【北京=永井央紀】中国国営新華社通信は26日までに、公式SNS(交流サイト)を通じて「新型空母が既に造船所の船台で順調に建造中だ」と報じた。中国が3隻目の空母の建造に着手していると公式に言及したのは初めて。11月末か12月初めに予定する約1年ぶりの米中首脳会談を前に、中国への対決姿勢を強める米国をけん制する狙いとみられる。新空母の性能など詳細には触れていない。中国メディアは艦載機を効率的に発艦
[米空母セオドア・ルーズベルト(南シナ海上) 11日 ロイター] - 米原子力空母打撃群は10日、中国などが領有権を主張する南シナ海で演習を行った。米軍は定期的な演習だと主張しており、その後、防衛協定を結ぶ同盟国フィリピンへと向かった。 米空母セオドア・ルーズベルトから、F18戦闘機20機が20分間、離着陸訓練を行い、米軍の正確さと効率性を誇示した。 この戦略的に重要な航路で哨戒活動を実施しているのは米国ばかりではない。中国、日本、そして一部の東南アジア諸国の海軍も同海域で演習を行っており、同海域における緊張が高まるだけでなく、事故発生リスクを生じている。 「周りに中国艦船がいるのを確認した」。空母打撃群の司令官スティーブ・ケーラー少将は、約30年前に就役した同空母に搭乗した記者団にそう語った。 中国や東南アジア9カ国を含む西太平洋で活動する海軍は、衝突を回避するため、海上では「海上衝突回
香港に到着した中国の空母「遼寧」(2017年7月7日撮影、資料写真)。(c)AFP/Anthony WALLACE 【3月21日 AFP】台湾は21日、中国の空母「遼寧(Liaoning)」が台湾海峡(Taiwan Strait)を通過したことを受け、航空機を緊急発進(スクランブル)させ、艦船を現場の海域に向かわせていたことを明らかにした。中国は、米国で先週、最高レベルの政府高官の台湾渡航を可能とする「台湾旅行法(Taiwan Travel Act)」が成立したことなどに反発し、中国を分断しようとする動きに警告を発している。 遼寧と同行する数隻の艦船は20日に台湾の防空海域に進入。同日、中国の習近平(Xi Jinping)国家主席は全国人民代表大会(全人代、国会に相当)の閉幕式で演説し、「中国を分断しようとする、いかなる行動やたくらみも失敗する運命にあり、国民に非難され、歴史に罰せられる」
香港(CNN) 中国外務省報道官は29日までに、英国が空母2隻を領有権論争が続く南シナ海へ派遣し警戒任務に従事させる可能性があるとするジョンソン同国外相の発言を受け、「一定の域外諸国は地域情勢にかく乱をもたらす姿勢を強めている」と非難した。 ジョンソン外相は27日、訪問先のオーストラリアで英国が建造中の空母2隻が最初に命じられるであろう任務の1つは南シナ海で航行の自由作戦に当たることだと主張。 派遣される空母は明確にしなかったが、同作戦は法治に基づく国際システム維持への信念を立証するものと強調。また、世界貿易に絶対的に不可欠である水路での航行の自由への信念を証明するものであるとも述べた。 同外相は豪州シドニーでの行事で演説し、南シナ海論争の全当事国・地域に航行の自由と国際法への尊重を要請。英国の海軍艦船はインド洋と南シナ海をつなぐマラッカ海峡を通じて航行するだろうとも述べた。ただ、空母派遣
▲こちらの記事のタイトルにもなっていますが、 中国共産党機関紙、人民日報系の環球時報は23日付で「遼寧が香港に寄港する可能性は非常に大きい」との専門家の談話を掲載。別の関係者は、遼寧の寄港は香港市民の「民族一体感」を高めると同時に「分裂(香港独立)活動をたくらむ国外勢力を震え上がらせる」効果もあるとした。 …という驚きの証言が出てきております。 中国的には、香港人も中国人で自国民なのですから、それを空母打撃群で恫喝するというのは前代未聞。「砲艦外交」という言葉がありますけど、それを自国民にするのは聞いたことがありません。 念のため、原文を確認してみました。 分裂活動を進める国外勢力を震えさせる ▲こちらの記事の 一位要求匿名的人士23日对《环球时报》表示,辽宁舰若到访香港,并对普通市民公开“首秀”,将充分显示中央政府对香港的重视。同时,作为一个高度开放的国际性港口,辽宁舰在香港的展示意义更
2017年6月22日、多維網によると、中国中央電視台(CCTV)の番組「開講[口拉]」に、中国国産空母の孫光甦(スン・グワンスー)副総設計師が出演。空母建設秘話を明かした。 中国の空母・遼寧号の船体はもともとウクライナで建造された「ワリャーグ」だ。2002年に中国に到着した。孫氏によると、船はめちゃくちゃな状態でビール瓶や缶詰の空き缶があちらこちらに転がっていたという。 「中国に空母建設の経験はなかったが、中国側エンジニアは不退転の決意で挑んだ」といい、企画、設計、改造、実験などの課題をクリアしていくのに5年の歳月が必要になったという。最終的に遼寧号が就役したのは2012年で、実に10年もの歳月がかかった。孫氏によると、あまりに激烈な仕事ゆえに「15人もの同僚が命を落とした」と話している。(翻訳・編集/増田聡太郎)
もはや中国を脅かす国がないのに、なぜ軍拡を続けるのか。これは多くの国々の人々が共有する疑問といっていい。 中国初の国産空母が先月、進水した。それはアジアと世界の平和と安定に資するのか。逆に脅威というべきではないか。 現在、中国軍が保有している空母「遼寧」はウクライナから買って改修したもので、すでに南シナ海などで航行を重ねている。これは訓練段階であり、今度の新たな空母がいよいよ実戦用なのだという。 実際の就役は2、3年後だ。設備を取り付け、試験を繰り返さねばならないからだ。 上海でも1隻を建造中と伝えられるが、空母を常時運用するならさらに数隻必要になる。艦載機や護衛艦艇をそろえた形で本格運用されるまでには、まだ時間がかかりそうだ。 とはいえ中国は高性能の潜水艦や駆逐艦の数も着々と増やしてきた。1980年代以来の海軍力増強の重大な到達点として、この国産空母がある。 中国政府が繰り返す「平和的発
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く