独ベルリンの大学を訪れた仏大統領選に立候補しているエマニュエル・マクロン氏(2017年1月10日撮影)。(c)AFP/dpa/Soeren Stache 【1月12日 AFP】フランス大統領選に立候補しているエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)前経済相(39)が、ドイツの首都ベルリン(Berlin)で行った演説であえて英語を使い仏語を軽視したとして、国内の極右政治家から大きな批判を浴びている。 大統領選の有力候補になりつつある中道派のマクロン氏は10日、訪問先のベルリンで、フランスの政治では異例とも見なされる、欧州連合(EU)を擁護する姿勢を示した他、演説では英語を使いさらに周りを驚かせた。 国家主義者で反EUなどを主張する極右政党「国民戦線(FN)」のマリーヌ・ルペン(Marine Le Pen)党首は、こうしたマクロン氏の行動にとても耐えられなかったようだ。 ルペン