくとも89回繰り返していたことが12日、米政府の報告書で明らかになった。北朝鮮は国連安全保障理事会の制裁決議で厳しい輸入制限が科されているが、瀬取りだけで年間輸入上限を超えたとみられ、中国とロシアを念頭に輸出停止を求めた。 対北朝鮮制裁は、これまでも「抜け穴」が指摘されて実効性に疑問があった。トランプ米政権は、北朝鮮が完全な非核化を実現させるまで制裁を緩和しないとしているが、北朝鮮は米国との対話の裏でも制裁破りで大規模な密輸を続けていた疑いが濃厚となった。 米国連代表部が11日付で北朝鮮制裁委員会に送った報告書によると、同期間に瀬取りでガソリンや軽油などの石油精製品を積んだとみられるタンカーが89回、北朝鮮西部の南浦(ナムポ)や日本海側の元山(ウォンサン)などに入港。安保理決議は北朝鮮への石油精製品
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【瀋陽=中川孝之、ワシントン=大木聖馬】北朝鮮が石油精製品を公海上で積み替えて密輸している問題で、中国企業がロシア企業からの密輸を手助けしている実態が、読売新聞が入手した契約関連文書から明らかになった。 中露朝の密輸ネットワークは、北朝鮮への石油供給を制限する国連安全保障理事会の制裁の大きな抜け穴と言える。日米韓の当局も密輸網の存在を把握しており、監視を強化している。 中国企業は、北朝鮮がロシア産の石油精製品を洋上で受け取るタンカーを提供したり、代金決済を仲介したりするなど、ロシアと北朝鮮をつなぐ役割を果たしていた。 読売新聞が入手した文書や、北朝鮮関係筋の証言によると、中露企業が関与する密輸は、国連安保理が北朝鮮への石油精製品輸出に初めて上限を設けた2017年9月の制裁決議に先立ち、17年6月頃に始まった。
LONDON/MOSCOW (Reuters) - Russian tankers have supplied fuel to North Korea on at least three occasions in recent months by transferring cargoes at sea, according to two senior Western European security sources, providing an economic lifeline to the secretive Communist state. The sales of oil or oil products from Russia, the world’s second biggest oil exporter and a veto-wielding member of the Uni
国連の安全保障理事会で北朝鮮への新たな制裁決議が採択されたことについて、北朝鮮はこれまでのところ公式の反応を示していませんが、国営メディアは23日も「国家核武力を絶えず強化していくべきだ」と主張し、決議の採択を主導したアメリカ・トランプ政権への対決姿勢を強めると見られます。 これについて北朝鮮はこれまでのところ公式の反応を示していませんが、国営テレビは朝鮮労働党の末端組織の幹部を集めて22日に開かれた細胞委員長大会2日目の映像を23日に放送しました。 大会ではキム・ジョンウン(金正恩)委員長の出席のもと主に工場や農場など経済活動の成果や問題点が話し合われたとし、国際的な制裁圧力が強まる中で国内の引き締めを図る狙いがあると見られます。 23日付けの党の機関紙「労働新聞」は社説で「アメリカとその追従勢力は、わが国への圧殺策動に執着している。国家核武力を絶えず強化していくべきだ」と主張し、北朝鮮
2016北アフリカ地域湾岸・アラビア半島地域エジプト 公開日:2016/10/13 10月に入り、サウジアラビアからエジプトへの石油供給が停止された。10月9日、エジプト石油省のアブドゥルアジーズ報道官は「様々な理由によりサウジ・アラムコからの石油製品が到着していない」と述べた。10月10日付の『Reuters』は、エジプト政府筋の情報として、10月初頭にサウジ・アラムコがエジプト石油公社(EGPC)に石油製品の供給ができないことを伝えてきたと報じている。両国は、4月にサルマーン国王がエジプトを訪問した際に、サウジが毎月70万トンの石油精製品を5年間エジプトに230億ドルで供給することで合意していた。 エジプトは10月分の石油製品を受け取ることができておらず、国内消費に必要な石油を買い付けるため、EGPCは5億ドルを割り当てる計画である。10月12日、アブドゥルアジーズ報道官は、他の供給元
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