防衛省は24日、中国機のH6爆撃機6機が、沖縄本島と宮古島の間を通過して紀伊半島沖まで飛行し、航空自衛隊の戦闘機が緊急発進(スクランブル)したと発表した。領空侵犯はなかった。 防衛省統合幕僚監部によると、このルートで中国機の飛行が確認されたのは初めてで、中国側の意図を分析している。 紀伊半島沖まで飛行した今回の中国軍機の動きについて、防衛省幹部は取材に対し「情報収集か訓練の可能性が高い。国際法違反ではないが、特異な飛行なので引き続き注視する」と述べ、今後も警戒監視に万全を期す考えを示した。 6機は24日午前、沖縄本島と宮古島の間の公海上空を通過した後、日本列島に沿う形で太平洋を北東に飛行した。紀伊半島沖まで進んだ後、反転して同じルートで東シナ海に戻ったという。
政府が、小型無人機「ドローン」による領空侵犯への対処策として、海上保安庁の巡視船に電波妨害装置を搭載しドローンの飛行を阻止する検討に入ったことが30日、分かった。尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺で5月に中国公船から飛行したとみられるドローンが領空を侵犯したことを受けた措置。航空自衛隊が担ってきた対領空侵犯措置を海保が補完するもので、法的根拠も整理する。 5月に領空侵犯したドローンは、尖閣周辺の領海に侵入した中国海警局の船の近くを飛行しているのを海保の巡視船が発見。尖閣周辺でドローンの飛行が確認されたのは初めてだった。 海保から連絡を受けた空自のF15戦闘機が緊急発進(スクランブル)で対応したが、小型のドローンはF15などのレーダーに映らず、パイロットが目視もできないためスクランブル対応を疑問視する声が多い。
中国の爆撃機6機が13日、沖縄本島と宮古島の間の上空を相次いで通過し、自衛隊機が緊急発進=スクランブルしましたが、領空侵犯はありませんでした。この空域で、中国の軍用機が通過したのが確認されたのは、ことし3月以来で、防衛省が目的を分析しています。 また、同じく13日午前には、別のH6爆撃機4機が台湾の南のバシー海峡方面から先島諸島の太平洋側を北上したあと、西側に向きを変え、沖縄本島と宮古島の間を抜けて東シナ海の方面に飛行したということです。 自衛隊機がスクランブル=緊急発進しましたが、領空侵犯はありませんでした。 防衛省によりますと、中国軍機が沖縄本島と宮古島の間の上空を通過するのが確認されたのは、ことし3月以来だということです。中国軍機をめぐっては、昨年度1年間に自衛隊が行った緊急発進が850回を超えて過去最多となっていて、防衛省は今回の飛行の目的について、分析しています。
国際経済フォーラムの初日、今後のロシア経済をテーマに講演するクドリン元露財務相。プーチン大統領が一目置く人物で、会場から聴衆があふれるほどの盛況ぶりだった=サンクトペテルブルクで1日、杉尾直哉撮影 【サンクトペテルブルク(ロシア北西部)杉尾直哉】ロシア政府主催の「サンクトペテルブルク国際経済フォーラム」が1日、3日間の日程で開幕した。2014年のウクライナ危機以降、ロシアは欧米諸国との関係を悪化させたが、プーチン大統領は今年のフォーラムにインドのモディ首相やオーストリアのケルン首相、日米欧の大企業トップを招待。幅広い諸国との経済協力を印象づけ、欧米の対露制裁が実質的な効果を上げていないことを国際社会にアピールする狙いがある。 露大統領府によると、フォーラムには60カ国以上の政府・企業代表約8000人が参加する。来年5月に任期満了を迎えるプーチン大統領は、欧米企業との関係再構築を「成果」とし
航空自衛隊が18日、尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺の領海に侵入した中国海警局の船の上空を飛んでいる小型無人機「ドローン」に対し、F15戦闘機を緊急発進(スクランブル)させたことが分かった。複数の政府関係者が明らかにした。無人機に対するスクランブルは極めて異例。外務省は同日、ドローンは中国海警局の船から飛ばされたとみて、在中国大使館公使に厳重に抗議した。 海上保安庁が同日午前10時52分から56分にかけて、魚釣島から約14キロの領海内で、海警局の船4隻のうちの1隻の船首付近でドローンのような物体が飛行しているのを確認した。尖閣周辺でこうした物体の飛行が確認されたのは初めて。 スクランブルを行ったのは空自那覇基地(沖縄県)の南西航空混成団第9航空団のF15戦闘機。同機は18日午前に那覇基地を飛び立ち、ドローンが飛行している空域に向かった。ドローンが飛び立ったとみられる海警局の船は日本の領海内にい
防衛省統合幕僚監部は14日、ロシア軍の偵察機や哨戒機など計6機が同日午前から午後にかけての数時間にわたり、4方向から相次いで日本の領空に接近し、うちTU142哨戒機2機は北方領土上空を通過してから千葉県沖まで南下して引き返したと発表した。いずれも航空自衛隊の戦闘機が緊急発進(スクランブル)したが、領空侵犯はなかった。 ロシア機は11、12両日にも千葉県沖まで南下するなど特異な動きを活発化させており、防衛省は北朝鮮情勢が緊迫化するなかで在日米軍や自衛隊の動きを探っている可能性があるとみて、ロシア側の意図を分析している。 統幕によると、他の4機はいずれも日本海側から日本の領空に接近した。IL20電子偵察機1機が対馬(長崎県)北東沖から利尻島(北海道)南西沖に向かって飛行後にロシア方面へと飛び去ったほか、SU24戦術偵察機1機が奥尻島(北海道)西方沖から能登半島(石川県)北方沖にかけて、IL38
(お知らせ) 29. 4. 12 統 合 幕 僚 監 部 ロシア機の日本海及び太平洋における飛行について 件名について、下記のとおりお知らせします。 記 1 期日 平成29年4月12日(水) 2 国籍等 ロシア TU-95型 2機 ロシア IL-20型 1機 3 行動概要 別紙のとおり。 4 自衛隊の対応 戦闘機を緊急発進させる等して対応した。 JOINT STAFF PRESS RELEASE 統 合 幕 僚 監 部 報 道 発 表 資 料 http://www.mod.go.jp/js/ 別 紙 行 動 概 要 :TU-95×2 :IL-20×1 対 象 機 (TU-95) 航空自衛隊撮影 対 象 機 (IL-20) 航空自衛隊撮影
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