こちらの記事によると、ロシア最大手銀行のズベルバンクは、今後、職員数を半減していく予定だという。ゲルマン・グレフ社長が明らかにした。グレフによれば、現在33万人に上る職員を、2025年までに半分にする予定であり、将来的には10万人への削減も可能である。顧客数は1.3億人に上るものの、ATMなどを利用した遠隔サービスを拡大することにより、職員削減は可能であると、グレフは述べた。 ブログランキングに参加しています 1日1回クリックをお願いします
「あのビルも売却したのか・・・サムスンは本気だね」。2016年1月12日、ソウルで昼食をともにした韓国大手新聞社の幹部がこう漏らした。サムスングループの資産・事業売却が止まらない。韓国の産業界では「サムスンのリストラの持つ意味」について関心が集まっている。 2016年1月8日、サムスン生命保険はソウル中心部にある本社社屋を建設大手の富栄(プヨン)に5800億ウォン(1円=10ウォン)で売却することを明らかにした。 象徴的なサムスン生命本社ビル売却 サムスン生命の本社ビルは、ソウル中心部のソウル市庁(市役所)近くにあるグループを象徴するビルの1つだ。地下5階地上25階で、1984年に完工した。 サムスングループの創業者で現在病床にある李健熙(イ・ゴンヒ=1942年生)グループ会長の父親である李秉喆(イ・ビョンチョル)氏が当時、最高の資材とデザイナーを使って建設したビルだった。 周辺には「サム
「名誉退職」――。こんな言い方の企業の大リストラが韓国の産業界で猛威を振るっている。2016年の経営が苦しくなるという見込みのもとでの「先手を打った危機管理」と説明するが、度を越したリストラに批判の声も強い。 「大企業『20代希望退職』、いくら苦しくても一線を守れ」。2015年12月18日、大手紙「朝鮮日報」にこんな見出しの社説が載った。 大企業の安易なリストラを戒めた内容だった。 新入社員も「希望退職」対象者に? 韓国ではそれほど、リストラの嵐が吹いている。中でも、最近大きな話題となったのが、財閥の有力グループ企業である斗山インフラコアの「希望退職」だった。 建設機械を主力とする同社は、中国景気の低迷や業界内の競争激化で経営環境は悪化している。 2015年に入って2月と9月に課長級以上、11月に生産職を対象に「希望退職」を実施した。830人以上をリストラしたが、これでも足りないと判断した
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