7月9日、防衛省は、自衛隊機による緊急発進が4─6月期は前年同期比3倍の340回だったと発表した。写真は航空自衛隊機。青森県の三沢基地で2012年11月撮影。提供写真(2014年 ロイター/Joint Staff, Japan/Handout) [東京 9日 ロイター] - 防衛省は9日、自衛隊機による緊急発進(スクランブル)が4─6月期は前年同期比3倍の340回だったと発表した。ロシア機に対する発進が同8倍の204回と、大幅に増えたことが全体の回数を引き上げた。 ロシア機への発進がとりわけ多かったのは4月。13日から19日にかけては7日間連続で自衛隊機が発進した。ウクライナ情勢をめぐって米ロが対立する中、18日まで日本の近くで米韓合同軍事演習が行われていた。5月、6月はロシア機への発進回数が減少したという。