タグ

ブックマーク / gendai.media (392)

  • 「お前、すごいな!」自傷をくり返す中1を「教室のヒーロー」に変えた国語教師の「秘策」(長谷川博之)

    シングルマザーの母親を「悪魔」と呼び、ほぼネグレクト状態で生活しているAくん(中学1年生)。入学式であたたかく迎えられはしたものの、学校に適応できない彼の「問題行動」は増えていく。そんなAくんを変えたのは「国語の授業」で培(つちか)われた、教師との、そしてクラスメートたちとの絆だった。 【母親は「悪魔」……ネグレクト家庭で育った中学生を一発で「笑顔」にした教師の秘策】より続く 教師と口論、そして鉛筆で自傷にはしったAくん 入学式からあっという間に1ヵ月以上がすぎ、5月半ばのある日、校外学習があった。 Aくんが「悪魔」と呼んで憚らない(はばからない)彼の母親は、彼に参加費も小遣いも渡してくれなかった。小遣いがなければ、Aくんはその日、昼すら取ることができない。 結局、お金は教員が工面することとしたが、当日の朝、また問題が起こった。その日、A君は担任に手を突き出して、ぶっきらぼうにこう言った

    「お前、すごいな!」自傷をくり返す中1を「教室のヒーロー」に変えた国語教師の「秘策」(長谷川博之)
    arajin
    arajin 2024/03/30
    「【生徒指導は授業でする。授業で人間関係を強くする】 これが原則だと私は考えている。そのためには、授業で生徒同士を交流させること。そして、とにかく「教えてほめる」に徹するのが大事だ。」
  • 通称「渋谷の北朝鮮」…!異常ルールで支配する管理組合を相手に立ち上がった住民たち…!ルポ「秀和幡ヶ谷レジデンス」(週刊現代,栗田 シメイ) @moneygendai

    相場と比べて格安になった 老朽化マンションの増加にともない、管理組合による行き過ぎた監視体制も問題化している。住民がマンション自治への無関心を続けた結果、いつのまにか組合理事会の権限が強くなりすぎ、それによってトラブルが起きるケースが各地の築古マンションで頻発しているのだ。 住民側は泣き寝入りするしかないケースが大半を占めるなか、それでも「異常管理組合」を打ち負かした稀有な例もある。 京王線・幡ヶ谷駅(渋谷区)から徒歩4分。「秀和幡ヶ谷レジデンス」は、総戸数298、築約50年の大型分譲マンションだ。 デザイン性の高い外観でファンの多い「秀和シリーズ」の一つであるうえ、立地も良い。しかし、幡ヶ谷レジデンスは最近まで、付近の相場と比べて格安な価格で取り引きされていた。 その理由は、管理組合の理事会による独裁だ。住民を縛り付ける異常なルールが数多く存在し、不動産価値が下落。幡ヶ谷レジデンスはSN

    通称「渋谷の北朝鮮」…!異常ルールで支配する管理組合を相手に立ち上がった住民たち…!ルポ「秀和幡ヶ谷レジデンス」(週刊現代,栗田 シメイ) @moneygendai
    arajin
    arajin 2024/03/11
    「手島氏は区分所有法を調べあげ、異常な管理を止めるには、賛同者を増やし、総会で議決の過半数を取るしか方法がないと悟った。」
  • 【独自】「コロナ8割おじさん」西浦博、悲痛の告白「あんまりだという思いはあります」《コロナ専門家はなぜ消されたのか》(広野 真嗣) @gendai_biz

    1月17日に緊急出版される広野博嗣『奔流 コロナ「専門家」は、なぜ消されたのか』(講談社)が発売前から話題になっている。当事者である西浦博氏自身が、自身のXで「自分で言ったこととはいえ、この国に関するエピローグの締めくくりを読んでつらい気持ちになってしまいました」と語っている。 政権と世論に翻弄されながら危機と闘ったコロナ感染症「専門家」たちの悲劇とは何だったか? 弩級ノンフィクションの一部を紹介しよう。 海外では惜しみない拍手が 2023年9月5日、私は京都駅の上にあるホテルの喫茶店で、京都大学大学院教授の西浦博に会った。尾身茂が新型コロナウイルス感染症対策分科会の会長として最後に岸田文雄に面会してからちょうど1週間後のことだ。官邸からの去り際の朗らかな尾身の表情をどう見ていたのか。それを質問したかった。西浦は、こう答えた。 「あんまりだという思いはあります。キックアウトですよね」 なぜ

    【独自】「コロナ8割おじさん」西浦博、悲痛の告白「あんまりだという思いはあります」《コロナ専門家はなぜ消されたのか》(広野 真嗣) @gendai_biz
    arajin
    arajin 2024/01/17
    「日本では、危機に際しての『意思決定の文化』がまだ確立されていないというのが私の実感です。」
  • 新聞、まもなく消滅へ…読売、朝日を辞めた記者が「ヤバすぎるマスコミの内情」を明かす(週刊現代) @moneygendai

    「大人は毎朝、新聞を読むのが当たり前」そんな時代はもう、とっくに過ぎ去ってしまった。70代の8割がスマホを持つ世の中で、巨体を維持できなくなった彼らは、どこへ向かおうとしているのか。 退職者に「戻ってこないか」 「読売はいまだに体育会系の社風で『辞めるヤツは、ついてこれないから辞めるんだ』と、退職者が出たら悪口を言うのが習いでした。ところが最近は、そんなことを言っていられないほどの勢いで辞める人が増えている。東京社では自分も含めて同期の3分の1ほどが辞めました。 今年は記者だけでなく、購読者データやデジタル広告を管理する新社内システム『yomiuri ONE』の開発リーダーを務めた、デジタル部門のエースTさんが辞めて広告系の会社に移り、激震が走っています。まだ読売の看板を信奉している役員連中は、激怒していたようですが」 こう明かすのは、最近読売新聞を退職した30代の記者だ。「マスコミ界の

    新聞、まもなく消滅へ…読売、朝日を辞めた記者が「ヤバすぎるマスコミの内情」を明かす(週刊現代) @moneygendai
  • 金沢大学が准教授に「不可解すぎる懲戒処分」…いま名門大で起きている「異常事態」の全容(長谷川 学) @gendai_biz

    不可解な懲戒処分 金沢大学医学部の小川和宏准教授は、金沢大学が隠蔽した患者の医療事故死を厚生労働省に通報するなど、過去に複数回の「公益通報者保護法」に基づく内部告発を行ってきたことで知られる。 2020年に衆議院議員会館で開催された日弁護士連合会主催のシンポジウム「実現させよう!公益通報者保護法の実効的改正」では、公益通報者の代表として講演し、16年前の公益通報をきっかけに金沢大学側から繰り返し報復を受けてきた自らの体験を語り、罰則がないため報復に歯止めがかからない保護法の欠陥を指摘した。 その小川氏が2月22日、金沢大学から懲戒処分(4月1日から3ヵ月間の出勤停止)を受けた、と報じられた。地元テレビ局の石川テレビが大学の発表として報じたところによると、処分の最大の原因は小川氏が「去年7月中旬から9月までの間にあった学長からの複数回の呼び出しに応じなかった」こと。その他、大学事務局からの

    金沢大学が准教授に「不可解すぎる懲戒処分」…いま名門大で起きている「異常事態」の全容(長谷川 学) @gendai_biz
  • 「空き時間にピョンピョン」するだけ…国立大医師の「家族性高血圧」が150→130に安定!10キロ減量にも成功した、超カンタン「8秒ジャンプ」とは(伊賀瀬 道也) @gendai_biz

    「空き時間にピョンピョン」するだけ…国立大医師の「家族性高血圧」が150→130に安定!10キロ減量にも成功した、超カンタン「8秒ジャンプ」とは 「8秒ジャンプ」で高血圧が改善 高血圧の患者は、潜在患者を含めれば4300万人。国民の3分の1が高血圧だと言われている。 「患者の血圧を下げて安定させる、場所も天候も時間も選ばずできる、シンプルな方法はないか」 医者になって以来、悩み続けた国立大学教授の高血圧専門医が「8秒ジャンプ」という新メゾットを開発した。 方法は簡単だ。

    「空き時間にピョンピョン」するだけ…国立大医師の「家族性高血圧」が150→130に安定!10キロ減量にも成功した、超カンタン「8秒ジャンプ」とは(伊賀瀬 道也) @gendai_biz
    arajin
    arajin 2023/12/18
    “1. 1秒間に2回を目安に8秒間(16回)ジャンプする。 2.足腰の疲労をリセットするために、最低でも10秒以上の休憩を入れて、再び8秒間ジャンプ 3.1日5セット(80回)行う”
  • 平安京を壊滅状態にした疫病に、庶民や下級官人はどう対処したか?(倉本 一宏)

    新たな疫神社に密集した貴賤の者は感染者を増やし、疫病が大流行する中で無量寿院の造営を進める道長に藤原実資は憤慨する――毎年のように平安京を襲った疫病に対し、当時の人びとが取った行動は、コロナ禍の現代人に劣るものでは決してなかった。 倉一宏氏が「平和で優雅な時代」の苛酷な日常を描き出した最新刊『平安京の下級官人』から、平安京を襲った疫病について述べた箇所を抜粋して公開します! 古記録に残された災害 古記録(こきろく)には、災害に関する記述が精確に記録されている。じつはこれらは世界規模における気候や災害の史料として、きわめて有益なものなのである、と『御堂関白記(みどうかんぱくき)』のユネスコ世界記憶遺産(「世界の記憶」)の申請に際して強調したことがある。 海面変動による気候の歴史を示したフェアブリッジ曲線(海水準〈陸地に対する海面の相対的な高さ〉の変化に基づくもの)によると、全体的に温暖であ

    平安京を壊滅状態にした疫病に、庶民や下級官人はどう対処したか?(倉本 一宏)
    arajin
    arajin 2023/10/15
    “『平安京の下級官人』”「疫病は中国から来る」
  • 46年前の『24時間テレビ』を探ってみる(2)〜欽ちゃんの無茶振りで番組続行〜(更科 修一郎) @gendai_biz

    巷のワイドショーやインターネットは、飢えたピラニアのように「事件」という生肉へ喰らいつくが、「歴史」という骨までは語りたがらない。そんな芸能ゴシップ&サブカルチャーの「歴史」を、〈元〉批評家でコラムニストの時代観察者が斜め読む! 前編記事『46年前の『24時間テレビ』を探ってみる(1)~『11PM』が起源だった!?~』から続く。 初回のヒット作は手塚治虫のアニメ 近年の『24時間テレビ』は、日テレビの人気バラエティ番組を28時間にまとめた構成だが、コント番組、音楽ライブ中継、報道ドキュメンタリー、地方局や海外との同時中継といった第1回の構成は、『11PM』の基構成からエロを抜き、報道・バラエティ色を強めたものだった。 なので、ファミリー向け番組は、1978年8月27日(2日目)10時から放送された手塚治虫総指揮のアニメ「100万年地球の旅 バンダーブック」だけだ。 手塚の理想主義から制

    46年前の『24時間テレビ』を探ってみる(2)〜欽ちゃんの無茶振りで番組続行〜(更科 修一郎) @gendai_biz
  • 9回出撃して、9回生きて帰った特攻隊員の「その後の人生」(鴻上 尚史)

    仲間が次々死んでいくなかで… 9回出撃して、9回生きて帰ってきた特攻隊員がいました。 それも、陸軍第一回の特攻隊『万朶隊』の隊員でした。名前は佐々木友次。当時、21歳の若者でした。 とうとう、佐々木友次さんの人生を描くを出せることになりました。今年の8月に僕は『青空に飛ぶ』(講談社)という、いじめられている中学2年生の男の子が、生き延びた特攻隊員と出会う小説を書きました。死のうと決めていたのに、彼を知って、もう一度生きることを選ぶようになる物語でした。 その特攻隊員が佐々木友次さんでした。僕は、僕自身が作り上げたフィクションの人物が、ノンフィクションの佐々木さんに出会うという、フィクションとノンフィクションを合体させた物語を書きました。 が、今回の『不死身の特攻兵 軍神はなぜ上官に反抗したか』は小説ではなく、完全にノンフィクション、佐々木友次さんの人生そのものを書きました。二つの形で、佐

    9回出撃して、9回生きて帰った特攻隊員の「その後の人生」(鴻上 尚史)
    arajin
    arajin 2023/08/08
    『不死身の特攻兵 軍神はなぜ上官に反抗したか』
  • フランスで子育てしてきた親が「日本の小学校」に子どもを通わせて驚愕したこと(大野 舞) @gendai_biz

    フランスで子育てしてきた親が「日の小学校」に子どもを通わせて驚愕したこと 日仏の学校は、こんなに違った 配られたプリントに驚愕 筆者は、幼少期をフランスで過ごし、その後、日で大学・大学院を出た後、再びフランスに戻った。フランスで結婚し、二人の子どもに恵まれたが、2021年の夏、夫と二人の子どもとともにフランスから日移住してきた。 二人の子どもは幼稚園からフランスの現地校に通い、家でもフランス語ばかりだったので、ほとんど日語が話せない状態だった。それから1年が経ち、二人は今やすっかり日の生活に馴染んでいる。 そんな中、夏休みまであとわずかというある日のこと。まだまだ泳ぎが苦手な子どもたちが小学校から「水泳教室」の案内をもらってきた。子どもが通っている小学校の先生たちが特別に強化レッスンをしてくれるということだったのだが、案内に記載されている日にちを見て最初はミスプリかと思ってしま

    フランスで子育てしてきた親が「日本の小学校」に子どもを通わせて驚愕したこと(大野 舞) @gendai_biz
  • 日本人のコミュ力の低さは「国民性」ではない。「こどもかいぎ」で気づいたこと(此花 わか)

    「うまく自分の考えを言葉にできない」「そういうつもりで言ったんじゃないのに……」とコミュニケーションに悩んだことがある人は少なくないのではないだろうか。出産にまつわる4組の夫婦を描いたドキュメンタリーシリーズ『うまれる』で知られる映画監督の豪田トモ氏も長年、人との“対話”が苦手だったという。 とりわけ、現在小学校6年生になる娘さんとはここ数年、まともに話す機会を持てなかった。ところが、7月22日に公開される新作『こどもかいぎ』を作り終えてから、対話ができるようになったという。一部の保育園で行われている、子どもたちが輪になって自由に話し合う「こどもかいぎ」から、監督が学んだこととは――。 日人のコミュ力の低さは国民性ではない ――作を作るきっかけは何だったのですか? 豪田監督:映画『こどもかいぎ』制作のきっかけの一つは、僕自身がカナダ、スウェーデン、そしてフィンランドの3カ国で「こどもか

    日本人のコミュ力の低さは「国民性」ではない。「こどもかいぎ」で気づいたこと(此花 わか)
  • 「プーチン失脚」は時間の問題か…ロシア国内「3つの支持基盤」が反逆する異常事態に(北野 幸伯) @gendai_biz

    ロシアによるウクライナ侵攻がつづいている。しかし、短期間でゼレンスキー政権を打倒し、傀儡政権を樹立、ロシアの要求を受け入れさせるという当初の計画は挫折した。 戦いは長期化し、国際社会はウクライナ支持で一体化している。ロシアは完全に孤立し、プーチンは「現代のヒトラー」(プトラー)と呼ばれている。 そんな中、これまでプーチンを支えてきた支持基盤も、いよいよボロボロになってきたーー。 プーチンが抱える三つの支持基盤 プーチンには、大きく三つの支持基盤がある。 一つ目の基盤は、「シロビキ」と呼ばれる軍、諜報、警察などだ。 軍は、戦争を遂行し、勝利することで、プーチン人気を支えてきた。実際プーチンは、「チェチェン戦争」「ロシア‐ジョージア戦争」「シリア内戦への介入」「クリミア併合」「ウクライナ内戦への介入」「IS攻撃」「カザフスタンの大規模デモ鎮圧」などで、ことごとく勝利してきた。 日人にはなかな

    「プーチン失脚」は時間の問題か…ロシア国内「3つの支持基盤」が反逆する異常事態に(北野 幸伯) @gendai_biz
  • 多くの人が「生きづらさ」を解消しようとして失敗してしまう「シンプルな理由」(平尾 昌宏) @gendai_biz

    このほど『人生ゲームなのか? 〈答えのなさそうな問題〉に答える哲学』(ちくまプリマー新書)を上梓した倫理学者の平尾昌宏さん。同書では、ゲームという概念を精緻に分析することによって「人生」について深く考えるという魅力的な議論を展開しましたが、ここでは、それと関連させつつ「生きづらさ」について考えてくださいました。 「生きづらさ」をどう解決する? 「生きづらさ」が時代のキーワードになって久しい。「生きづらい」のは、つまりは「つらい」。何とかしたい。ではどうしたらよいだろうか。 まるで誰もが共有しているかのような「生きづらさ」は、テーマとしては「今さら真剣に検討すべきもの?」と思う人もいるかもしれない。だがむしろ、今だからこそ、改めて考えておきたい。 「生きづらさ」を解消するには、「生きづらさの原因を突き止めて、対策を取ればよい」と考える人が多いのではないだろうか。実際、それはもっともな考えで

    多くの人が「生きづらさ」を解消しようとして失敗してしまう「シンプルな理由」(平尾 昌宏) @gendai_biz
    arajin
    arajin 2022/03/12
    『人生はゲームなのか? 〈答えのなさそうな問題〉に答える哲学』(ちくまプリマー新書)「倫理学者 平尾昌宏」
  • 「格差はなくせる」は虚妄である(飯田 一史) @moneygendai

    『格差という虚構』という刺激的なタイトルの著作がちくま新書から刊行された。 このは「格差など存在しない」と主張しているわけではない。「格差自体はあり、それに対して人々が不満を抱いている。しかし、格差の根拠とされているものや、『格差はなくせる』という考え方が虚構である」と論じる。 1.格差を生み出すもの、あるいは正当化する理屈としてしばしば「能力」が持ち出されるが、その能力を生み出す「遺伝」も「環境」も人にはどうにもできないこと(外因)で決まっている 2.人間は他者との比較を通してアイデンティティを育む。したがって比較が生み出す「差」のない社会に人間は生きられず、ヒトはなんらかの格差を望んでおり、格差を解消しようとする運動にはキリがない 3.格差是正に際して「平等をめざす」と言われ、政治哲学では平等の根拠を普遍的な価値に求めるが、普遍的価値など存在しない。どんな分配が正しいのかという「平

    「格差はなくせる」は虚妄である(飯田 一史) @moneygendai
    arajin
    arajin 2022/01/21
    “『格差という虚構』”「格差自体はあり、それに対して人々が不満を抱いている。しかし、格差の根拠とされているものや、『格差はなくせる』という考え方が虚構である」
  • 役所はあえて教えない…「年金」を「毎年30万円以上多くもらう人たち」の凄テク(加茂 直美) @moneygendai

    知らないと大損する、年金「加算金」をご存じか? 会社員や公務員などの厚生年金に加入して働く人は、65歳になると老齢基礎年金と老齢厚生年金の2つの年金を受給することができる。 さらに、老齢厚生年金には被保険者の扶養家族をもカバーする加算金がある。それが加給年金だ。 この加給年金は、65歳になって老齢厚生年金を受給するときに、該当する配偶者や子供がいる人にのみ加算される。つまり、"もらえる人"と"もらえない人"がいる年金なのだ。また、もらえる人でも加給年金加算のための届け出を忘れたり、請求するタイミングを間違えたりすると大損してしまうことがあるという。 夫婦世帯なら年金受給前に知っておきたいそんな加給年金のしくみを『60歳から得する年金大改正 働きながら「届け出」だけでお金がもらえる』の監修者で特定社会保険労務士の小泉正典氏に聞いた。 「加給年金は、厚生年金に20年以上加入していた人が65歳

    役所はあえて教えない…「年金」を「毎年30万円以上多くもらう人たち」の凄テク(加茂 直美) @moneygendai
    arajin
    arajin 2021/12/27
    「加給年金は、厚生年金に20年以上加入していた人が65歳になった時点で、65歳未満の配偶者(妻または夫で事実婚も含む)や18歳の年度末を迎える前の子供がいる場合に、本人の老齢厚生年金に加算されて支給されます。」
  • 【早すぎた予言者 南部陽一郎】「福井の神童」が素粒子物理学の世界で挫折を味わった頃(大栗 博司)

    「自発的対称性の破れ」をはじめとする数々の新理論を発見し、"質量"と"力"の起源に迫った南部陽一郎。その後のヒッグス粒子の発見や電弱統一理論の確立にも絶大な貢献をした彼は、20世紀最高の物理学者の1人と称されたにもかかわらず、ノーベル賞受賞は理論発表から半世紀近くも待たねばならなかった。 あまりにも時代を先取りしていたことから「予言者」「魔法使い」とも呼ばれた天才は、どのような人間だったのか? 初の格的評伝『早すぎた男 南部陽一郎物語』の刊行を記念して、かつて南部研究室で「門下生」として身近に接した経験をもつ大栗博司氏(東京大学カブリIPMU機構長)が、師の逝去に際して寄せた追悼文を全3回にわたってご覧いただく。 記事は、「日経サイエンス」2015年10月号に掲載された『追悼 南部陽一郎博士・南部先生が成し遂げたこと』を一部改変の上、再録したものです。 南部陽一郎と素粒子物理学 南部陽

    【早すぎた予言者 南部陽一郎】「福井の神童」が素粒子物理学の世界で挫折を味わった頃(大栗 博司)
    arajin
    arajin 2021/11/27
    『早すぎた男 南部陽一郎物語』
  • 珍無類な言葉に取り憑かれ、「どりこの」の謎を追いつづけた結果(宮島 英紀) @gendai_biz

    いまから80年ほど前、日中に野火のごとく広がった言葉がある。それが「どりこの」だ。 これはいったい何なのか。暗号か? まじないか? はたまた秘境に棲息する未確認生物か……。 『伝説の「どりこの」』(角川書店)の著者・宮島英紀氏は、この珍無類な言葉に取り憑かれ、8年もの歳月をかけて、「どりこの」の謎を追いつづけた。 昭和を席捲した「どりこの」。しかし、いまや「どりこの」という言葉は、人々の記憶から消え去り、幻となっている。それはいったい何故なのか? 謎に包まれた「どりこの」は、調べれば調べるほど、愉快な事実が噴き出したという。 「どりこの」に肉薄した調査の一部を、著者に披露してもらおう。 ここは、講談社が創業以来100年以上にわたり編んできた雑誌や書籍に関する資料、表紙絵や口絵、チラシやポスターなど、ファン垂涎の貴重品を収めた秘庫なのである。横山大観の筆による原画や、おじいちゃんたちが泣い

    珍無類な言葉に取り憑かれ、「どりこの」の謎を追いつづけた結果(宮島 英紀) @gendai_biz
    arajin
    arajin 2021/11/16
    「どりこの」
  • 量子力学が投げかける究極の問い──「物質は実在しない」は本当か?(吉田 三知世)

    相対論とならぶ二大物理理論・量子力学は、世界の見方を根幹から変えたことで知られています。量子力学が提示した世界観・物質観に猛然と異を唱えたアインシュタインは、量子力学の創始者の一人・ボーアと激しい論戦を繰り広げました。 「果たして実在とは何か」──大いなる問いをめぐる熱い論争の100年を克明にたどった近刊『実在とは何か──量子力学に残された究極の問い』(筑摩書房)が話題となっています。 同書の翻訳を担当した吉田三知世さんに、その深い魅力を語っていただきました! 量子力学の解釈問題 20世紀の幕開けに萌芽(ほうが)した量子力学は、1925年に理論的に定式化され、はや100年になろうとしている。その応用は着々と進み、エレクトロニクスを生み出して、情報通信技術や医療その他の産業を成り立たせている。スマートフォンなど、日常生活で触れる機器をとおして暮らしにも浸透している。 ジャーナリストのブライア

    量子力学が投げかける究極の問い──「物質は実在しない」は本当か?(吉田 三知世)
  • 期待と多難のデジタル庁、いきなり粛清人事と幕引き用報告書の謎 (山本 一郎) @gendai_biz

    背負わされているものは重大なのだが わずか1年で終わってしまった菅義偉政権最大の功績のひとつと言ってよいデジタル庁が、9月1日発足。早くもいろんな余波が出始めております。 およそ600人の職員のうち3分の1に当たる200人ほどが民間出身の人材で、今後も民間からの出向などを積極的に受け入れるとされていますが、その門出までにはさまざまな紆余曲折がありました。 もともと、デジタル庁発足の大きな目標のひとつは、国家、官公庁から発注するシステムやサービスに関して理解の深いデジタル人材が霞ヶ関には不足していることから、これらの発注を各省庁横断で一化し、公正で安価な発注が可能にすることで日政府や社会全体のデジタル化を推進することにありました。 起用する事業者のほうがデジタルやネットに詳しい以上、官公庁が発注する場合に特定の事業者・ベンダーに偏ってしまう「ベンダーロックイン」が発注価格、納期、品質いず

    期待と多難のデジタル庁、いきなり粛清人事と幕引き用報告書の謎 (山本 一郎) @gendai_biz
  • ウーバーイーツの「徒歩配達」が日本社会を激変させる、その「意外なメカニズム」(加谷 珪一) @gendai_biz

    料理宅配大手のウーバーイーツが、日国内でも徒歩による配達を開始すると発表した。ネットでは「意味不明」といった反応が多いのだが、シェアリング・エコノミーが持つ質を考えた場合、徒歩配達が拡大する可能性は極めて高く、むしろ徒歩配達が最大のパフォーマンスを発揮する可能性すらある。さらに言えば、長いスパンで見た場合、人口の都市部への集約を加速させる作用すらもたらすかもしれない。 すでに諸外国では徒歩配達が始まっている これまでウーバーイーツの配達員は主に自転車を使って料理を配送していた。一部の配達員はバイクを使っているが、自転車やバイクで配達するには、事前にウーバーへの車両登録が必要だった。2021年6月21日からは、登録用アプリで徒歩での配達に切り換えることが可能となり、今後、新たに加入する配達員は徒歩のみでも配達が始められる。 自転車による配達の場合、駐輪する手間がかかるほか、階段や細い路地

    ウーバーイーツの「徒歩配達」が日本社会を激変させる、その「意外なメカニズム」(加谷 珪一) @gendai_biz