[ハバナ/メキシコシティ 4日 ロイター] - ベネズエラから多くのタンカーが到着したことで、米国の制裁強化に伴うキューバの深刻な燃料不足は一息ついた。さらに4日にキューバを訪問したロシア首相は、エネルギー産業の発展を支援することを約束した。 10月4日、ベネズエラから多数のタンカーが到着し、米国の制裁強化に伴うキューバの燃料不足は一息ついたが、同国の深刻なエネルギー問題が解消される見通しは暗い。写真は壁に描かれたベネズエラのチャべス元大統領とキューバ革命の英雄チェ・ゲバラ。9月27日、ハバナで撮影(2019年 ロイター/Alexandre Meneghini) だが、最も関係の近い同盟国であるベネズエラ、ロシア両国からの支援があっても、キューバのエネルギー問題が解消される見通しは暗い。キューバ政府はここ1カ月、さまざまな省エネ策を導入したが、その多くを継続した。 キューバ政府は9月11日
北朝鮮国営の朝鮮中央通信は24日、同国の国会に当たる最高人民会議の朴泰成(パク・テソン)議長とベネズエラの国会議長兼与党・ベネズエラ統一社会党(PSUV)第1副委員長のディオスダド・カベジョ氏が平壌の万寿台議事堂で会談したと報じた。 会談では、「各分野において両国の交流と協力を強化し、発展させていくための方途的な問題が討議された」という。
1 我が国は,これまで累次にわたり,ベネズエラにおける経済・社会情勢の悪化及び人道上の危機に対する懸念を表明してきました。また,2018年5月に実施された大統領選挙に関しては,その正統性に対する国際社会の疑念に対してベネズエラ政府として説明責任を果たすよう繰り返し求めてきました。それにもかかわらず,ベネズエラ政府がこれら要請に応えることなく,同国の政治・経済・社会情勢が悪化していることについて,我が国は非難します。 2 グアイド・ベネズエラ国会議長は,大統領選挙を行うための暫定大統領として宣誓を行いました。我が国は,憲法秩序に基づき民主主義の回復を希求するベネズエラ国民の意思を支持しており,これが尊重されることを改めて求めます。国際社会と共に,自由で公正な大統領選挙の早期実施を求めます。 3 ベネズエラの経済・社会情勢の悪化により,特に脆弱な状況にあるベネズエラ国民に深刻な影響が及んでいる
政情不安が続く南米ベネズエラのマドゥロ大統領と、マドゥロ氏の退陣を求める米国のトランプ大統領の双方が20日、両国の高官同士が秘密裏に接触を続けていると認めた。 トランプ氏は米ホワイトハウスで、米政権がマドゥロ政権側と接触しているのかと記者団に問われ、「誰と会っているかは言いたくない。だが、高官と会っている」などと述べ、接触を認めた。 その後、マドゥロ氏もカラカス近郊での演説で、「対立を解消するために、トランプ政権の高官との接触が数カ月前からある」などと語った。国営放送などが報じた。 両国の接触については、AP通信が18日、マドゥロ政権ナンバー2のカベジョ制憲議会議長と米政府高官が接触していると報道。だが、カベジョ氏は翌日、「尊大な帝国(米国のこと)は、我々を分断できると思っている」などと述べ、報道を否定していた。(サンパウロ=岡田玄)
政情不安が続く南米ベネズエラには、独裁色を強めるマドゥロ氏(56)と暫定大統領就任を宣言した反マドゥロ派のグアイド国会議長(35)の2人の「大統領」が存在します。どちらを支持するかで世界が二分されるなか、中東の地域大国トルコはマドゥロ氏支持を打ち出しました。一方、トルコが加盟する北大西洋条約機構(NATO)のほとんどはグアイド氏支持です。トルコにはどんな思惑があるのか。トルコ情勢に詳しい国際協力機構(JICA)トルコ事務所の近内みゆきさんに聞きました。(聞き手・軽部理人) ――グアイド氏が1月23日、暫定大統領への就任を宣言すると、トルコはいち早くマドゥロ氏支持を打ち出しました。なぜでしょうか。 トルコのエルドアン大統領は、度々こう述べています。「選挙で選ばれた大統領(マドゥロ氏)を、外国政府が介入して権力から引きずり下ろすべきではない」と。 記憶している方も多いと思いますが、トルコでは2
河野太郎外相は19日の記者会見で、南米ベネズエラの暫定大統領就任を宣言したグアイド国会議長について「我が国としてグアイド暫定大統領を明確に支持する」と表明した。日本政府はこれまでマドゥロ政権について「昨年5月の大統領選の正統性に対する国際社会の疑念に答えていない」としつつも、どちらを支持するか明らかにしていなかった。 河野氏は会見で、グアイド氏について「大統領選を行うための暫定大統領として宣誓を行っている」と指摘。その上で、「我が国としては民主主義の回復の観点から大統領選の早期実施を求めてきたが、残念ながら現時点で大統領選が実施されていない」とし、グアイド氏の支持を表明。「自由で公正な大統領選が早期に実施されることを改めて求めていきたい」と強調した。 ベネズエラでは、独裁色を強めるマドゥロ大統領への反発が広がる。米国などがグアイド氏を暫定大統領と認める一方、中国やロシアはマドゥロ政権を支持
南米ベネズエラのセイコウ・イシカワ駐日大使は20日、暫定大統領就任を宣言したグアイド国会議長に日本政府が支持を表明したことに対し「深く遺憾だ」と述べた。都内の駐日ベネズエラ大使館で記者会見した。政情混乱が続くベネズエラでは、マドゥロ大統領と対立するグアイド氏を米国やブラジルなどが暫定大統領として承認した。河野太郎外相も19日になってグアイド
カナダ首都オタワで開かれた中南米諸国とカナダによる「リマ・グループ」の会合で、ビデオを通じて演説したベネズエラ野党指導者フアン・グアイド氏に拍手するカナダのジャスティン・トルドー首相(中央)とクリスティア・フリーランド外相(右)、ペルーのネストル・ポポリツィオ・バルダレス外相(左、2019年2月4日撮影)。(c)Lars Hagberg / AFP 【2月5日 AFP】中南米諸国とカナダでつくる「リマ・グループ(Lima Group)」は4日、ベネズエラ情勢をめぐり、軍の介入のない平和的な政権移行を実現させるよう呼び掛けた。 グループ参加14か国のうち11か国は、オタワで会議を行った後に共同声明を発表。「武力を用いない政治的・外交的手段を通じ、平和的な移行手続きが取られることを改めて支持する」と表明した。 またベネズエラ軍に対し、野党指導者のフアン・グアイド(Juan Guaido)氏を暫
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