「世界中の土を自分の目で見てみたい!」とスコップ片手に世界を飛び回ってきた土壌学者の藤井一至さん。人々の貧しさの根底に土の問題があると気づき、研究に向き合う姿勢に変化が。土から世界を救うことはできないか?藤井さんに聞いてみました。
山形大学は6日、米のたんぱく質を原料に肉に代わる「代替肉」を作ることに世界で初めて成功したと発表した。将来、新たな代替肉として普及することが期待されるという。 肉などの動物性のたんぱく質は、生産や輸送の過程で、大量の温室効果ガスを発生させることから、近年、環境への影響が指摘されている。こうした中、山形大学の渡辺昌規教授は、食品メーカーと共同で、米のたんぱく質から肉の食感などを再現した「代替肉」を作ることに世界で初めて成功した。原料は米ぬかからこめ油を抽出する際にできる「脱脂米ぬか」というものだ。こめ油を作る際は原料の8割以上が「脱脂米ぬか」として残り、その多くは廃棄されるため利活用が課題となっていた。この代替肉は国内での自給が可能なほか、アレルギーの原因となるアレルゲンがないことなどが特徴で、将来、新たな植物由来の代替肉として普及することが期待されるという。また、収益性が高い持続可能な農業
日本経済新聞 電子版(日経電子版) @nikkei 日本マクドナルドは7日から順次、全国約2900店舗で紙製のストローや木製食器を導入し、プラスチック製のストローやフォークを原則取りやめ。子ども用など一部は安全性や使いやすさなどを考慮し対象外です。 s.nikkei.com/3UZwYBh 2022-10-04 08:00:07 リンク 日本経済新聞 マクドナルド全店で紙ストロー導入 脱プラスチック、年900トン削減 日本マクドナルドは7日から順次、全国約2900店舗で紙製のストローや木製の食器を導入する。プラスチック製のストローやフォークの利用を原則として取りやめる。切り替えにより、年間900トンのプラスチックの使用量の削減を見込む。4月に飲食店などにプラスチックの削減を促す法律が施行されたことで、外食各社の「脱プラ」の取り組みが広がってきた。プラスチック製の在庫がなくなった店舗から順次
【独自】「アニサキス」急増なぜ?食中毒相次ぐ…クジラ数要因か “殺虫装置”開発も[2022/06/10 12:12] 寄生虫「アニサキス」による食中毒が相次いでいます。魚介類に寄生するため、鮮魚店などでは警戒を強めています。なぜ増えてきたのか、独自取材しました。 ■「胃が痛く本当に動けない」 アニサキスで食中毒になったタマさん:「5月の頭ごろだったと思うんですけど、サバを食べて当たった」 こう話すのは、アニサキスで食中毒を起こした男性。自分で釣ったサバを酢締めにし、少しずつ食べていたこところ、アニサキスがいたことに気付かずに、食中毒になったといいます。 タマさん:「おなかの下というよりかは、胃の辺りがずっと痛くて。嘔吐(おうと)した後も、ずっと継続して痛いといった感じ。本当に動けないって感じですね」 厚生労働省が8日に発表したアニサキスで食中毒を引き起こした患者の数です。ここ数年で急増し、
ニュージーランド、ドイツの家畜生物学研究所の研究員リンゼー・マシューズ氏(2021年9月13日提供)。(c)AFP PHOTO / RESEARCH INSTITUTE FOR FARM ANIMAL BIOLOGY 【9月14日 AFP】温室効果ガス排出削減を目的としたプログラムの一環として、牛の「トイレトレーニング」に成功したと科学者らが13日、発表した。人間の子どものように子牛を訓練した結果、決まった場所で排尿するようになったという。研究論文が米科学誌カレント・バイオロジー(Current Biology)に発表された。 ニュージーランドとドイツの科学者によるチームは、研究が冗談から生まれたことを認めつつ、窒素を多く含む牛の尿を適切に処理すれば、気候変動対策として真に長期的なメリットがあると述べた。 ニュージーランド・オークランド大学(Auckland University)のダグラ
カナダのバターに異変が起きている―――と、地元の食通たちが数週間前から指摘している。バターがのびにくくなっているとの訴えをめぐる騒動は「バターゲート」と呼ばれている。
三重県松阪市の水田で大量出現している、巨大な迷惑生物「ジャンボタニシ」。 実は7月に、この迷惑生物を駆除する新たな秘密兵器が登場しました。一体どのくらい有効なんでしょうか? 三重県で米の収穫量がトップクラスの松阪市。この町の水田では、ある被害が。 「今年一番ひどいのがこれです。普通に植えて1週間後に来たらこの状態」(喜多村アグリ 喜多村浩嗣取締役) 本来、イネがキレイに並んでいるはずの水田が、イネが消え水面が見えた荒れ果てた姿に…。 一体なぜ、イネはなくなってしまったのでしょうか。
5月6日に、『ホットケーキミックスの買いだめにご用心!アレルギー科医が心配する”パンケーキ症候群”とは』を公開したところ、思いがけず多く閲覧いただきました。 すると、 『未開封の小麦粉にはダニはいない』 『いやいや、未開封でもダニはいる』 という2つの意見をいただいたため、『未開封の小麦粉には、ダニはアレルギー症状が起こるほどはいないという研究結果が報告されています』と追記しました。 すると、“アレルギー症状がおこるほどはいない”という点に関して、『ゼロじゃないの?』というコメントも見かけました。 ホットケーキミックスをはじめとした『調理用小麦粉』には、ダニは混入しているものでしょうか? もし混入しているとして、どれくらいの数と頻度なのでしょうか? 文献から、すこし補足することにしましょう。 そもそも、自然の恵みである小麦粉に昆虫の混入を完全にゼロにすることは難しい写真AC“ダニはアレルギ
レストランが閉鎖しているためカモメがネズミを食べ始める…ローマなどの観光地 新型コロナウィルスのパンデミック(世界的流行)により、直接的な影響ばかりではなく間接的な影響も多々出ています。 多くの飲食店が休業しているため、カモメの食糧事情にも影響が出ているとのことです。 Seagulls 'now eating rats' after closure of cafes and restaurants in Rome during coronavirus lockdown イタリア・ローマでは観光地のカフェやレストランが閉鎖していることから、カモメが別の場所で食料を得る必要が生じています。 普段なら観光客のにぎわう通りには食べ残しなどが落ちているのですが、そうしたものが一切なくなった現状では、サバイバルするための適応が強いられています。 ハトやツバメ、クロウタドリなどをはじめ、魚やネズミまでも
by Evie S. 近年の人口増加の鈍化により「人口爆発による食糧危機の可能性は小さくなっている」と指摘されていますが、その一方で過剰な農業生産や自然災害の影響により、農地が急激に不足していることが新たに問題視されるようになってきています。 Challenges in the Diagnosis of Magnesium Status https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC6163803/ America is running out of soil https://theweek.com/articles/554677/america-running-soil Only 60 years of farming left if soil degradation continues - Reuters https://www.reuter
by reeimage4life 肉牛などの家畜は、肥育する過程で強力な温室効果ガスであるメタンガスを大量に放出することから「地球温暖化を止めるには私たちが肉や乳製品を食べなくなることが不可欠」だとする主張や研究結果は枚挙に暇がありません。そこで、アメリカの月刊誌Reasonが「実際にアメリカ人が肉を食べるのをやめたらどうなるか?」を計算してみたところ、意外な結果になったことを報告しています。 Can Vegetarianism Stop Climate Change? – Reason.com https://reason.com/2019/10/07/can-vegetarianism-stop-climate-change/ 国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は2019年8月に公開した「土地関係特別報告書」の中で「肉を消費することが気候変動の要因の1つになっている」ことを
by Free-Photos 地球温暖化は動植物だけでなく人間の将来も脅かす深刻な問題であり、地球温暖化に対処するには「たとえ不都合があろうとも人々が食生活を改めて、動物由来の食物を食べないようにするべきだ」と、「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」の著者として知られるジョナサン・サフラン・フォア氏が主張しています。 Jonathan Safran Foer: why we must cut out meat and dairy before dinner to save the planet | Books | The Guardian https://www.theguardian.com/books/2019/sep/28/meat-of-the-matter-the-inconvenient-truth-about-what-we-eat フォア氏は「地球が危機的状況にあるこ
牛肉生産は温室効果ガスを排出する 小泉進次郎環境相が国連気候行動サミットに出席したが、米国ニューヨークでステーキ店に入店したことが話題になっている。気候変動対策を議論する会議に出席する環境大臣が「ステーキを食べる」ことが非難を浴びたが、その理由は主に3つある。 1つ目は、牛肉生産は温室効果ガスを排出することだ。 気候変動というと化石燃料による温室効果ガスの排出が注目されるが、畜産も温室効果ガスを排出している。 なかでも牛の排出量は多い。 地球上には約15億頭の牛がいる。そのほとんど畜産牛だ。 牛は4つの胃をもつ。最も大きい胃(第1胃)の容量は約150~200リットル。 第1胃の中には、さまざまな微生物がいて、エサとして摂取した飼料(植物繊維)を発酵・分解する。 第1胃の中には、メタンをつくる菌(メタン産生菌)もいて、発酵・分解の時に発生した水素をメタンに変える。 つくられたメタンは、ゲップ
深刻化する獣害。シカやイノシシの増加が、農作物を荒らすほか森林環境にも大きな影響を与えていることが問題となってきた。 そのため駆除が進められているが、年間数十万頭にも及ぶその個体は、ほとんど無為に処分されている。少しでも有効利用できないか……。 そこに新たな試みが行われている。動物園大型肉食獣、たとえばライオンやトラの餌に、駆除した害獣の肉を使おうというものだ。 飼育環境を餌から改善 動物園の肉食獣には、通常ウマなど家畜の肉を切り刻んで精肉にしたものを餌として供している。しかし本来の肉食獣なら、自らの牙で皮を剥ぎ、骨をしゃぶったりかみ砕いて肉を食っているはずだ。実際の生息環境との違いは、動物たちにストレスを感じさせてしまい、異常行動の元にもなるという。また本来の動物の生態を見せるという動物園の役割からズレているとも言える。 すでに欧米の動物園では、肉食獣の採食に家畜の精肉を与えるのではなく
「環境的ヴィーガン」という言葉はこなれていないが、ヴィーガン(菜食主義)にもいろいろあるらしく、①栄養摂取の点で動物性タンパク質を摂取しない食餌的ヴィーガン、②動物愛護の観点から肉食のみならず革製品など動物製品も否定する道徳的ヴィーガン、③地球環境保護の視点から、食物効率が悪く、畜産業としての環境への悪影響から肉食を否定する環境的ヴィーガン、といった分類ができるようだ。 そこで、環境的ヴィーガンという立場からすると、日本の場合、増えすぎて自然環境を破壊しているシカやイノシシについては、一定の手順で、環境を守るという点から、これらを殺傷し、食べてもいいんじゃないだろうかと、思った。どうなのだろうか? シカやイノシシは増えすぎて日本の自然環境を破壊する原因となっており、すでに環境庁が取り組み、捕獲が進んでいる。当初の目標が達成されるか、見通しはよくわからないが、全体としては、イノシシやシカは捕
飢饉の多いエチオピアの高地で、農具と使役動物を使って小麦を刈り取る一家。(PHOTOGRAPH BY ROBIN HAMMOND, NAT GEO IMAGE COLLECTION) 食を取り巻く一大産業。その商品の多くは、体重を減らし、筋肉をつけ、長生きをしたい人々の需要に応えるべく生産されている。 だが、増え続ける世界の人口は2050年までに100億人に達するとみられており、その全てに食料を供給するために、これからの食生活はどうあるべきかといった研究が盛んに進められている。(参考記事:「90億人の食 世界の食の未来」) そのひとつとして、野菜を多くとり、肉、乳製品、砂糖を控えるように提案する論文が、1月16日付けの英医学雑誌「The Lancet」に発表された。「ランセット委員会」の名の下に、栄養や食に関する政策を研究する世界の科学者30人が3年にわたって協議し、100億人の食を支える
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