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日本と第二次大戦と医学史に関するEreniのブックマーク (3)

  • 731部隊によるペスト保菌ネズミの検査法の研究 - akihitosuzuki's diary

    保菌についての史料を読んでいたら、満州でペストを保菌している鼠を研究した論文が出てきた。執筆者は春日忠善(かすが ちゅうぜん)1940年に「ペスト沈降反応の特異性に関する研究」という博士論文で慶應義塾大学から博士号を得ている。没年近くだとおもうが、1990年に3ページくらいの追悼記事が書かれているのでそれを後から読む。731部隊と関係が深い人物である。個人を焦点にした研究はないようであるが、ネット上では、731部隊に所属していたが、戦後に栄誉ある職を歴任して多くの学術賞を受賞したことで批判されている。また、731部隊の研究で優れた業績を上げた常石敬一が『戦場の疫学』の脚注で、この論文を含めて春日に何度も言及している。哀しいことに、この書物の5章は、文と脚注の構造が崩れていて、脚注11を超えると、文に註が打たれていないのに脚注だけが現れるという宜しからぬことになっていて、常石が何を言いた

    731部隊によるペスト保菌ネズミの検査法の研究 - akihitosuzuki's diary
    Ereni
    Ereni 2017/08/11
    “731部隊の特徴は、生物兵器としてペストを用いる作戦を、詳細にわたって考えていたことになる。そう考えると、この春日論文の幾つかの部分が説明しやすい”
  • 大東亜共栄圏にて、熱帯の病気を日本の民間薬で治すこと。 - akihitosuzuki's diary

    Ereni
    Ereni 2015/08/01
    結核にセンブリ、デング熱にウサイカク
  • アメリカ軍が視た戦争直後の日本の精神医療 - akihitosuzuki's diary

    Cotton, Henry A. and Franklin G. Ebaugh “Japanese Neuropsychiatry”, American Journal of Psychiatry, 103(1946), 342-348. 日の精神医療の歴史的な形成が持つ一つの特徴に、自らを批判的に見る機会が少なかったことが挙げられる。たしかに、呉秀三をはじめとするドイツ留学組が、東大精神科や後に松沢病院を通じてドイツの精神病院のモデルを導入したこと、それが一つの教育的な規範となったのは事実であり、東大を卒業し松沢病院で研修した医者たちによる精神医学史が注目・主張することは全く正しい。一方で、その影響が非常に限定的であったこと、そして、松沢のモデルを他の精神病院に広めるための行政的な仕組みをもっていなかったことも事実である。戦前の日の精神病院は、病院数で言うと90%以上、病床数で言うと

    アメリカ軍が視た戦争直後の日本の精神医療 - akihitosuzuki's diary
    Ereni
    Ereni 2015/02/25
    相対的に言って日本の患者には欧米の患者に比べて暴力をふるうことが少ない/戦前の日本の精神医たちが、どうせ独の精神科医の口真似をしたのだと思うけど、米の精神医療をおおぴらに軽蔑していたのは事実であり、(
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