大阪市の横山英幸市長は7日、プロ野球の阪神とオリックスの優勝パレードについて、来年以降に優勝した場合でも実施は慎重に判断する方針を示した。ボランティアの警備要員として市職員を募った対応に、市議会から批判が出たのを踏まえた。市役所で記者団に「全く無視して来年も実施となると、議会軽視になる」と述べた。 大阪府と市は11月23日に市中心部で行われたパレードに、職員計約2500人をボランティアとして動員。特定球団への催しに公金を投入する対応に弁護士から懸念が示されたため、市は勤務扱いにしなかった。
【読売新聞】 大阪、神戸両市で23日に開催されるプロ野球・阪神タイガースとオリックス・バファローズの優勝パレードで、運営費を賄うクラウドファンディング(CF)が低調だ。目標の5億円に対し、9日時点の寄付は約6400万円で、わずか1割
今月23日予定のプロ野球阪神タイガースとオリックス・バファローズのリーグ優勝を祝うパレードをめぐり、会場となる大阪府と大阪市の職員に困惑が広がっている。来場者の対応として、府市が計約3千人の職員の「ボランティア」を募っているためだ。当日の手当はなく、交通費の支給もない。職員からは「せめて出勤扱いにしてほしい」との声も漏れる。 「イベントを安全・円滑に実施するために、警備員の配置に加えて、職員の皆様には、ボランティアとしてのご協力をお願いしたい」。府は10月19日付で部局長らあてにパレードのボランティア参加についてこう文書で通知した。活動は約7時間で、来場者の誘導や交通規制時間の案内などを担う。市も同様の内容で、それぞれ約1500人を募っている。 パレードは「勤労感謝の日」の23日、大阪市のメーンストリート・御堂筋と神戸市の三宮で開催。阪神とオリックスの選手が午前と午後で時間をずらして両会場
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