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「犬塚さんはまだ一水会の顧問ですか」と聞かれることがある。ネットで検索すると私の名も「鈴木邦男」「一水会」とセットになってヒットすることが多いからだろう。大方の運動関係者は事情を了解してくれているが、鈴木邦男氏の発信力が強いせいで、根深い誤解が残っている。今でも彼と私が「同志」「仲間」だと思っている向きも少なくないので、あえて彼我の立場を明確鮮明にしておかねばならないと思うに至った。 「たちばな出版」が発行元の『伝統と革新』(四宮正貴編集長)というオピニオン雑誌(季刊)で、「我が体験的維新運動史――『新右翼』から『真右翼』への変遷」という拙い連載を続けている。4月21日発売の第15号が間もなく大型書店やAmazonなどで購入可能なので関心のある方は一読願えれば有り難い。連載15回目の号では、「元号法制化」問題で、私が一生懸命に「元号法制化」運動に関わっている時期に、鈴木氏が「一世一元より一
一水会機関紙『レコンキスタ』第350号(平成20年7月1日発行)を手掛りとして 今から6年近く前、一水会機関紙『レコンキスタ』で、同紙発刊350号(平成20年7月1日付)を記念して、代表の木村三浩君のインタビューを受けたことがある。タブロイド紙の1面から2面全頁を使っている。前文に「創刊初期のメンバーであり、活動の創出と編集に携わった犬塚哲爾顧問をお招きし、当時のご苦労や学生運動の経験をお聞きした」とある。私は50代の10年間、ある思いがあって「哲爾」という通称を用い、還暦を期に本名に復した。 その記事は①「350号を迎えて」②「新右翼は活字媒体を重視した民族運動だ」③「民族派として国政に影響を与えられる存在となれ」④「直接行動を全面否定する奴は右翼じゃない」⑤「思想を高め見識を持ち常に当時者意識を忘れず」という5本の中見出しが立っている(数字は筆者が便宜的に付けた)。思想的に「進歩」のな
6月3日、東京・新宿の「ネイキッドロフト」で、本紙主催のトークライブ「幸福の科学ナイトだぜよ!」が開催されました。会場は超満員。幸福の科学・幸福実現党の関係者とジャーナリストの討論に加え、客席から一水会最高顧問・鈴木邦男氏やひかりの輪副代表・広末晃敏氏が発言するなど、おかげさまで盛りだくさんの内容でした。 ■第1部で教団・党関係者がトーク、霊言映像上映も 会場の「ネイキッドロフト」には61人の来場者でいっぱいに。当日券は売切れ、入場できなかった人もいたようです(本当に申し訳ありません)。来場くださったみなさん、アドバイスを下さったりヲチしてくださったみなさん、ありがとうございます。 イベントは3部構成で、第1部は、里村英一氏(『ザ・リバティ』編集長)、饗庭直道氏(幸福実現党広報本部長代理・元党首)、渡邊伸幸氏(幸福の科学広報局部長)、小林郁子氏(同課長)が、幸福の科学・幸福実現党について解
鈴木邦男さんが亡くなった。 新右翼・一水会の創設者。享年79歳。晩年はその言動から「左翼」と言われることも多かった。とにかく日本の右翼・左翼の垣根を取っ払い、分断と対立を乗り越える象徴みたいな人だった。 そんな鈴木さんは、私にとってものすごく特別な人だ。なぜなら、私の人生は鈴木さんと出会ったことで大きく変わったからだ。だいぶおかしな方向に。 初めて会ったのは、私が物書きになるずっと前、20歳そこそこの頃だ。当時の私はフリーターで、北海道から上京してまだ2、3年。何者かになろうともがきながらも何をしていいのかわからなくて、とにかくいろんなイベントに通うなどして「自分探し」の真っ只中にいた。そんな頃、高円寺で開催されたサブカル系のイベントの打ち上げで隣になったのが鈴木さんだった。1996年頃だったと思う。 なんだかぼーっとしたおじさんだなぁ。それが第一印象だった。そんなぼんやりおじさんは話すと
「土人」なんて言葉は僕らだって使わない。若い人がこんな言葉を使うことに驚いた。普通は使わないし、習うこともない。上の世代や警察幹部から、沖縄の人たちは「日本全体のことを考えない」という趣旨のことを聞く中で、市民運動に対する憎しみから出てきたのだろう。憎しみをつくり出しているのは誰なのか。
<家庭でも学校でも会社でも、私たちは「どうやって競争に勝つか」を教えられる。あらゆるメディアが「勝つ」方法をうるさく教えてくれる(株式投資で、競馬で、恋愛ゲームで)。それがグローバル資本主義社会の風儀らしい> という。内田樹の『昭和のエートス』(文春文庫)を読んでたら、出ていた。そうだよな。努力したからみな、勝てるわけではない。いろんなスポーツで頑張ってやったって、オリンピックに行ける人は、ほんの少数だ。例外的存在というか、奇跡に近いだろう。オリンピックを目指しながら、オリンピックに行けない人は沢山いる。その人たちは「負け」たのかもしれない。そうすると、「負け」た人の方が圧倒的に多いのだ。だから「勝つこと」だけを教えられても意味はない。 何も、僕らはオリンピックを目指しているわけではない。ずっとずっと小さな目標を立てて努力し、生きている。「これは勝ったと言えるかな」と少しは思う時もある。「
首相主催の「桜を見る会」を巡る問題で、記者会見する市民団体「税金私物化を許さない市民の会」の田中正道共同代表(中央)ら=18日午後、東京都内 首相主催の「桜を見る会」を巡り、市民団体「税金私物化を許さない市民の会」が18日、東京都内で記者会見し、公選法違反などの疑いで20日に安倍晋三首相を東京地検に告発すると明らかにした。 首相は、今年の桜を見る会前日の夕食会費を1人5千円と説明。同会は「5千円ではホテルへの支払いが不足する」と指摘し、参加者数を水増しして実際の費用との差額を首相側が負担した可能性もあるとして、公選法が禁じる寄付行為に当たると主張している。 市民の会には作家の鈴木邦男さんやジャーナリストの斎藤貴男さんら約50人が参加し、賛同者をインターネットで募集している。
「北方領土を返して下さいよ」と僕は言った。「何を言ってるんですか、あそこはロシアの領土です。ロシアの国民も現に住んでます」と言う。「それは違います。日本の固有の領土です。1875年に日露間で樺太千島交換条約が結ばれた。これにより千島は日本の領土として正式に認められた。ところが日ソ中立条約を被って対日参戦し、北方領土を不法占拠した。その不法が今も続いているんです」「それは言いがかりです。悪意的な反露キャンペーンです。デマゴギーです」と言う。 戦争によって奪われた領土を、その後の「平和交渉」で取り戻したという例は、ほとんどない。じゃ、戦争によって奪われたものは、戦争によって奪い返すしかないのか。これでは「愛国者同士」の話し合いも、連帯も全く意味はない。長い間の友好の努力も水泡に帰してしまう。絶望的になった。 ロシアの「極右政党」といわれるロシア自由民主党党首のジリノフスキーさんと話している時だ
■■■■■■ IWJには、ご寄付・カンパをいただいた方々より、たくさんの応援のメッセージが届いています。感謝を込めて、その一部をここにご紹介いたします。 ■■■■■■ 昨秋、二児の育児と仕事に追われていた私の耳に、突如飛び込んできた岸田首相の原発新増設。正に寝耳に水とはこの事。あれ程の事故を起こし、今なお故郷に帰れず苦しんでいる人が大勢いるという現実がありながら、それを差し置いて…怒りを通り越し唖然としました。 特に3.11以降、この国のおかしさを暮しの至る所で感じてきながらも、きちんと向き合って来なかった自分にも怒りが沸きました。この国は、完全に民主主義が崩壊している。その時に初めて、自分事として実感したのです。 それからまったくご縁のなかったネット配信の報道番組を観るようになり、民主主義の事、憲法の事など、ほとんど何も理解していないまま40半ばまで生きてきた自分に改めて愕然としたりもし
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