日本への入国や帰国の際の検疫要件が、新型コロナウイルスの新変異株、オミクロン株の影響で再度厳しくなった。 12月中の日本着便の新規予約を一時停止したほか、外国人の入国も停止した。一方で、隔離対象国・地域から「隔離なし」で入国している人がいるのも事実だ。12月某日に隔離対象国・地域から羽田空港から入国し、隔離なく公共交通機関で帰宅したグループに話を聞いた。 ■ 入国・帰国の際には、事前に14日以内の滞在国・地域などの情報を、厚生労働省のウェブサイト「質問票WEB」から入力し、発行されたQRコードを提示する必要がある。滞在国・地域が隔離対象の場合には背景が赤、対象外の場合にはグレーに色分けされ、一目瞭然だ。 空港ではこの他に、係員に滞在国を申告し、出発前に取得した陰性証明書を提示。検査を受け、結果判明後に解散、もしくは隔離対象国・地域への滞在歴があれば宿泊施設で一定日数隔離される。 このグルー