1月23日、英国の欧州連合(EU)離脱に強硬に反対を唱えた英歴史学者、オックスフォード大のティモシー・ガートン・アッシュ教授が今年の「カール大帝賞」を受賞した。写真のカール大帝賞メダルは昨年5月イタリアで撮影(2017年 ロイター/Max Rossi) [ベルリン 23日 ロイター] - 英国の欧州連合(EU)離脱に強硬に反対を唱えた英歴史学者、オックスフォード大のティモシー・ガートン・アッシュ教授が今年の「カール大帝賞」を受賞した。 カール大帝賞は、ドイツのアーヘン市がヨーロッパ統合の理念にかなう功績を挙げた人物に毎年授与している。昨年はローマ法王フランシスコが受賞した。 同賞の組織委員会はアッシュ教授について「情熱と明確さをもって欧州連合の道のりを論説し、一緒に歩んできた非凡な英国の学者で、欧州に思慮に富む深みを与えてくれた」と評した。