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昨日(7月9日)、現地時間午後5時頃、青海省玉樹チベット族自治州玉樹県玉樹(ジェクンド/ケグド/ユシュ)の街の中心部にあるケサル広場で1人のチベット人僧侶が、中国政府のチベット政策に抗議するために焼身した。彼は病院に運び込まれたとの情報があるが、病院に運び込んだのが警察なのか、地元のチベット人なのかは明らかではない。また、焼身者の生死、氏名、年齢、所属僧院名なども現在玉樹一帯の情報網が遮断されており、未だ不明である。 玉樹(ジェクンド)は2012 年4月14日、大地震に襲われ、政府発表でも3000人の犠牲者が出た場所である。その後の復興の過程で、膨大な義援金が世界中から集まったにも関わらず、現地のチベット人たちは3年間もテント生活を強いられ、また政府が進める都市計画により多くのチベット人が土地を取り上げられた。これまでにこの街では土地強制収容に抗議する焼身が2件起こっている。 チベット内地
中国の習近平国家主席はチベット政策について演説し、チベット族が多く住む地域で一層の経済発展や住民生活の改善に取り組むとする一方、チベット仏教への締めつけを継続する方針を示しました。 国営テレビによりますと、習主席は「国を治めるにはまず辺境を治め、辺境を治めるにはまずチベットを安定させる」として、チベット政策に力を入れる姿勢を強調しました。 そのうえで、チベット自治区とチベット族が多く住む4つの省で財政面などの優遇政策を続け、一層の経済発展や住民生活の改善に取り組む考えを明らかにしました。 一方、習主席は「ダライグループと闘う方針はあくまで揺るがず、反分裂闘争の主導権をしっかりと握る」として、「高度な自治」を求めるチベット仏教の最高指導者、ダライ・ラマ14世との対話には今後も応じないことを確認しました。 さらに、「長期的に有効な寺院管理のメカニズム作りを進め、チベット仏教が社会主義に適応して
スンドゥ・キャプ。 チベットの遊牧民スンドゥ・キャプは焼身したとき17歳であった。17歳と若かったが既に結婚し、2歳になる子供もいた。今から2年ほど前の2012年12月2日、アムド、サンチュ(甘粛省甘南チベット族自治州夏河県)ボラ郷にあるボラ僧院近くの路上で、彼は中国政府のチベット弾圧に抗議する目的で焼身した。焼身中に何を叫んだかは伝わっていないが、目撃者の1人は「彼は焼身しながらも頭を壁にぶつけ、沢山血を流していた。連れ去られるときには死んではいなかったが、生きる望みは少ないであろう」と語っていた。 部隊に連れ去られた後、行方不明になっていたが、家族が数ヶ月後、彼が収容されているという病院に呼び出された。「両足を切断しなければならない。承諾書にサインしろ」と言われたという。その時家族は彼の病室に入ることを許されず、ドアのガラス越しにしか彼を見ることができなかった。両親はそのとき、「片足な
チベットの精神的指導者、ダライ・ラマ14世が7月6日、80歳の誕生日を迎えた。中国当局は禁足令を出すなどこの日に向けて警戒を強化したが、チベット族は各地で14世の傘寿を祝ったという。一方、弾圧に抗議して焼身自殺したチベット族が約140人に達する中、当局は「勝手に死ねば良い」と言い放つなど、人命軽視の共産主義体質をあからさまにしている。 誕生日祝福のメッセージ広めただけで逮捕 ダライ・ラマ14世の誕生日にあわせ、亡命チベット人政府があるインド・ダラムサラでは6月21、22日、盛大なセレモニーが繰り広げられた。14世はその後、米国を訪れ、各地で誕生日を祝う行事に招かれた。 もちろん、14世の帰還を願う中国のチベット自治区や周辺でも、当局の規制の目をかすめ、チベット族は密(ひそ)かに集まり、14世の長寿を願ったという。 青海省の僧院では、「500人以上の僧侶が集い、3日間にわたって祈った」と、米
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