【9月17日 AFP】ギリシャのアテネ(Athens)中心部で総選挙を4日後に控えた16日、極右ネオナチ政党「黄金の夜明け(Golden Dawn)」とその支持者が、移民流入問題に対する国民の怒りをあおり、支持を獲得しようと決起集会を行った。(c)AFPBB News
【9月17日 AFP】ギリシャのアテネ(Athens)中心部で総選挙を4日後に控えた16日、極右ネオナチ政党「黄金の夜明け(Golden Dawn)」とその支持者が、移民流入問題に対する国民の怒りをあおり、支持を獲得しようと決起集会を行った。(c)AFPBB News
【アテネ福島良典】20日のギリシャ総選挙では、中東などからトルコ経由で難民・移民が流入しているエーゲ海の離島で、移民排斥を掲げる極右政党「黄金の夜明け」が勢力を伸ばし、議会(定数300)で第3党(18議席)となった。 内務省集計によると、「黄金の夜明け」の全国得票率は6.99%で1月総選挙時の6.28%から増加した。ギリシャ東部のコス島では1月の5.87%から10.15%、レスボス島では4.66%から7.88%に急上昇し、離島での支持拡大が全国得票率を引き上げた。 国際移住機関(IOM)によると、ギリシャには今年1月から今月18日までに33万6968人の難民・移民が入国。アテネ経済ビジネス大学のパグラトス教授(欧州政治・経済)は「難民・移民が殺到中の離島では『国が何もしてくれない』ことへの無力感が広がり、『黄金の夜明け』に有利に働くとみられていた」と分析する。 「黄金の夜明け」は弱小
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