チャド兵の発砲で負傷し、中央アフリカ首都バンギ(Bangui)の国際空港近くにある「国境なき医師団(Doctors Without Borders)」の医療施設で手当てを受ける人々(2013年12月23日撮影)。(c)AFP/MIGUEL MEDINA 【12月24日 AFP】中央アフリカの首都バンギ(Bangui)で23日、平和維持活動(PKO)に従事するチャド人兵士らがデモ隊に向けて発砲し、1人が死亡、約40人が負傷した。イスラム、キリスト両教徒の宗教対立に起因する戦闘で多数の死者が出ている同国で、緊張がさらに高まる恐れがある。 事件が発生したバンギ市内の空港周辺にいたAFP記者らによると、国民を恐怖に陥れている反政府勢力とPKO部隊のチャド兵らが協力関係にあるとして、チャド兵に向けて投石して抗議していたデモ隊に対し、チャド兵側が発砲した。 一方のチャド政府は、この報道を断固として否定
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