自らの政治資金問題をめぐり6日、弁護士2人による調査結果を公表した舛添要一都知事。本紙が指摘した支出についても触れられ、不適切だと弁護士も認めました。(矢野昌弘) 本紙は、舛添氏の政党支部が福岡市の大型書店で、サッカー漫画「イナズマイレブン」や、児童書「ひっかけクイズ最強イジワル王への挑戦」など、子ども向けの本を少なくとも4冊を購入していたと報じました(5月19日付)。 会見で佐々木善三弁護士は、書店がある福岡への訪問は家族同伴だったことを明らかにし、「家族のために購入したとみられてもやむを得ない」と指摘しました。 漫画などの一部書籍購入について「違法ではないが、適切だったとは言いがたい」としました。 舛添氏の政党支部は、訪問先のベルギーで衣料品6着を「備品」名目で3万8627円(10年9月4日)を支出していました(本紙5月19日付既報)。 購入した服のブランドは、女性や子ども向けのカジュ