4月11日、G7外相会合は、シリア問題での制裁を巡る英提案で合意に至っていない。写真は英国のジョンソン外相。イタリアのルッカで10日撮影(2017年 ロイター/Max Rossi) [ルッカ(イタリア) 11日 ロイター] - イタリア北西部ルッカで10日から2日間の日程で開かれている主要7カ国(G7)外相会合で、シリアとロシアに対する制裁措置を訴えた英国の主張をめぐる合意は得られていないことが11日、主催国イタリアの話で明らかになった。 英国のジョンソン外相は会合に先立ち、アサド政権軍によるものと見られる毒ガス攻撃で多数の犠牲者が出たことを受け、新たな制裁措置について討議したいと語っていた。 これについて主催国イタリアのアルファノ外相は記者団に対し、ジョンソン氏の考えは支持を得られなかったとし、「現時点では新たな制裁措置に関する合意は得られていない」と述べた。 そのうえで「異なる見解が明