声明文は25日17時ごろ、台湾国内の複数の報道機関に対し、広報責任者・黄欽旻氏の名義のメールで発表された。 声明文によると、シャープが24日朝、新たな重要文書を鴻海側に提示したため、鴻海はシャープ側に対し、「われわれは内容を精査しなければならず、両社の共通認識が成立するまでは調印をしばらく見合わせる」と、25日のシャープの臨時取締役会が行われる前に伝えたという。鴻海の黄氏は本誌の取材に対し、「重要文書がどういった内容か明らかにできないが、24日までまったく示されてこなかった文書であることは間違いない」と答えている。 また声明文は同時に、「われわれは早期に状況が明らかになり、今回の取引が円満な結果を迎えられることを期待している」ともしており、交渉そのものが暗礁に乗り上げたわけではないとの見方を示している。 なおシャープ側は、鴻海側から調印見合わせの通告があったかに関し、「交渉にかかわることな
ここで、世界半導体ビッグ3の中では、台湾TSMCが相変わらずの高収益35.1%をあげているのに対して、これまで30%以上が当たり前だったインテルおよびサムスン電子は、それぞれ、23.3%および18.4%と大きく利益率を下げている。 一方、ファブレスのQualcomm、メモリの SK Hynix、DSP(Digital Signal Processor)の Texas Instruments(TI)が20%以上の利益率をあげている。また、売上高規模は大きくないが、Linear Technology が何と45%の利益率をあげるなど、アナログとFPGA(Field Programmable Gate Array)メーカーに高収益メーカーが複数存在する。 分業を嫌ったから日本は衰退した? 最近、日経新聞の電子版に掲載された記事「日の丸半導体 衰退招いた『分業嫌い』の真相、電子立国は、なぜ凋落した
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