放漫財政、欧州懐疑論、排他主義、そしてナショナリズム。あらゆる火ダネが、いまイタリアに凝縮されている。極左と極右が支える新政権はポピュリズム(大衆迎合主義)に傾き、欧州統合の先行きに再び暗雲をもたらした。浮き彫りになるのは改革すべき構造問題を長年にわたって放置した政治の責任である。伊南部シチリア島の古都ラグーザ。左派色の濃い「五つ星運動」の党首でもあるディ・マイオ経済発展・労働相は6月3日、声
[ミラノ 23日 ロイター] - ドイツの首都ベルリンで19日発生したクリスマスマーケットへのトラック突入事件の容疑者とみられる男が23日、イタリアのミラノ郊外で銃撃戦の末、殺害された。 射殺されたのは独当局が行方を追っていたチュニジア人のアニス・アムリ容疑者(24)。過激派「イスラム国(IS)」系メディアのアマク通信に投稿された動画では、同容疑者がISのリーダーに忠誠を誓い、欧州のイスラム教徒に攻撃を呼びかけていた。 ミラノ警察当局の説明によると、容疑者は身分証の提示を求められ、警官に発砲した。その後、近くの車両後方に隠れたが、警官に撃たれ死亡したとしている。 容疑者はドイツからフランスを経由しイタリアに入った。容疑者の足取りから、移動の自由を認めた欧州連合(EU)の「シェンゲン協定」が悪用された実態が明らかとなり、仏極右政党・国民戦線のルペン党首や伊野党・五つ星運動の創設者ベッペ・グリ
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