今年10月、インドネシアに高速鉄道を輸出する50億ドルの商談で日本が中国に敗れたとき、日本の技術力の偉大なる象徴であり、国民に愛される「新幹線」が却下されたことを国中が嘆いた。 しかし、今月は日中の立場が逆転し、インドのムンバイとアーメダバードを結ぶ総額150億ドルの高速鉄道建設プロジェクトを日本が獲得。中国の当局者は、これは一般競争入札ではなかったから敗れたわけではないと言い張った。 日本と中国はアジアにおける産業面の覇権と政治的影響力を巡って競い合っており、高速鉄道の売り込み合戦はその代理指標と化した。だが、当局者に言わせれば、この状況は一般の認識とは異なる現実を反映している。高速鉄道を本当に欲しがっている国はほとんどない、という事実だ。 「新幹線は日本のアイデンティティーの一部だ。売り込めるようがんばらねばならない」。実に気前の良い資金援助パッケージを日中両国が提示していることについ
日本と中国が受注を目指していたインドネシアの高速鉄道計画について、インドネシアのジョコ大統領の特使が、菅官房長官と会談し、日本側の提案を採用しない考えを伝えたのに対し、菅官房長官は、遺憾だという考えを示しました。 この中で、ソフヤン長官は「日本と中国の双方の提案は再検討が必要だといったんは判断したが、その後、中国側からインドネシア政府の財政負担を伴わずに事業を実施できるという新たな提案があった。中国提案を歓迎したい」と述べ、日本の提案を採用しない考えを伝えました。 これに対して、菅官房長官は「日本は実現可能な最良な提案を行ったと確信している。日本提案が選ばれなかったことは残念だ」と述べました。そのうえで、菅官房長官は「参画機会を公平に提供すると説明を受けていたにもかかわらず、方針が急きょ変更され、中国提案を歓迎することになった経緯は理解し難く、極めて遺憾だと言わざるをえない」と述べました。
8月31日、日本と中国が受注を競うインドネシアの高速鉄道計画で、インドネシア政府が中国の事業案採用に傾いていることが、インドネシア政府筋の話で明らかになった。西ジャワ州 で25日撮影(2015年 ロイター/Darren Whiteside) [ジャカルタ 31日 ロイター] - 日本と中国が受注を競うインドネシアの高速鉄道計画で、インドネシア政府が中国の事業案採用に傾いていることが、インドネシア政府筋の話で明らかになった。 政府筋はロイターに匿名を条件に「中国案のほうが政府の財政負担が軽く、安全面の問題への対応も適切になされているため、中国案に傾いている」と述べた。 別の政府筋はインドネシア政府が大規模なインフラ計画の発注で日本と中国の間でバランスを取ろうとしていると指摘した。日本は既にジャカルタの都市高速鉄道と石炭火力発電所の建設を受注している。 関係筋によると、閣僚レベルの委員会が31
Presidents Xi Jinping of China, left, and Vladimir V. Putin of Russia in Beijing on Thursday.Credit...Wu Hong/European Pressphoto Agency BEIJING — They have met more than a dozen times and stood shoulder to shoulder during Thursday’s military parade here. But the once-vaunted relationship between the Chinese president, Xi Jinping, and Russia’s leader, Vladimir V. Putin, has come under strain as th
19:20 Putin says troops build-up near Ukraine borders was part of "exercises" 19:00 Volodymyr Zelensky tells Boris Johnson Nord Stream 2 commissioning by Russia "unacceptable" 18:20 Zelensky asks U.S. for clarity on NATO MAP – media 16:20 U.S. financial institutions prohibited to buy Russian bonds 15:40 Education minister: Best lecturers at President's University in Ukraine to be paid at least US$
[バンコク 20日 ロイター] - タイのジュントン運輸相は20日、鉄道3路線を敷設することを目指しており、日本と協議していると明らかにした。遅れている鉄道網の近代化計画の始動に向けた一歩。運輸相によると、タイは首都バンコクと国内各都市を結ぶ3路線の敷設を目指しており、日本が計画に関心を示している。 運輸相はバンコクで記者団に対し、「(日本とは)まだ交渉中」と述べた。 タイは、東西を横断する2本の路線を日本が建設することを提案。ジュントン運輸相によると、ミャンマーとの国境の町メーソットからラオスとの国境ムクダハンを結ぶ路線と、カンチャナブリと工業団地のあるラヨーンを結ぶ路線が挙がっている。 3本目はバンコクから北部のチェンマイを結ぶ路線。ロイターの計算によると、3路線は合わせて約1500キロに及ぶ。 タイは前日、総延長867キロの別の鉄道建設計画の覚書を中国と締結した。 私たちの行動規範:
7月18日、アルゼンチンは、中国から75億ドルの融資を受ける協定に調印した。写真はアルゼンチンのフェルナンデス大統領(右)と中国の習近平国家主席(2014年 ロイター/Enrique Marcarian) [ブエノスアイレス 18日 ロイター] - アルゼンチンは18日、中国から75億ドルの融資を受ける協定に調印した。アルゼンチンは現在、未払い債務をめぐる争いが原因で、世界の資本市場からの資金調達ができない状況に置かれている。 アルゼンチンのフェルナンデス大統領と中国の習近平国家主席が調印した協定によると、中国開発銀行がアルゼンチン南部パタゴニアでの水力発電用ダム2基の建設費用として47億ドルのほか、長期にわたり遅延している鉄道建設プロジェクト向けに21億ドルを融資する予定。鉄道が完成すれば、アルゼンチンの農業地帯から港への穀物輸送が効率的になる。
24日に予定される日米首脳会談において、日本の超電導リニア新幹線の米国への技術導入で合意することで、日米両政府が最終調整に入ったことが12日、分かった。対象となっている区間は、ワシントン−ボルティモア間(約66キロ)。政府関係者が明らかにした。 首脳会談で安倍晋三首相は、リニア受注を実現するために、リニア技術は無償提供することを表明する。JR東海も政府と足並みをそろえている。 技術提供の場合、「ライセンス料」を受け取るのが一般的だが、短期的な資金回収よりも、リニア新幹線を米に確実に売り込むことを優先する。無償提供であっても、車両や部品の量産効果に伴うコスト削減、世界的な知名度の高まりによる販路開拓で、十分に利益を得られると見込んでいる。 首相は首脳会談で、ワシントン−ボルティモア間だけでなく、新たにワシントン−ニューヨーク間(約360キロ)にもリニア新幹線を採用するよう打診する。
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