韓国大統領府の高官は、今月効力を失う日韓の軍事情報包括保護協定=GSOMIAについて、関係が改善すれば、破棄の撤回も検討すると示唆したものの、日本による輸出管理の強化が続く現状では難しいとの認識を示しました。 この中で、日韓関係について、「最も近い隣国であり、北東アジアの平和と安定のためのパートナーだ」として、今月4日に訪問先のタイで、両国の首脳がことばを交わしたことにも言及し、重要性を強調しました。 一方で、「日本との関係が難しくなっている根本的な原因は日本側にある」と指摘しました。 そのうえで、今月23日に効力を失う日韓の軍事情報包括保護協定=GSOMIAについては、「日本との関係が正常化すれば、協定の延長を再検討する用意がある」と述べ、関係が改善すれば、破棄の撤回も検討すると示唆したものの、日本による輸出管理の強化が続く現状では、難しいとの認識を示しました。 また、協定が破棄されても
中国による南シナ海での軍事拠点化に対して、国際社会の懸念が強まる中、中国の王毅外相は24日、訪問先のタイで、中国とASEAN=東南アジア諸国連合の間で、南シナ海でのルール作りが前進していると強調し、この問題について、アメリカや日本が関与しないようくぎを刺しました。 この中で王外相は、南シナ海の問題について「中国とASEANの間で国際的なルール、『行動規範』の調整が進んでいる」と強調し、この問題について、域外であるアメリカや日本が関与しないようくぎを刺しました。 また、王外相はことし9月に中国で開かれるロシアやインドなどBRICSと呼ばれる新興5か国の首脳会議に、タイのプラユット暫定首相を招待したことを明らかにしました。 BRICSの首脳会議は、中国でことし後半に5年に1度の共産党大会が開かれるのを前にした重要な外交イベントと位置づけられており、中国としては、ASEANの主要国であるタイを取
[バンコク 20日 ロイター] - タイのジュントン運輸相は20日、鉄道3路線を敷設することを目指しており、日本と協議していると明らかにした。遅れている鉄道網の近代化計画の始動に向けた一歩。運輸相によると、タイは首都バンコクと国内各都市を結ぶ3路線の敷設を目指しており、日本が計画に関心を示している。 運輸相はバンコクで記者団に対し、「(日本とは)まだ交渉中」と述べた。 タイは、東西を横断する2本の路線を日本が建設することを提案。ジュントン運輸相によると、ミャンマーとの国境の町メーソットからラオスとの国境ムクダハンを結ぶ路線と、カンチャナブリと工業団地のあるラヨーンを結ぶ路線が挙がっている。 3本目はバンコクから北部のチェンマイを結ぶ路線。ロイターの計算によると、3路線は合わせて約1500キロに及ぶ。 タイは前日、総延長867キロの別の鉄道建設計画の覚書を中国と締結した。 私たちの行動規範:
カンボジアの首都プノンペンに来ている(5月29日記)。気温は36度と、うだるような暑さである。ちょうど真夏の季節だ。旅の3日目というのに、すでに頭が少し朦朧としている。 タイで突然起きたクーデターのせいで、バンコク経由のフライトを諦め、シンガポール経由で首都プノンペンへと到着した。プノンペンの市街は、大型の四駆とバイクであふれていて、ずいぶん平和な風景が拡がっていた。 今回の訪問は、カンボジアの知識人たちと、最近の中国との緊密な関係や、ますます激化する南シナ海問題について意見交換をするのが目的である。 アジアの友人たちからは、「カンボジアはもう中国の影響下にどっぷりとつかってしまっているので、どうしようもない」と、さんざん聞かされてきたこともあって、カンボジアの人々が日本人を前にしてどんなふうに話を切り出すのか、天の邪鬼の筆者には、むしろ募る興味を抑えての訪問となった。 日本をはるかにしの
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