9月7日、ロシア通信(RIA)は、ミャンマーがロシア産石油製品の購入を開始し、ルーブルでの支払いを行う準備ができたと、ミャンマー国軍トップのミン・アウン・フライン総司令官(写真)の発言として伝えた。写真は昨年6月モスクワでの代表撮影(2022年/ロイター) [ウラジオストク(ロシア) 7日 ロイター] - ロシア通信(RIA)は7日、ミャンマーがロシア産石油製品の購入を開始し、ルーブルでの支払いを行う準備ができたと、ミャンマー国軍トップのミン・アウン・フライン総司令官の発言として伝えた。
(ブルームバーグ):上海の20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議では中国の人民元が主要議題の一つになると予想されていた。しかし、主要国の一部の当局者から懸念材料として指摘されたのは、日本の円と金融政策だった。 ユーロ圏財務相会合(ユーログループ)のデイセルブルム議長(オランダ財務相)は27日に上海で記者団に対し、「正直に言って、日本についても討議された。競争的な通貨切り下げの状況に陥るのではないかとの多少の懸念があった」と発言。「他が追随し、競争的な切り下げとなるリスクは非常に大きい」と述べた。 同議長のコメントは、円を対ドルで押し下げて債券利回りを歴史的な低水準に引き下げた日銀による前例のない金融刺激策に対する懸念の高まりを示唆するものだ。日銀が先月、マイナス金利導入の決定を発表したことで、市場は不意を突かれ、通貨のボラティリティ(変動性)が高まった。 日銀の黒田東彦総裁
日本や中国、韓国、インドネシアなど13カ国が参加する「東南アジア諸国連合(ASEAN)プラス3マクロ経済調査事務局(AMRO)」が今春にも国際機関に昇格する。主導する日本は、国際金融システムの番人である国際通貨基金(IMF)のアジア版と位置付け、通貨危機の警戒体制強化などを目指す。 AMROは2011年4月に設立された。参加国から派遣されたエコノミストがアジア域内の経済や金融情勢を調査・分析。通貨危機時には、外貨を融通し合うチェンマイ・イニシアチブ(CMIM)の発動を13カ国に勧告する役割を担う。 現在は本部を置くシンガポールの一法人にすぎないため、人材難などを理由に組織として未熟との見方が多かった。国際機関化を実現する協定発効には各国議会の承認が必要だが、日本は既に手続きを終えており、残りの国でも今春までに承認されるめどが立った。 国際機関への昇格で信用力が向上し、IMFなどとの連
英ロイター通信の報道によると、ジンバブエのパトリック・チナマサ財務相は21日、人民元の現地での使用と流通を拡大する計画を発表した。仏AFP通信によると、ジンバブエのロバート・ムガベ大統領は22日、この措置に歓迎の意を表したという。ジンバブエ中央銀行は昨年1月、人民元を法定通貨として受け入れることを発表していた。現在ジンバブエで流通している主要通貨は米ドル。環球時報が伝えた。 ジンバブエ中央銀行は今月20日、中国人民銀行と協定を交わし、2016年年初より、人民元をジンバブエの法定通貨として流通させることを決定した。ロイター通信によると、チナマサ財務相は21日、「人民元の流通により、中国人は人民元での決済が可能になり、中国人観光客のジンバブエ訪問・消費が促進される。同時に、ジンバブエは人民元を使って中国からの借款を返済できるようになる」との見方を示した。AFP通信の22日の報道によると、ムガベ
(前回から読む) 日中が衝突したら韓国は中国側に付くのか――。神戸大学大学院の木村幹教授と展開を読む(司会は坂巻正伸・日経ビジネス副編集長)。 半妖怪の韓国 前回は日韓関係が悪化し、信頼関係も消えた今こそ、紛争の予防を真剣に考える必要があるとの話でした。 鈴置:日韓関係が良くなることは――日本人が韓国に気を許すことは今後、まずないと思います。「韓国はねずみ男」との認識が広まったからです。 「早読み 深読み 朝鮮半島」の書籍化第1弾である『中国に立ち向かう日本、つき従う韓国』で使った「ゲゲゲの鬼太郎」モデルですね。以下、プロローグの「中国の空母が済州島に寄港する日」から引用します。 読んでくれた知り合いの1人は「韓国って『ゲゲゲの鬼太郎』に出てくる『ねずみ男』のような国なのですね」と言った。確かに、米国たる目玉親父や、日本たる鬼太郎の側にいるようで、肝心な時は妖怪側――中国につくのが「ねずみ
Final Summary For September 21 -- NATO Secretary-General Jens Stoltenberg has called on Russia to withdraw heavy weapons from eastern Ukraine. -- No trucks have passed through the administrative border from mainland Ukraine to Crimea overnight, according to Oleh Slobodyan, the spokesperson for Ukraine’s State Border Service. -- Hundreds of pro-Kyiv activists from Crimea's Tatar community and other
ギリシャのアレクシス・チプラス首相のモスクワ巡礼は、2つの悲劇を物語っていた。1つは危険なまでに結末に近づいている物語で、欧州国家の家族の中でギリシャが占める不確かな地位に関する悲劇。もう1つは、まだ物語の途中だが、悲惨な終幕を予告する筋書で、単にユーロだけでなく欧州統合の将来に関する悲劇だ。 予想された通り、チプラス首相はロシアのウラジーミル・プーチン大統領に歓待された。 失地回復を狙うプーチン大統領のウクライナ侵攻によって、プーチン政権はクレムリンの人間が絶対認めないほど脆弱になっている。プーチン氏としては是が非でも、欧州連合(EU)の制裁体制を弱める必要がある。 ギリシャ、ロシアがともにキリスト教正教会に属していること、ギリシャ国内に漂う左派のノスタルジアの空気、そして何よりギリシャが絶望的に孤立していることから、ギリシャは今、相手を分断し、支配するというロシアの戦略の恰好の標的にな
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