エボラ出血熱が流行しているアフリカ中部のコンゴ民主共和国で、感染が確認された人が300人を超え、政府は1976年に最初の流行が起きて以来、最悪の事態になっていると発表しました。 コンゴ民主共和国では、1976年以来、これまでに9回の流行が起きていますが、今回、感染が確認された人の数は、これまでで最も多かった最初の流行を超え、過去最悪の事態になったということです。 今回、感染が流行している東部は鉱物資源の産地として知られ、中央政府の統治が及ばない中で多くの武装グループが資源の利権を奪い合い、深刻な紛争が続いています。 国連は、世界最大規模のPKO=平和維持活動の部隊を送り込んでいますが情勢は安定せず、戦闘に阻まれて医療関係者が十分に活動できない中でエボラ出血熱の感染が広がっています。 カレンガ保健相は、声明の中で「今回の流行ほど複雑な状況はない。地元の住民と政府、それに国際社会の連携が欠かせ
ノルウェーのノーベル委員会は5日、2018年のノーベル平和賞を、内戦状態が続くコンゴ民主共和国(旧ザイール)でレイプ被害にあった女性たちの治療に努める婦人科医デニ・ムクウェゲ氏(63)と、過激派組織「イスラム国」(IS)による性暴力被害者で、現在は国連親善大使として人身売買被害者の救済を訴えるイラクの少数派ヤジディ教徒ナディア・ムラド・バセ・タハさん(25)に授与すると発表した。 性被害に声を上げ、被害者への連帯を示す「#MeToo」運動が広がるなか、紛争下では女性への性暴力が「武器」として使われている実態に目を向け、撲滅へ向けた具体的な取り組みを国際社会に求める狙いがありそうだ。 今年の平和賞は、16年に続いて過去2番目に多い計331候補(216人、115団体)の中から選ばれた。賞金は900万スウェーデンクローナ(約1億1300万円)。授賞式は12月10日にオスロである。(オスロ=下司佳
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北朝鮮の朝鮮中央通信は1日、北朝鮮外務省のアフリカ・アラブ・中南米局長が最近、アフリカ諸国を訪問したと伝えた。昨年まで同局長はホ・ヨンボク氏が務めていたが、今回の記事では名前が明らかになっていない。 同通信によると、局長は「ケニア、南アフリカ、コンゴ(コンゴ民主共和国、旧ザイール)、コンゴ、ジンバブエ、トーゴ、マリ」を訪問し、それぞれの国の外務・国際貿易省文大統領の高官と談話した。 また、局長はこれらの談話の中で、「朝鮮とアフリカ諸国間に存在する歴史的で伝統的な友好および支持・連帯関係をさらに拡大し、発展させていこうとするわれわれの立場を再確言した」とした。 さらに「われわれの主動的な行動と努力によって朝鮮半島と地域で緊張緩和と平和の雰囲気が醸成されて劇的な変化が起きていることについて説明した」とし、朝鮮半島情勢における北朝鮮の役割について言及したことを明かした。
アフリカ研究者 白戸圭一 11 ミサイル開発はなぜ進んだのか北朝鮮が公開した、移動式発射台に立つ「火星14」の写真 10年も前の話で恐縮だが、毎日新聞の南アフリカ・ヨハネスブルク特派員だった筆者は2007年、北朝鮮の技術支援を得ている兵器工場がエチオピアに存在しているとの情報をある人物から入手し、エチオピアに取材に出かけた。 この工場の存在は、国連安保理によっても確認されている。工場は首都アディスアベバの西約135キロの農村地帯に存在しており、名前を「Homicho Ammunitions Engineering Industry(HAEI)」という。1987年に設立され、北朝鮮技術者の指導の下、北朝鮮製をモデルとした弾薬、砲弾などが製造されている。 厳重に警備された工場そのものにアクセスできるはずもなかったが、様々な関係者への取材から、北朝鮮がエチオピアに弾薬や砲弾の製造技術を提供する見
コンゴ民主共和国で拉致され殺害された国連の専門家、米国人のマイケル・シャープ氏(右)とスウェーデン人のサイダ・カタラン氏(2017年3月30日作成)。(c)AFP/TT News Agency AND HUMAN RIGHTS WATCH/BERTIL ERICSON AND TIMO MUELLER 【4月25日 AFP】アフリカ中部、コンゴ民主共和国の当局は24日、同国のカサイ(Kasai)地域で先月遺体となって発見された国連(UN)の専門家2人の殺害場面とみられる凄惨(せいさん)な映像を報道陣に公開した。 同国が国連の武器禁輸措置に違反している可能性について調査するため現地入りしていた米国人のマイケル・シャープ(Michael Sharp)氏とスウェーデン人のサイダ・カタラン(Zaida Catalan)氏は3月12日、コンゴ人4人と共に拉致され、2週間後に遺体で発見された。 当局が
<在任期間を過ぎても大統領の座に居座り続けるカビラと反対勢力の対立は、国連専門家も巻き込む最悪の事態に> コンゴ(旧ザイール)中部の中央カサイ州で24日、警察官と地方武装勢力が衝突し、警察官42人が斬首された。与野党勢力の衝突が続く現地でも、最悪のケースと見られる。 当局によると、殺された警察官たちは同州の中心都市ツィカパからカサイ州カナンガへ移動していた。今は亡き部族長カムウィナ・ンサプ(Kamwina Nsapu)に忠誠を誓う民兵組織が襲撃したとき、命が助かったのは、地元の言語であるツィルバ語を話した6人だけだった。同日、フランソワ・カランバ同州知事の話としてAP通信が伝えた。 コンゴでは、ジョゼフ・カビラ(Joseph Kabila)大統領が任期切れを無視して権力の座に居座った昨年末以来、与野党の紛争が激化している。 【参考記事】コンゴを引き裂く2つの殺戮部隊 ンサプ(別名Jean-
「性器の傷跡を見ればどのグループの仕業かわかる」 コンゴのデニ・ムクウェゲ医師の講演を聞いて、この言葉が今も頭に残っています。その背景にどういう意味、そして社会的な構造があるか、自分に理解できた範囲で共有できればと思います。 デニ・ムクウェゲ医師 ムクウェゲ医師はコンゴ民主共和国(DRC ; Democratic Republic of Congo)の医師でノーベル平和賞の本命とも言われています。コンゴの現状を伝えるアドボカシーのために世界を回っており、その途上でいま日本に来ています。10/4に東京大学で行われた講演会を聞きに行ってきました。 デニ・ムクウェゲ医師講演会:コンゴ東部における性暴力と紛争鉱物 | イベント | 東京大学 ムクウェゲ医師及びムクウェゲ医師の日本招聘に尽力された方々によるアドボカシー活動にほんの少しでも貢献できればと思い、このエントリを書いています。 米川正子氏に
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5年前に大地震に襲われた中米ハイチの女性200人以上が、国連平和維持活動(PKO)の隊員から支援物資などを受け取るために「取引の性交渉」に応じたと国連調査に証言していることがわかった。対価として食料や薬などを受け取っていた。同様の証言はアフリカからも相次いでおり、国連は再発防止策の検討に入った。 朝日新聞が入手した、国連内部監査部の報告書(先月15日付)で明らかになった。報告書によると2014年に実施された調査に、ハイチの231人(うち男性2人)が、PKOのハイチ安定化派遣団(MINUSTAH)の隊員との「取引の性交渉」を認めた。地方の女性は飢餓のほか、住居や乳児用品、薬などの不足が隊員との関係のきっかけになることが多かった。都市部の女性は装飾品や洋服、テレビ、高価な下着、ノート型パソコンなどを受け取っていたという。 ハイチでは10年の大地震で30万人以上が死亡、150万人が住居を失った。
ダイノジ大地 @dienoji_ohchi 地球イチバンご覧いただきありがとうございました!! 本当素敵な番組に呼んでいただきましてありがとうございました! スタッフさん、コンゴの仲間のみんなもありがとうございました。 着飾る意味を考える事が出来た良い機会でした。外見を磨くのが内面も磨けるのです。内面も外見も表裏一体。 2014-12-04 22:53:45
コンゴ、ルワンダ両軍が交戦=国境付近、銃撃4時間 【ロンドン時事】アフリカ中部コンゴ(旧ザイール)と隣国ルワンダとの国境付近で10日未明、両軍部隊による交戦が発生した。AFP通信が伝えた。 地元当局者の話によれば、現場はコンゴ東部の主要都市ゴマ北方20キロにある村。コンゴ兵の一人が国境地帯でルワンダ部隊に拉致されたことから、コンゴ軍が発砲したとされる。銃撃戦は4時間以上続いたが、犠牲者が出たかどうかなど詳しい状況は不明。(2014/06/11-19:46)
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