米WTI原油先物市場は、OPECが協調減産に合意するとの期待から上昇した先週の流れを継続し、1バレル=30ドル前後で推移している。 きっかけは、2月11日にUAEのエネルギー相が「OPEC加盟国に減産協力の用意がある」と発言したことだった。これを受ける形で2月14日にナイジェリアの石油資源相は、「世界的な原油相場安について“どのように歯止めをかけるべきなのか決断すべき”とのコンセンサスがOPEC内部で形成されつつある」との認識を示した。 2月16日にはカタールの首都ドーハで、サウジアラビアとロシアの石油相が、カタールやベネズエラという他のOPEC加盟国の石油相も交えて原油市場について協議した。また、ロシア国営石油会社ロスネフチのセチンCEOも、2月10日、原油価格を上昇させるために「主要産油国による日量100万バレルの協調減産」を提案した。 同17日、テヘランでカタール、イラク、ベネズエラ
transcript 4 Nations Agree to Oil Production FreezeOil ministers from Saudi Arabia, Russia, Venezuela and Qatar said Tuesday that they had agreed to an oil output freeze to keep prices from bottoming out. 4. (SOUNDBITE) (English) QATARI MINISTER OF ENERGY AND INDUSTRY, MOHAMMED SALEH AL SADA, SAYING: “The four countries, in order to stabilise the oil market, agreed to freeze, to freeze the product
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[ドバイ 19日 ロイター] - イランのザンギャネ石油相は19日、石油輸出国機構(OPEC)緊急会合を招集し、原油価格動向の協議を同国が呼び掛ける予定はないと語った。 ファルス通信が同氏の発言として伝えた。同氏は、1バレル=72ドルの原油価格を同国予算で想定すべきとしながら、「原油価格が25ドルまで下落しても、石油産業の脅威にならない」と述べた。 同氏はまた、原油安を食い止める加盟各国間の協議は現時点で結実していないと指摘。ただ、同省のウェブサイトによると、投資家や生産者にとって合理的な価格水準を確保するため、市場均衡に向けた加盟国間の協力強化を呼び掛けた。 私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」
原油価格が値下がりするなか、世界第2位の産油国ロシアのプーチン大統領と南米の産油国、ベネズエラのマドゥーロ大統領が会談し、エネルギー分野の連携を強化することで一致しました。 ロシアのプーチン大統領は、OPEC=石油輸出国機構の加盟国、ベネズエラのマドゥーロ大統領と15日、モスクワ郊外で会談しました。 会談の冒頭、プーチン大統領は「ベネズエラは単に友人ではなく、非常に親しいパートナーだ」と述べました。 マドゥーロ大統領も、「エネルギー資源の価格の安定について議論したい。ベネズエラは常にロシアとともにある」と応じました。 会談のあと、ロシア大統領府のペスコフ報道官は地元メディアに対し、「両首脳は原油市場について議論し、エネルギーを含むさまざまな分野で連携を強化することで一致したほか、2国間の貿易額を増やす用意があることを確認した」と述べました。 ロシアは輸出額全体の7割を原油などのエネルギーが
[モスクワ 29日 ロイター] - ロシアのイーゴリ・ユスフォフ元エネルギー相は、国際原油価格の上昇に向け、同国が原油輸出の削減を通じて石油輸出国機構(OPEC)を支援する可能性があるとの見方を示した。 ユスフォフ氏はロイターに対し「ロシアの(石油の)量は安定している。問題は増産の是非だ。輸出をわずかに減らしても、ひどい結果にはならないだろう。各社の判断であり、ロシアでの石油精製を増やし、国内向けに販売するかもしれない」と話した。 ユスフォフ氏によると、同氏は公職から退き、エネルギー投資会社を経営しているが、現在もOPEC加盟国の石油担当相らと定期的に話し合いの場を持っているという。 同氏は2001─02年、国際原油価格の下支えをめぐってロシアの対OPEC交渉団を指揮し、減産で合意した。ただ当時、ロシア側は合意に逆らって輸出を増加させた経緯がある。 ロシアは11月、OPEC総会に先立ってノ
12月15日、シリアとイラクで代理戦争を繰り広げることにより、サウジアラビアはロシアおよびイランとの石油戦争を引き起こすリスクを冒している。写真はサウジのアブドラ国王。同国ジッダで9月代表撮影(2014年 ロイター) Mohamad Bazzi [15日 ロイター] - 1973年8月、当時のサダト・エジプト大統領はサウジアラビアのファイサル国王に会うため、首都リヤドをお忍びで訪れた。イスラエルとの戦争を準備していた大統領は、サウジに石油という最も強力な武器を行使してもらう必要があったのだ。 ファイサル国王はこの時点まで、「武器としての石油」を使うよう石油輸出国機構(OPEC)諸国に呼びかけることに二の足を踏んでいた。しかし74年10月にイスラエルと中東アラブ諸国との第4次中東戦争が勃発すると、アラブ諸国は石油生産を減らして価格を釣り上げるとともに、イスラエルを支持する米国を罰するため、石
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