今年1月、ブラジルの大統領に就任し、過激な言動から“ブラジルのトランプ”とも呼ばれるジャイール・ボルソナーロ氏。そんな彼の発言が、物議を醸している。 今月24日、ボルソナーロ大統領は、上程された年金改革について、抜本的なものにならなかった場合は、辞任をするという考えを示しているゲジス経済相について触れた際に「もし、『日本人の改革』になるなら、彼は出ていくと言っているそうじゃないか」と発言。自身が大統領選の際にマニフェストに掲げた年金改革は、議会の抵抗により、政府が示した案が修正されるおそれがある現状を受けての発言だったが、この日本人という意味について「ペキニニーニョ(小さい)」という意味で使ったと告白。さらに、「あそこではすべてがミニチュアだ」と続けた。 この一連の発言について、人種差別的ではないかという批判を集まっている。ボルソナーロ大統領は、今月半ばにブラジル国内の空港で、日本人男性と