今年8月、北朝鮮の祭典に日本の元国会議員が出席していたと『週刊現代』(2017年9月16日号)で報じられた。北朝鮮は8月13日から「第5回白頭山偉人称賛国際祭典」を開催し、同誌によると日本から民主党政権で法務大臣を務めた平岡秀夫、社民党の日森文尋両元衆院議員が出席。日森氏に至っては、金正恩委員長、そしてICBM『火星14型』の試射の成功を称える演説を行っていたという。日森氏ならば“いかにも”という気もするが、法相を務めた平岡氏が渡航自粛にも関わらず訪朝するとは、批判が一層、強まるのも無理からぬことだ。平岡氏は、2014年の衆院選で落選後、公の場に出る機会は減ったが、11月19日、新宿駅前で開催されたイベントに弁士として登壇。そこで平岡氏に訪朝の意図などを直撃してみた。 こういっては失礼だが、日森文尋という名前を聞いて即座に分かる人は、決して多くないだろう。社民党の元国対委員長、そして長年の
北朝鮮の朝鮮労働党の機関紙「労働新聞」は、党の創立から72年の記念日に当たる10日、社説を掲載し、キム・ジョンウン(金正恩)委員長が党の中央委員会総会での演説で核・ミサイル開発をさらに加速させる方針を強調したことを「最後の勝利を早める転機になった」とたたえるとともに、「反米対決戦を総決算すべきだ」と主張し、アメリカなどの圧力に対抗して体制の引き締めを図る狙いがあると見られます。 10日付けの党の機関紙「労働新聞」は1面に社説を掲載し、「キム・ジョンウン委員長の指導によって、わが国が核強国、軍事大国として威容をとどろかせた」として、加速させる核・ミサイル開発をキム委員長の「業績」として誇示しました。 そのうえで、今月7日に開かれた党の中央委員会総会で、キム委員長が「核武力建設の歴史的な偉業を成し遂げる」などと演説し、核・ミサイル開発をさらに加速させる方針を強調したことを「最後の勝利を早める転
核武装に「敬意を表します」 「朝鮮人民は、金正恩委員長の卓越した指導によって一心団結し、核武力建設を発展させ、米国を対話の舞台に引きずり出す決定的な力を保持されたことに敬意を表します。また、ICBM『火星14型』の試射を成功させたことは、この力を益々確固たるものにしました……」 8月15日、祖国解放記念日の平壌。国会議事堂にあたる万寿台議事堂で演説したのは、朝鮮労働党幹部ではなかった。なんと日本の元代議士、日森文尋・元社民党国対委員長(68歳)である。日森氏は国対委員長を、'09年8月まで務めた。 なぜ日本の元代議士が、ミサイル発射で喧しい北朝鮮へ行って、こんな演説をしているのか?日森氏は「白頭山偉人称賛国際祭典」に、日本代表として参加していたのである。 この祭典は、核やミサイル開発で世界中を敵に回している北朝鮮が、世界61ヵ国から、金正恩委員長を称える人士240人を北朝鮮に招待して行った
ミサイル開発者と笑顔で対話 もう一人、「白頭山偉人称賛国際祭典」に参加した元代議士が、野田佳彦民主党政権時代に法務大臣の重責を担った平岡秀夫氏(63歳)である。'15年5月に政界を引退した後、表舞台から消えたと思いきや、北朝鮮に現れたのだった。 北朝鮮当局が撮影した映像を見ると、「革命の聖地」白頭山でも、金正恩委員長の最大の趣味であるバスケットボール観戦でも、大はしゃぎである。 極めつけは、ミサイルを開発する科学者や技術者たちとの対話集会である。平岡氏は喜々として彼らの説明を聞き、「交流」しているのだった。 平岡氏にも、訪朝の真意を質した。 ――外務省は日本国民の北朝鮮への渡航自粛勧告を出していますが、元法務大臣がその禁を破ってよいのですか? 「北朝鮮の要人から、『(渡航の制限が厳しい)日本と違ってわが国は、元法務大臣でも入国を制限していませんよ』と言われたくらいです」 ――北朝鮮のミサイ
中国の小中高の教科書や教材で「抗日戦争」の期間を従来の8年間から14年間に“修正”するよう全土の教育部門に行った1月3日付の中国教育省による通達(香港フェニックステレビ電子版から) 【上海=河崎真澄】中国の「抗日戦争」に関する小中学校から高校までの歴史教科書の記述で、戦争の期間について従来の1937年から45年までの8年とする解釈を変更し、31年からの14年に全面修正するよう、中国教育省が全土の地方政府に通達を行ったことが10日、分かった。 香港のフェニックステレビ(電子版)が入手した1月3日付の教育省の通達文書によると、「抗日戦争は14年間だったという概念を確実に根付かせるよう改めよ」として、今春から教科書や教材の記述を全面的に変更するよう要求した。 中国はこれまで「抗日戦争」として、37年7月に北京(当時は北平)近くで発生した「盧溝橋事件」(中国では「七七事件」)を起点にしてきた。だが
安倍晋三首相は8日、山口県長門市で父、安倍晋太郎元外相の墓参りをし、昨年12月に同市で行われた日露首脳会談の成果を報告した。首相は墓参後、記者団に「日露平和条約の締結に向けて一歩を記すことができた。父の悲願であった平和条約の締結に向けてなんとか終止符を打ちたい、成果を出したいと思っているとも報告した」と決意を語った。 首相が晋太郎氏の墓参りをするのは約1カ月ぶり。支持者30人が見守るなか、昭恵夫人と母、洋子さんらと墓前に手を合わせた。 また、首相は下関市内で開かれた自身の後援会会合で「今年前半にロシアを訪問したい」と早期の訪露に言及した。 初当選から今年で24年になることに触れ「これからも初心を忘れずにいきたい。初心とは、誠実に誠意をもって政治を行っていく。誠の一字をもって国家国民のために全力を尽くす」とあいさつした。 首相は7日に山口県入りし、9日は赤間神宮参拝などして帰京する。
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