オランダの首都アムステルダムにある売春街として有名な「飾り窓地区」(2011年10月13日撮影、資料写真)。(c)AFP/ANP / Koen van Weel 【9月30日 AFP】オランダの首都アムステルダム(Amsterdam)で29日、セックスワーカ―たちが自ら売春施設の経営を担うプロジェクトを立ち上げた。性産業における搾取をなくすのが目的で、欧州で唯一無二の事業だとうたっている。社会的投資ファンドの融資で実現した。 「My Red Light(私の赤線)」と題したプロジェクトは、2017年5月にサービス開始予定。「夢がかなった」と語る広報担当のリシャルト・ボウマン(Richard Bouwman)氏によれば、「完全にセックスワーカ―のみで運営する初の性ビジネス」だという。 オランダでは2000年に売春が合法化された。世界的に有名なアムステルダムの赤線地区には、売春に従事する女性や