中国東部の沖合で黒煙を上げて炎上するタンカー「サンチ」。中国交通運輸省提供(2018年1月14日撮影・公開)。(c)AFP/Transport Ministry of China 【1月15日 AFP】中国沖で6日に貨物船と衝突・炎上し、14日に沈没したイラン企業所有の石油タンカー事故について、中国国営メディアは15日、現場海域で最大約130平方キロにわたって油が流出したと報じた。環境専門家らは、海洋生物に深刻な被害を与える恐れがあると警鐘を鳴らしている。 事故ではタンカーの乗組員32人が行方不明となり、このうち3人が遺体となって発見された。 中国の交通運輸省によると、タンカーから流出した油は現在も燃え続けているという。中国共産党機関紙の人民日報(People's Daily)は15日午後の時点で、現場を起点に長さ約18.5キロ、幅約7.4キロの範囲に油が広がっていると伝えた。 沈没した同
中国沖で炎上するタンカー「サンチ」の消火活動に当たる中国の消防船。中国交通運輸省提供(2018年1月12日撮影、同日公開)。(c)AFP PHOTO / TRANSPORT MINISTRY OF CHINA 【1月13日 AFP】イランは12日、中国沖で貨物船と衝突し、炎上している石油タンカーで新たに爆発が発生し、救助活動が難航していると発表した。日本は漂流した同船が日本の排他的経済水域(EEZ)内に入ったと発表した。 軽質原油13万6000トンを積んだイラン企業所有でパナマ船籍のタンカー「サンチ(Sanchi)」(全長274メートル)は6日、中国・上海の東160カイリの沖合で香港船籍のばら積み貨物船「CFクリスタル(CF Crystal)」と衝突し、炎上した。 ほぼ全員がイラン人から成るサンチの乗組員の1人の遺体が発見されたほか、31人が行方不明となっている。イラン当局は不明者が船内の
シンガポールのチャンギ海軍基地のドックに入った、衝突事故による穴が開いたままの駆逐艦「ジョン・S・マケイン」(2017年8月22日撮影)。(c)AFP/Roslan RAHMAN 【8月23日 AFP】今週シンガポール沖で死者を伴う衝突事故が起きるなど、米軍艦が絡む事故がアジア海域で相次ぐ中、一連の事故の原因について、米海軍はサイバー攻撃の可能性を考慮せざるを得なくなっている。 米海軍のセキュリティーシステムを考えれば、そうした衝突事故を仕組むことなどあり得そうもないと考える専門家がいる一方、最近の事故の原因を人為的ミスや偶然で片付けるのは説明として不十分だと主張する専門家もいる。 シンガポールの港に向かっていたミサイル駆逐艦「ジョン・S・マケイン(USS John S. McCain)」は21日朝、タンカーと衝突。船体に大きな穴が開き、乗組員10人が行方不明となり、5人が負傷した。 米海
南シナ海や東シナ海での領有権紛争に投入できる強襲揚陸艦の建造を中国海軍が開始したと、29日付の香港『サウスチャイナ・モーニングポスト』(SCMP)紙が報じた。強襲揚陸艦とは、上陸作戦に必要な兵員・装備の輸送を担当する大型の輸送艦で、垂直離着陸機やヘリなどが発着できる大型の飛行甲板を備え、軽空母の役割を果たす。また、水陸両用機動部隊の旗艦として、上陸作戦を指揮・統制する役割も遂行する。 SCMP紙によると、「075型」と呼ばれる新しい強襲揚陸艦は、中国海軍の中で最も規模が大きい。全長250メートル、排水量は4万トンで、米海軍の主力強襲揚陸艦「ワスプ級」に匹敵する。最大30機の武装ヘリを積むことができ、飛行甲板から一度に6機のヘリが発艦できる。SCMP紙は、中国海軍の消息筋の話を引用して、075型強襲揚陸艦は2019年に進水した後、20年に実戦配備されるだろうという見込みを伝えた。中国海軍は
中国が旧ソ連の空母を改修した訓練用の「遼寧」に続き、遼寧省大連で建造を進める初の国産空母の進水が近づいている。すでに3隻目の空母も上海で建造が進んでおり、中国が南シナ海などの領有権や海外の権益を守るため、海軍建設を急ピッチで進めていることが鮮明になった。 朝日新聞が入手した今月中旬の写真によると、大連で建造中の空母はすでに艦橋の骨格ができあがり、艦体の先端がそり上がった「スキージャンプ方式」の飛行甲板も確認できる。 また国営の中国中央テレビによると、空母の建造現場の足場のほとんどが取り除かれ、艦底の赤い塗料の塗装も完了したという。一部のメディアでこの空母は「山東」と命名されるとの観測も出ている。 この空母は2012年に就役した訓練用の「遼寧」に続くもので、国産としては初。「(遼寧よりも)多くの面で改善と向上が見られる」(中国国防省報道官)という。中国の軍事専門家の分析では、遼寧をモデルにし
政治と経済 'I add my voice to those calling on Russia to urgently release Savchenko' - Mogherini - uatoday.tv
19:20 Putin says troops build-up near Ukraine borders was part of "exercises" 19:00 Volodymyr Zelensky tells Boris Johnson Nord Stream 2 commissioning by Russia "unacceptable" 18:20 Zelensky asks U.S. for clarity on NATO MAP – media 16:20 U.S. financial institutions prohibited to buy Russian bonds 15:40 Education minister: Best lecturers at President's University in Ukraine to be paid at least US$
6月9日、中国外務省は8日、ベトナムと係争を抱える南シナ海の海域で、ベトナムの船舶が中国公船に対して1000回以上も衝突してきたと非難した。 写真は中国の国旗。昨年11月撮影(2014年 ロイター/Kim Kyung-Hoon) [北京 9日 ロイター] - 中国外務省は8日、ベトナムと係争を抱える南シナ海の海域で、ベトナムの船舶が中国公船に対して1000回以上も衝突してきたと非難した。一方で、ベトナムとは良好な関係を望むと指摘した。 中国外務省によると、中国が同海域に石油掘削装置(リグ)を設置して間もなく、ベトナム側は大規模な船舶や潜水工作員を派遣し、漁網などの障害物を海中に投じたという。 同省は「6月7日午後5時現在、海域にはベトナム船が63隻おり、中国の警戒線を突破しようとしたほか、中国公船に計1416回も衝突した」と説明。「ベトナムの挑発的な行動に直面する中、中国は非常に自制し、必
2014年5月19日、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は、対国民談話を発表して、時に涙を流しながらフェリー船「セウォル号」沈没事故への政府のずさんな対応を謝罪した。 事故から1カ月を過ぎたが、韓国社会は多くの点で大きな影響を受けたままだ。 「今回の事故にきちんと対処できなかった最終的な責任は、大統領である私にある」 5月19日午前9時、青瓦台(大統領府)で対国民談話を発表した朴槿恵大統領は、こう切り出すと、深々と頭を下げた。主要テレビ局が生中継したこの会見には、大統領として政府の責任に一つのけじめをつけようという思いが込められていた。 声を詰まらせ、涙を流した「鉄の女」 24分間の談話発表の最後に、自分が犠牲になって他の乗客を助けようとした高校生などの名前を挙げた際には声を詰まらせ、ほほに涙が伝って流れた。 「鉄の女」として常に冷静沈着な朴槿恵大統領がこれまでに見せたことのなかった姿だった
1つは、もちろん、事故後の政府機関の対応にずさんな点が多く、結果的に多くの犠牲者を出してしまったためだ。 フェリーが傾いてから沈没するまでの「救助活動に最も重要な時間帯」に、海洋警察庁などがきちんと対応できなかったことが国民の怒りを買ってしまった。 朴槿恵大統領は19日の対国民談話で「海洋警察庁の解体」を発表した。 噴出する「官フィア」批判 ただ、それだけで、大統領の謝罪を求める声がこれほど高まったわけではない。 事故を生み出した背景にある長年の問題への不満が噴出したとも言える。 「官フィア」。韓国メディアでは、事故発生以来、こんな言葉が盛んに登場している。 官僚の官と、マフィアのフィアを合わせた造語だ。少数の上級公務員やOBが強固なネットワークを作って、自分たちの利益の追求に汲々としているという批判的なニュアンスが込められている。 セウォル号の沈没事故を巡っても、「官フィア批判」が噴出し
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