過激派組織IS=イスラミックステートから解放されたイラクのモスルで、ロシアからISに参加した親に連れて来られたと見られる48人の子どもが見つかり、ロシアの関係機関は、今後、ISの弱体化でこうした子どもが増えると見て支援態勢を整えることにしています。 ロシア大統領府で子どもの人権を担当する委員の事務所は4日、NHKの取材に対して、モスルで48人のロシア人と見られる子どもたちが見つかったことを明らかにし、ロシアのメディアも、こうした子どもの一部が帰国した様子を伝えています。 子どもたちは、ロシアからISに参加した親に連れて来られたと見られ、モスルの解放後は、親とは離れた場所で保護されているということです。ロシアの関係機関は、子どもたちを帰国させるとともに親類など受け入れ先の準備を急いでいます。 ロシアや中央アジアからイラクやシリアにわたった人は数千人といわれ、このうち子どもはおよそ400人に上