おもしろ オバマ「ワシントンでは、たくさんの日本車が走っているのに、東京にはクライスラーやGM、フォード車がどれだけあるか」 : 痛いニュース(ノ∀`)
米国議会の上下両院で共和党が多数派となったことは、米国のアジア政策の強化をもたらす。よってアジアにとっては朗報である――。 こういう見解が米国の専門家たちから打ち出された。共和党議員が多数を占める議会は、環太平洋経済連携協定(TPP)の推進や日本やオーストラリアとの同盟の強化、中国の軍拡への抑止策の増強などをこれまでより積極的に進め、米国の国防予算の削減にもブレーキをかけることになる、という展望である。 中間選挙での共和党の圧勝が日本にも好ましい材料を与えるという見通しは、11月12日の当コラムでも報告した(「オバマの大敗はなぜ安倍政権にとって朗報なのか? 3人の共和党上院議員が強力な援軍に」)。今回、米国側でこうした展望を示したのは、アジア安全保障の専門家のエルブリッジ・コルビー氏とリチャード・フォンテーン氏である。両氏は11月中旬に大手紙「ウォーストリート・ジャーナル」に論文を寄稿し、
(英エコノミスト誌 2014年11月15日号) 北京で開催されたAPEC首脳会議には成果があったが、大国の競争意識がいまだ太平洋地域を脅かしている。 中国では、握手さえも力の表現になる。先日北京で開催されたアジア太平洋経済協力会議(APEC)の首脳会議で、習近平国家主席は米国のバラク・オバマ大統領を迎える際に右側に立ち、カメラに向かって体を開いていた。力強い自信を示す態度だ。 対するオバマ大統領は、まるで貢物を献上するかのように、左側から習主席の方に近づくよう求められた。そのため、肩がカメラの方に向き、受け身の体勢になった。 最近では、首脳会議のごくささいな演出から地球規模の極めて大きな問題まで、あらゆることが中国と米国の競争意識に覆われている。 表面上は、この週は外交が勝利を収めた。前述の握手よりもさらに重要な握手が行われた――渋々ながらようやく実現した、習主席と安倍晋三首相の握手だ。こ
(2014年7月7日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 中国が2001年に世界貿易機関(WTO)に加盟して以来ずっと、米国や他の大国からの批判は驚くほど一様だった。中国は世界的な貿易自由化の理念を前進させるための努力が足りず、厳しい交渉が始まると、中国政府は他の発展途上国の陰に隠れる、というものだ。 ジュネーブで先週、昨年世界最大の財の貿易国となった中国が隔年実施されるWTOの「貿易政策リビュー」会合にかけられると、批判的な向きはまた同じ非難を繰り返した。米国は中国の取り組みに対して「今度は中国の積極的なリーダーシップが必要だ」と断じた。 積極的な役割を担い始めた中国、他の新興国と距離 しかし、このような言い回しは廃れ始めているのかもしれない。中国が何をしようとしているのか、あるいは何を考えているかを見極めるのは決して容易ではない。しかし、少なくとも貿易の世界では、中国が旧弊を打ち破り、よ
(米「パシフィックフォーラム CSIS」ニュースレター、2014年36A号) By Bhubhindar Singh 4月23~24日のオバマ大統領の日本訪問で特筆すべきなのは、尖閣諸島/釣魚島が日米安全保障第5条に従うものであるということを大統領が宣言したことであった。 第5条は「日本の施政下にある領域」への攻撃に対して両国が行動を起こすことを言明している。オバマ大統領のこの宣言は、日米安全保障関係において重要な進展である。なぜなら、オバマ大統領が現職の大統領として初めて安全保障の対象範囲を明確にし、領土問題に関してどちらの側にもつかなかった今までのアメリカの立場に異を唱えたものとなったからである。 安倍政権の取り組みに対する見返り なぜ、オバマ大統領はこのような大胆な声明に踏み切ったのだろうか。これは重要な問題である。なぜなら、現在の日中関係はおそらく今までになく最悪であり、そして、こ
(英エコノミスト誌 2014年4月19日号) 間近に迫ったアジア歴訪で、バラク・オバマ大統領が失望を招くのは間違いない。 アジア太平洋地域への戦略的「ピボット(旋回)」あるいは「リバランス」は、バラク・オバマ大統領の下での米国外交政策において中核を占めている。それゆえに、オバマ大統領の同地域への訪問がこれまでたびたび土壇場で中止に追い込まれてきたことは、単なる不始末以上の意味合いをはらんでいる。 直近では2013年10月、米国で政府機関の一部が閉鎖された際に、オバマ大統領は2つの地域サミットへの出席を取りやめざるを得なくなった。この一件により、4月22日からのオバマ大統領による日本、韓国、マレーシア、フィリピン歴訪の重要性はいっそう高まった。 アジアの同盟国・友好国が抱く不安 この歴訪は、条約を結ぶ3つの同盟国、および未来の「戦略的パートナー」と目される1カ国(マレーシア)、そして中国の
中国、TPP参加視野=自由貿易区で地ならし 【北京時事】中国が将来的な環太平洋連携協定(TPP)参加は避けて通れないとの認識を強めている。世界第2の経済大国なのに「部外者」扱いされることへの焦りを募らせており、厳しい日米協議も参考にしながら、いずれはTPPの高いハードルをクリアするとの決意を固めつつあるようだ。 商務省の王受文次官補は9日、海南島での「ボアオ・アジアフォーラム」年次総会で、「中国はTPPの発展に注目しており、TPP参加にオープンなスタンスだ」と説明。参加を視野に入れていることを示唆した。翌日には李克強首相が基調講演し、TPPは、アジアを中心とした広域の自由貿易協定(FTA)となる「域内包括的経済連携(RCEP)」と共存できると語った。 しかし、数年程度で一気に市場を対外開放すれば、脆弱(ぜいじゃく)な国内産業が致命的な打撃を受けるのは必至。「TPPに参加するとなると、影
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