英国のハント外相。訪問先の米国で、ロシアに対する制裁を強化するよう訴えるとみられている/Pool/Getty Images AsiaPac/Getty Images ワシントン(CNN) 就任後初めて米国を訪問している英国のハント外相が、21日の演説で欧州連合(EU)に対し、ロシアへの制裁を包括的なものとするべく確実に取り組むよう求める方針であることが分かった。 CNNが入手した演説の抜粋によれば、ハント外相はロシアの「有害な振る舞い」への各国の対応に焦点を当てる見通し。現状では「我々の安全を維持する国際秩序が傷つけられている」と警鐘を鳴らす。 ワシントンで行われる演説では「ロシア政府との関係構築には当然取り組まなくてはならないが、一方で率直にものをいう姿勢も必要だ。プーチン大統領の下でのロシア外交は、世界をこれまでよりも危険な場所にしている」と発言するとみられる。 そのうえで、上記の抜粋