[北京 15日 ロイター] - 中国の現代版シルクロード経済圏構想「一帯一路」は、国家開発銀行(CDB)や中国輸出入銀行(EXIM)など中国の政策銀行による低利の融資が重要な財源となっている。しかし事業性が疑わしいプロジェクトに関与した政策銀行や商業銀行、借り手などにとってのリスクも膨らんでいる。 5月15日、中国の経済圏構想「一帯一路」は、中国の政策銀行による低利の融資が重要な財源となっている。しかし事業性が疑わしいプロジェクトに関与した政策銀行や商業銀行、借り手などにとってのリスクも膨らんでいる。写真は北京で15日撮影(2017年 ロイター/Ng Han Guan) CDBとEXIMが一帯一路に絡みアジア、中東、アフリカで実施した融資は既に2000億ドルに達している。15日に終わった国際会議では、両行がさらに少なくとも550億ドルを融資する予定であることが明らかになった。 両行は一帯一
ブラジル・リオデジャネイロのマラカナン・スタジアムで行われたリオデジャネイロ五輪の開会式で掲揚されたブラジル国旗と五輪旗(2016年8月5日撮影)。(c)AFP/OLIVIER MORIN 〔 AFPBB News 〕 今年は「オリンピック停戦」が必要だ。世界の関心がリオデジャネイロに集中するなか、4年に1度のスポーツの祭典は、高まる怒り、不安、恨みからの解放になるはずだ。 西側世界では、格差と停滞する生活水準をめぐる緊張が激化して国家主義者やポピュリストへの支持に転化している。 発展途上国世界も静かではない。中国とロシア、そして軍事クーデター未遂の後に弾圧が行われているトルコでは、権威主義が息を吹き返している。一方、オリンピック開催国であるブラジルでは、街頭で暴動が起き、大統領が弾劾される可能性がある。 往々にしてオリンピックに伴う政治の駆け引きとスキャンダルがあるにせよ、試合は気分が高
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く