【AFP=時事】2016年の米大統領選中、当時候補だったドナルド・トランプ(Donald Trump)氏に批判的な内容のメッセージを不倫相手の女性と交わしていたことが発覚し、大統領選のロシア介入疑惑に関する捜査から外されていた連邦捜査局(FBI)のピーター・ストロック(Peter Strzok)特別捜査官が、解雇された。ストロック氏の弁護士が13日、明らかにした。 【写真】ストロック氏が問題のメッセージを交わした不倫相手のリサ・ペイジ氏 弁護士のアイタン・ゴールマン(Aitan Goelman)氏によると、ストロック氏の懲戒処分についてはFBIの担当部門が降格と60日間の停職を決定していたにもかかわらず、デービッド・ボウディッチ(David Bowdich)FBI副長官が10日に解雇を言い渡した。同弁護士は、21年に及ぶFBI勤務歴を持つストロック氏が解雇されたのは「政治的圧力」の結果だと
画像説明, コーミー氏はトランプ氏を「道徳的に大統領として失格だ」と批判し、トランプ氏はコーミー氏を「ゲス野郎」で「史上最悪のFBI長官」と罵倒している 昨年5月に電撃解任されたジェイムズ・コーミー前連邦捜査局(FBI)長官が回顧録「A Higher Loyalty: Truth, Lies & Leadership(より高い忠誠――真実と嘘とリーダーシップ)」の17日発売を目前に、米ABCニュースのインタビューに応じ、ドナルド・トランプ大統領について「道徳的に大統領として失格だ」と厳しく非難した。ABCが15日夜、インタビューを放送した。これに先立ち、トランプ氏はコーミー氏を「嘘つき」「ゲス野郎」などと罵倒していた。 FBI長官解任から初のまとまったテレビインタビューで、コーミー氏はトランプ氏について、女性を「肉の塊扱い」する人間だと発言した。さらに、トランプ氏は常に嘘をつき続ける常習者
米連邦捜査局(FBI)のアンドリュー・マケイブ元副長官(2017年5月10日撮影)(c)AFP PHOTO / ALEX WONG 【3月17日 AFP】(更新)ジェフ・セッションズ(Jeff Sessions)米司法長官は16日、連邦捜査局(FBI)のアンドリュー・マケイブ(Andrew McCabe)元副長官を、不祥事を理由に解雇したと発表した。マケイブ氏はFBIでの勤続期間が20年に達し完全な年金受給資格が得られるまであと数日というところだった。 セッションズ司法長官は声明で「アンドリュー・マケイブとの雇用関係を即時発効で打ち切った」と述べた。 米司法省は、内部調査の結果、マケイブ氏が許可なくメディアに情報を開示した上、同省の監察官に対して十分に誠実とはいえない態度を複数回にわたって取っていたことが分かったとしている。 監察官による調査は、2016年の米大統領選でドナルド・トランプ(
(CNN) トランプ米大統領の娘、イバンカ大統領補佐官が関わったカナダのホテルをめぐり、米連邦捜査局(FBI)の防諜(ぼうちょう)部門が交渉過程や資金関係を調べていることが2日までに分かった。事情に詳しい情報筋2人が明らかにした。 米当局者らによれば、FBIが調べているのはカナダ西部バンクーバーにある「トランプ・インターナショナル・ホテル・アンド・タワー」。高さ約188メートルで、イバンカ氏の名前で商標登録されたスパなどを備える。トランプ氏の大統領就任後まもない昨年2月にオープンした。 イバンカ氏は現在、大統領補佐官としての役割にともなう完全な機密情報取り扱い権限を取得しようと試みているが、今回の調査が障壁となる可能性もある。 身元調査の一環として外国との接触や海外事業を調べるのは通常の手続きだ。ただ、トランプ一族の中核企業「トランプ・オーガナイゼーション」の事業では資金調達などを海外に頼
(CNN) ロシア疑惑の捜査手法をめぐり、米共和党議員らが連邦捜査局(FBI)による職権乱用を主張している問題で、下院情報委員会は24日、民主党側の反論メモを公開した。 新たに公開されたメモは情報委員会の民主党トップ、シフ議員が作成した。シフ氏はこの中で、情報委員長を務める共和党のヌネズ委員長が「職権乱用」について書いた機密メモに反論し、FBIの捜査手法を擁護している。 トランプ米政権は先月、共和党のメモを無修正で公開することを認めていたが、民主党側の反論メモについては機密事項が含まれているとして公開に反対した。このため、民主党のメモはシフ氏とFBIの話し合いにより、一部を削除したうえで公開された。 共和党のメモは、大統領選でトランプ陣営の外交顧問を務めたカーター・ペイジ氏に対し、FBIと司法省が2016年10月に外国情報監視法(FISA)に基づく捜査令状を取った際、その根拠に民主党寄りの
ワシントン(CNN) 米連邦捜査局(FBI)がロシアによる大統領選介入疑惑の捜査で職権を乱用したと共和党議員らが主張している問題で、下院情報委員会は29日、共和党のヌネズ委員長が「職権乱用」について書いたメモの公開を賛成多数で可決した。 情報筋によると、このメモは大統領選でトランプ陣営の外交顧問を務めたカーター・ペイジ氏に対し、FBIが行った捜査に関する内容。FBIが外国情報監視法(FISA)に基づく捜査令状を取る際、その根拠として民主党がまとめた反トランプ文書を使ったと指摘している。 この件にはローゼンスタイン司法副長官や、退任を表明したマケイブFBI副長官が関与したとも書かれているという。 同委員会の民主党トップ、シフ議員らは、メモの内容が偏っていると主張し、マラー特別検察官によるロシア疑惑捜査の信用低下を狙った動きだと批判してきた。 採決では共和党の委員が公開に賛成、民主党の委員が反
画像説明, 公表されたヌネズ・メモの一部。BBCが強調した部分では、スティール氏が司法省幹部に、自分は「ドナルド・トランプが当選しないよう必死で、トランプが大統領にならないよう一生懸命」だと話したと書いている。「スティールの偏見の明らかな証拠」だが、FBIはそれでも「スティール文書」を根拠にトランプ陣営関係者の盗聴監視令状を請求したと批判している。 米司法省と連邦捜査局(FBI)がドナルド・トランプ米大統領に反して偏っている証拠だとして共和党幹部がまとめた文書について、ドナルド・トランプ米大統領は2日、機密扱い解除を承認した。これを受けて連邦議会は、4ページにおよぶ文書を公表した。民主党は、大統領がこれを口実に特別検察官や司法副長官を解任すれば、ウォーターゲート事件当時のような「憲政上の危機」につながると警告した。 問題の資料は、米下院情報委員会のデビン・ヌネズ委員長(共和党)のスタッフが
ワシントン(CNN) トランプ米大統領との対立姿勢で知られる連邦捜査局(FBI)のマケイブ副長官が、29日付で退任すると表明した。突然の表明に驚きが広がったが、ホワイトハウスは関与を否定している。 マケイブ氏は退職手当の受給資格が得られる3月に退任すると予想されていたが、29日で職務から退き、これまでにたまっていた休暇を消化する見通しだ。 ホワイトハウス当局者がCNNに語ったところによると、トランプ氏は29日朝に同氏退任の知らせを受けた。この件についての記者の質問には答えなかった。 サンダース大統領報道官は、退任はマケイブ氏自身が決めたことで、ホワイトハウスやトランプ氏本人はかかわっていないと述べた。 事情説明を受けたある情報筋によると、マケイブ氏は幹部らに対し、自身の意思で退任を決めたと表明したという。 マケイブ氏は、FBIのコミー前長官がロシアによる大統領選介入疑惑の捜査をめぐって解任
ワシントン(CNN) トランプ米大統領は24日、記者団に対し、ロシアの米大統領選介入疑惑を捜査するマラー特別検察官の聴取に宣誓のうえ応じる意向を明らかにした。聴取を「楽しみにしている」とする一方、対応に当たり弁護士の助言を求める方針も示した。 トランプ氏はホワイトハウスで、「結託も妨害もない」と主張。捜査に対抗しようとする自身の動きを周囲が誤って妨害と捉える可能性があると示唆した。 聴取については、「弁護士の判断次第」としつつも、個人的には応じたい考えだと表明した。そのうえで、「宣誓して聴取に臨むつもりだ」と述べた。 CNNは23日、マラー氏側が連邦捜査局(FBI)のコミー前長官とセッションズ司法長官の聴取を行ったことを確認していた。情報筋によれば、マラー氏はトランプ氏への聴取にも関心を示しているとされるが、時期がいつになるのかは不明。 マラー氏側は捜査で、フリン前大統領補佐官(国家安全保
画像説明, トランプ陣営の外交顧問だったジョージ・パパドプロス被告は、ロシアの動きについてロンドンの高級バーで豪外交官に情報を漏らしたとされる ドナルド・トランプ米大統領の選挙対策幹部とロシア当局との関係について調べている米連邦捜査局(FBI)の捜査の発端は、豪外交官からの情報提供だったと、米紙ニューヨーク・タイムズが30日に伝えた。 報道によると、トランプ陣営の外交顧問だったジョージ・パパドプロス被告(捜査妨害罪で起訴)は2016年5月、ロンドンの高級バーで「痛飲した夜」、オーストラリアのアレクサンダー・ダウナー在英高等弁務官に対して、ロシアがヒラリー・クリントン氏に関する「泥(不利な情報)」を「メール数千通」から入手していると話したという。
ワシントン(CNN) ロシアによる米大統領選への介入疑惑に絡み、フリン前大統領補佐官(国家安全保障担当)が連邦捜査局(FBI)に虚偽の供述をした罪で訴追されたことを受け、トランプ大統領は2日、ツイッターへの投稿でフリン氏の偽証を知っていたことを示唆した。これに対し、トランプ氏による司法妨害の可能性を改めて指摘する声が上がっている。 フリン氏は政権移行期間中に駐米ロシア大使と接触した件でFBIに虚偽の供述をしたことを認め、ロシア疑惑を捜査するマラー特別検察官に全面協力していることが明らかになった。 トランプ氏はこれについて、「フリン氏は副大統領とFBIにうそをついていたから解任せざるを得なかった」とツイート。「移行期間中の彼の行動は合法的だったのに、うそを認めたことは残念だ。隠すことは何もなかったのに」と書き込んだ。 フリン氏はトランプ政権の発足直後、ロシア大使と接触した事実をペンス副大統領
ワシントン(CNN) ロシアの米大統領選干渉疑惑をめぐる捜査を指揮するマラー特別検察官は1日、駐米ロシア大使とのやり取りに関し連邦捜査局(FBI)に虚偽の供述をしたとして、フリン前米大統領補佐官(国家安全保障担当)を訴追したと発表した。フリン氏は同日朝に出廷し、この件での有罪を認めた。同氏は声明で、特別検察官の捜査チームに協力していることも明らかにした。 マラー氏率いる捜査がトランプ米政権内部の人物にまで及んだのはフリン氏が初めて。今回の一連の展開は、捜査が強化されていることを示す兆候と言える。1日に明らかになった事態の詳細は、政権発足前にフリン氏やトランプ大統領の他の側近がロシア当局者との接触で連携し、国際政策に影響を与えようとしていたことをこれまでで最も明確に示すものだ。 FBIの声明によれば、フリン氏はイスラエルに関する国連安保理決議をめぐる外国政府の立ち位置を見極めるよう、政権移行
米首都ワシントンのFBI本部に掲げられた紋章(2016年7月5日撮影、資料写真)。(c)AFP/YURI GRIPAS 【12月3日 AFP】2016年米大統領選へのロシア政府介入疑惑を調べている捜査チームのメンバーだった連邦捜査局(FBI)のエリート捜査官が、不倫相手の女性とドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領に批判的な電子メールを交わしていたことが発覚し、同捜査の担当を外されていたことが分かった。米紙ワシントン・ポスト(Washington Post)が2日、報じた。 ワシントン・ポスト紙が関係者らの話として伝えたところによると、捜査チームを外されたのはFBIの防諜(ぼうちょう)部門副トップ、ピーター・ストロック(Peter Strzok)氏。同氏はいわゆる「ロシア疑惑」の捜査で重要な役割を担い、民主党の大統領候補だったヒラリー・クリントン(Hillary Clinto
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